元進学校の落ちこぼれが語る「やってはいけない副業」「やるべき副業」
皆さんこんにちは、ダンです。
コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で時短営業を強いられる飲食店や、休業するお店も出てくるようになりました。
コロナ廃業と言われる言葉も新しく出てきたり、飛び込み営業なんてもってのほか…
などなど、企業活動に於いては依然として強い向かい風が吹いているような状況です。
会社の経営は傾いていないけれど、業績は悪化して賞与が減額された…なんて声もチラホラ聞きます。
そうすると今まで保たれていた生活のバランス、収入と支出のバランスが崩れてしまい何とか赤字を埋めようと副業を考える人も増えてきました。
会社で副業を禁止している古臭い会社もまだまだ沢山あるようですが、だったら副業しなくても生活出来るだけの給料、最低でも全従業員に年収600万以上払ってから言いやがれ、と口の悪いダンなら言ってしまいそう(笑)
それはさておき、副業には興味があるけど具体的には何をしたらいいの?という方も結構多いと思います。
今日は、そんな副業について一緒に考えていきましょう。
副業に関する考え方
副業には2つのタイプがある?
ネットで調べてみると、副業にはどうも2つのタイプがあるようです。
というわけで、これを見て学んでね♪
うわあっ、手抜きだ(笑)
という冗談はさておき、先日のキャリア形成に関する記事でも少し書きましたが、自分の人生の中でどう生きるかという方向性を明確に決め、それを達成する手段として副業をすることは、これからの時代必要でしょう。
副業のタイプについてはまこなり社長も動画で語っています。個人的にまこなり社長は好きではありませんが(笑)、それでも彼の言っていることはそのとおりだと思います。
副業をやろうとした際にまず考えるのが、まこなり社長の言う
①スキル型(自分の時間をお金に変えるやり方、コンビニバイト、交通整理のバイトなど)
②ストック型(不労所得型)
ですが、①については本業とのシナジー効果が見込めない限り、やってはいけない副業だとダンは考えます。
昼間はサラリーマンとして働き、夜はスーツを脱ぎ捨て制服に着替えてバイト…
なんてことは絶対にやってはいけない副業パターンです。
いや、これはもはや副業ですらない、ただのダブルワークです。
自分の貴重な時間を切り売りして、自分の価値以下のお金と変えているだけの作業。
本業に活かせるスキルが身につく訳でもなく、むしろ疲労が残った状態で本業を行うことになり
何もいいことがありません。
では②か、というとこれも考えようで
これを鵜呑みにしてFXや株式投資に突っ込んでいくのは大変危険です。
MLMなんて論外ですね(笑)
何故なら、無知の状態で勝てるほど投資は甘くないからです。
手元に残るお金を増やしたいから副業を行うのに、それを減らすリスクを背負ってやることは副業とは言えませんよね。
よくSNSで○○で月収△△万稼ぎました!というアカウントさんを見ますが、これは99%嘘なので信じないようにしましょう。ごく一部本当に稼がれている方もいるみたいですが。
ブログで稼ぐという考え方もあるのですが、本質でないように思います。
…とまぁちょっと否定しまくりな書き方になってしまいましたが、それは何故かと言うと。これから書くことをきちんと頭に叩き込んで欲しいからです。
副業を足し算だけで考えていないか
今日言いたいことはこれです。副業副業、と言っている人の話をよくよく聞いてみると、
ほぼ全ての人が「お金を稼いで増やす」という視点で考えているように感じます。
でもちょっと待ってください、とダンは言いたい。
副業をやる目的ってお金を稼ぐことですか?
手元に残る現金を増やす為の手段でしかないですよね?
