失敗を恐れる人達に伝えたい、人生・仕事における量と質の話。

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皆さんこんにちは、ダンです。

GWも終わり、お仕事に向き合えている人もいれば、

5月病という言葉もあるように仕事に向き合えない人もチラホラいるのではないでしょうか。

あるいは新社会人になり、自分が思い描いていた仕事とは少し方向性がズレ、困惑している人もいるかもしれません。

今日は仕事をしている中で誰しもが直面する、成功と失敗についてのお話をしようと思います。

失敗が大好きで仕方ないという奇特な方は世界中を探してもそんなに多くないでしょうし、成功と失敗どちらかを選べ、と言われたら99%以上の方は成功を選ぶでしょう。

誰しもが成功したくて出来ることなら失敗を避けたい。これが真理だと思います。しかし、ここで一つの疑問が私には浮かびました。

ダン
ダン

人は失敗をどう捉えているのだろう?

失敗することが怖くて仕方ない、そんな人がダンの周りにもいます。

今日は、これを読んで貰った人に失敗に対するイメージを変えて貰えたらいいなー、と思って書こうと思います。

では、早速行きましょうか。

目次

何故若いうちに失敗をしないといけないのか

若いうちに沢山挑戦して、失敗しなさいという話を、もしかしたら上司の方から聞いたことがあるかもしれません。

これ、何でか考えたことありますか?というのが最初の話です。

ちなみに、何でだと思います?(二度目)

単純に顧客目線で考えてみましょう

取引先の社長や部長が、やることなすこと失敗しまくる方だったとしたら、あなたは安心してその会社と取引をしようと思いますか?

また、例えば同じ失敗を

①入社して日の浅い若手の子

②その上司

③社長

がしたら、あなたなら誰に対して寛容になろうと思いますか?

これで何となくイメージついたんじゃないでしょうか。

失敗って、若い人の特権なんです。相手の年齢があがるごとに、役職が大きくなっていくごとに、どんどん失敗に対して不寛容になっていくものなんです、人間って。

例えば、見積もりを出す際に数字のケタを1つ間違えていた、という事象に対して考えてみましょうか。

新人や若手がやったミスなら、お前ちゃんと見ろよ、と怒られてオシマイなんです。まぁ実際には絶対にやってはいけないミスで、ダンも駆け出しの営業の頃これをやったことがあり、相手の社長に大層怒られました(^^;

しかし、例えばこのミスを部長や社長がやったらどうなるでしょうか。

想像つきますよね。彼らがやった時点で会社の信用とか契約継続、打ち切りの話まで吹っ飛ぶんです。

つまり新人がやる失敗なんて知れている、という話です。

だから沢山かすり傷レベルの失敗(会社が何とでも火消し出来るレベルの)をして、きちんと向き合い、再発防止を講じて、キャリアや役職が上がっていく時にミスをしないようにしなさい、という意味で

若いうちに沢山失敗をして、そこから成功するヒント学びなさい

と言う訳なんですね。それでも失敗が怖いという方は、

貴重な20代を失敗を恐れ行動しないまま歳をかさねて、40代、50代になってから基礎的な失敗をしまくって、周りから白い目で見られるのを覚悟で生きていく超ハードモードな人生設計を描いているんでしょうか(笑)

失敗するなら、若いうちの方が絶対に温かい目で見て頂ける確率が上がります。勿論だからといって何もかも失敗する前提で動いてはいけないのですが。

幼稚園児や小学生の子が敬語使えなかったり、常識がなくたって怒る人ほとんどいませんよね?

別の記事でも書いていますが、20代は細かいことを考えずビジネス戦闘力をとにかくブチ上げていく大切な時期で、ここをサボると、30代、40代で大きな成果、成長曲線を描いていくのがどんどん難しくなります。

上手くいくとか、いかないとか、そんな細かいことに囚われてる場合じゃなくて、とにかく目の前の仕事をこなしまくって、コツを身体に染み込ませる時期な訳です。

ハラスメントに敏感なこのご時世、あまりきついことは言えませんが、

つべこべ言ってる暇あったら1件でも多く電話かけろ、商談しろ、上司から仕事依頼されるように動け、ということです。

そもそも失敗の定義は?

それでも失敗を恐れる理由は何でしょうか。

20代の人達に話を聞いてみると、周りに出来ないヤツだと思われないか、無能だと思われないかなどが理由として挙げられました。

そんなことが挑戦すること、失敗に対するハードルを上げているようにダンは感じます。

是非、そんなあなたにはこう考えて欲しいと思います。

成功と失敗は分岐なんてしていない。成功というゴールの途中にあるハードル、それが失敗なんだと。

だから失敗しなければ当然成功もしない、というロジック。私はこのGACKT氏の考え方、非常に好きです。この考えが身につけば、そもそも失敗=ネガティブなもの、という考え方が無くなります。

失敗=この方法では成功に辿り着かない、とヒントを与えてくれるもの、経験値集め

と捉えるだけでも十分前向きになるのではないでしょうか。

失敗した数だけ成功に近づくと考えることが出来れば、失敗に対するネガティブなイメージは大幅に減ると思います。

バットの振り方も知らない人が、ホームランの打ち方などわかるわけない

野球というスポーツを知らない方は殆どいないと思います。

スポーツは、基本的にどの種目も練習した時間、質に比例して上達していきます。

初心者が余程の幸運がない限り上級者やプロに勝てないのは、彼らが練習で沢山失敗しているから、というのは容易に想像出来ますよね。

では初心者が上級者やプロに追いつく為にはどうするかというと、当然練習しないといけないわけです。これはビジネスでも同じですよね。

いやー空振りしたらダサいし怖いんで、バット振りたくないっす。でもホームランは打ちたいっす。

という方がいたら、あなたならどうやって彼にアドバイスしますか?