という点から考えると、実は副業ってわざわざ本業とは別で違う仕事や作業をして、お金を稼ぐだけが手段ではない、ということに気づいて頂けると思います。
では具体的にどういうことか解説しましょう。
引き算して手元にお金を残すことだって立派な副業
タイトル通りですね。
まず入ってくるお金と、出ていくお金をよく見直してみましょう。
単純に収入-支出=手元に残るお金ですから、
実は支出(特に固定費)を下げることも副業になりうるわけです。
大きな所でいうと家賃、光熱費、通信費、交際費あたりでしょうか。
持ち家の場合は別ですが、賃貸の場合、例えば家賃の安い所に引っ越しすることは出来ないか?という話です。
それ以外にも例えば通信費、特にスマホで月に5,000円以上使っていないか、ネット代で無駄な出費をしていないか、など。
ちなみにダンはスマホのプランを最近楽天モバイルに変えました。iPhoneは2016年にandroidに変えて以降一度も使っていません。単純に機種代を含めたお金が勿体ないからです。
ネットの料金も定期的に見直し、安いものに変えて行っています。解約料金とイニシャルまで計算して、利便性と両立するかまで考えてから選んでいます。
たったこれだけで年間に3万~4万円節約が出来たりします。
時給1,000円で働くとすると、30時間バイトするのと一緒。
やらない理由ありますか?という話です。
先程も言ったように、副業は手元に残るお金を増やす手段の一つなので
固定費を下げることも実は立派な副業です。
引き算からでも副業は出来る、という点を見落としている人は案外多いです。
本業で成果を出す為に行う勉強、読書は副業という名の「投資」
スキル型を副業として行うのは本業にシナジーをもたらさない限りオススメしないという話をしましたが、
副業として本業で成果を出す為の投資は全然アリ、いややるべきだとダンは思います。
それも、お金を使った投資ではなくて「知識の投資」であることが重要。
どういうことかというと、資格の取得や読書等の「知識を入れる作業」です。
副業は手元にお金を残す為の手段である、という話ですが先程の引き算と違って、今度は足し算の話。
ただし、足し算と言っても副業でお金を稼ぐのではなく
本業で成果を出し、本業で昇給、昇進させる為に行う活動を便宜上「足し算」と言います。
副業は収入から支出を引いて、手元に残るお金にギャップがある場合、
それを埋め合わせる為の手段として行うものと言いましたが、
本業で成果を出し、収入を上げて手元に残るお金を増やすことが出来れば副業はする必要がなくなるわけで
その本業で成果を出す為に「読書をしたりして見聞を拡げ、本業で成果を出す為の準備をする」ことも立派な副業(というよりも投資)だと考えます。
若い世代(U-30)こそ勉強、読書という副業(投資)を積極的に行うべき
副業の話をずっと書いてきましたが、特に若い世代(U-30)は副業を短期的な収入の増減ではなく、長期的に大きく伸ばせるか否かの視点で考えるようにしましょう。
1,000円拾って1万円を捨てるようなことをしてしまっては、本末転倒ですから。
副業はあくまで副業であり、本業をサポートする為の手段でしかありません。
これから何十年とビジネスパーソンとして生きていく上で、特に若い世代がやらないといけないことは目の前の本業に集中し、力を蓄えて相対的なビジネス力を上げること。
これを怠って、目先の副業に力を入れて本業を疎かにすると年齢を重ねるごとに悲惨な未来しかやってこなくなります。
その為には沢山の本を読んで、ノウハウや考え方の原理原則を正しく理解し
仕事で実際にアウトプットし続けていくこと。
突き抜けたいなら、最低でも月に3冊ぐらいは本を読みましょう。
全部新刊で買わなくても、ブックオフやAmazonの中古で買えば
月に1,000円ちょっとで沢山のノウハウを手に入れられることが出来ます。
この1,000円で得たノウハウは、自分が本業で大きく成長し、成果を出す為の投資だと思って下さい。
そのノウハウを本業でアウトプットし、成果として残せるならば立派な副業です。
また、そもそも本業から背を向け、副業に逃げ込んでいたらQOLが上がるはずありません。
QOLを上げる、経済的自由になるには、不労所得を得て労働時間を減らすことではなく
自分のカンバンで稼ぐことが出来るスキルを早く身につけて、自分で仕事を選べる環境を作ることです。
ダンはサラリーマンコンサルタントとして活動していますが、厄介な案件にはNOと平気で言いますし
自分のQOLを下げるリスクのある仕事は基本的にお受けしません。
そんな状況であっても、年間に1,000万を超えるサラリーを会社から頂けているのは
単純にそれだけのスキルやバリューを会社に提供しており、かつ他に好きなことが見つかれば
いつでも違うステージに行ける、という確固たる自信があるからです。
それを下支えしているのが営業力であり、本で学んだ経営に対する知識であり
これまで積み上げてきた実績、クライアントからの評価です。
ダンは本業以外で副業はほとんどやったことがなく、せいぜい積立NISAやideco、
あとはAIがやってくれる株の投資、それも100万程度で、それ以外は読書を自らの副業と位置づけて取り組んでいます。
だって、読書で得た知識は年収に比例することが経験上わかっているから。こんな効率の良い投資を他に知りません。
まとめ 副業は計画的に、足すことだけが全てではない
つらつらと書きましたが、副業はこれから生きていく上で行う手段の一つです。
ですが、タイミングや手法についてはきちんと吟味した上で行うようにしましょう。
副業に熱を入れすぎて本業が疎かになってしまった…なんてことがないように。
それではザラッと今日のおさらいです。
やってはいけない副業
自分の時間を切り売りするだけのもの、本業とシナジーが見込めない作業や、スキルアップしないもの
投資、MLM、ブログで不労所得…という甘い言葉で誘ってくるもの
やるべき副業
家賃や通信費等固定費の見直し、削減(副業は足し算ではなくて、引き算でもOK)
本業への投資(読書、勉強)
本業にシナジーが出る、スキルアップが望めるもの(接客を学ぶ為に販売スタッフになる、経理を学ぶ為に事務のバイトをする等)
こんなところでしょうか。なんか今日は上手くまとまらなかった感じ。申し訳ない。どっかで気づいたら修正します。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
自らの成長を信じ、頑張り続ける貴方を、今後も全力で応援し続けます。
ダン