いやいやバット振れよ!振らないと何にもわかんないだろ!と即座にツッコミ入れますよね。

これ、ビジネスも全く一緒です。

失敗が怖いからやりたくないです。でも成功はしたいんです。

という人は、バットを振らずにホームランの打ち方を考えている人と本質的には一緒です。

同じ効率で100回バットを振った人と、10000回バットを振った人なら、どちらが上達するでしょうか。言うまでもありませんよね。

また、例えばプロ野球選手になって一番バットを振る回数の多い時期はいつかと言えば、当然入団してすぐですよね。

ビジネスでも一緒です。

やらないことには上手くならない。差を埋めたい、差をつけたいなら、数をこなさなくてはならない。

ホームランを打ちたいなら、ホームランが打てるだけの行動をしなくてはなりません。

20代はとにかく量にこだわるべき、質は量に比例して高くなっていく

バットを振る、ということを例え話としてご紹介致しました。ヒットを打つ、ホームランを打つ為には練習が必要だと言うことをビジネスに置き換えると、20代はとにかく振られた仕事は全部引き受けるくらいのつもりで取り組むことが必要だとダンは思います。

ダンが現在中小企業とは言え経営者の方とお話をし、仕事を頂けているのは20代の頃、仕事に時間を全振りして駆け抜けまくった経験があるからだと断言出来ます。

泣きながら、サボりながら、腐りながらでもやった飛び込み営業。

超ブラックの大手教育会社で、吐血したり心が壊れる寸前まで行きながら25歳で支店長になり、朝10時~夜中4時までの仕事を3年間続けたこと。

マンションの建築営業という、営業としては一番難しい仕事に自ら飛び込み、そこで成果を上げたこと。

今思い出しても苦い気持ちになることの多い過去ですが、それでもそこでの経験が今の自分を支えてくれているのは疑いようのない事実です。

予め断っておくと、長時間働いたりブラックな環境に身をおいて働くことそのものを肯定しているわけではありません。

人が遊んだり寝ている間、仕事をして、本を読んで、考えていた。

ここまで来れたのは(まだまだ発展途上で、上を目指していますけど)本当にそれだけのことを地道にやってきたからだと思います。

ダンに特別優れた能力があったかというと、決してそうは思いません。新卒で入った会社でも、最初の1件契約取るまでは、同期の中でも少し遅い方でしたから。

それでも沢山お客さんの所に飛び込み営業をすると、やってはいけないことや言ってはいけないことが少しずつわかってきました。

1日15時間以上仕事をする会社にいると、当然沢山の仕事に触れる機会があります。そして、沢山チャレンジ出来ます。やっていくうちに、コツがわかってきます。

人より沢山の量をこなしたことで、良い悪い、上手く行く行かないの判断が早くなっていることにある日気づきます。

量が質を作るんだとこの時に感じました。

先程の野球の話もそうですよね。

100回バットを振った人と、10000回バットを振った人では、どちらがより「あ、これはダメだな」と失敗に気づきやすいのか、という話です。

現在コンサルタントとして経営者の方にアドバイスをする時も、この時の膨大な経験、そして蓄えてきた膨大な知識から答えを導き出す為、机上の空論で終わらず具体的なアクション、そして成果に繋がっているという評価を頂けているのだと思います。

毎日15時間以上働いたら、普通の人の倍仕事してるってことですからね。3年間積み重なると、単純に6年分の仕事をしていた、ということになりますからね。365日中350日は仕事してましたからね。

冗談抜きで、当時はサイバーエージェント藤田社長の創業当初より仕事してたと思います。別に意識してたわけではないんですけども。

身体がぶっ壊れない程度に、20代の頃は量を追いかけましょう。

最近はホワイト企業も増えてきて、物理的に残業が出来ない会社も増えてきています。それ自体は非常に喜ばしいことなのですが、同時に成長する機会が減ってしまうことと同義だと感じています。

会社で長い時間働けないのであれば、帰宅してから学ぶ、練習することが必要となってきます。

本を読んだり、今日やった仕事を振り返ったり、1年後、3年後にやりたいことと、現状とのギャップを冷静に見直すだけでも、十分周囲と差をつけることが出来ると思います。

こんなことも意識しながら過ごしてみて下さい。

まとめ

ということで、今回言いたかったことは

①そもそも失敗は恥ずかしいことではなく、経験値を積み重ねる為に必要な作業であること

②20代のうちに沢山経験する(成功、失敗含め)ことで、30代以降加速的に成長していく

③20代でそれをサボると、30代以降やらなくてはならず、成長が鈍化する

④沢山数をこなした人間が最後には勝つ

 

ということです。

バットを沢山振れ!誰よりも!イチローを越えたかったらイチロー以上にバットを振れ!

ですね。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

日々成長するために努力し続けるあなたを、これからも全力で応援します。

ダン

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