進学校の落ちこぼれこそ自分史を作成すべき3つの理由。
こんにちは、ダンです。
自分史を作ることの重要性については、以前こちらの記事でも記載させて頂きました。(参考ページはこちら)基本的には業種を問わず、誰もが自分史を作成するべきだとは思っているのですが
何故進学校で落ちこぼれた人こそ他の方々よりもやるべきなのかという点についてですが、今回は3つの観点から話を進めていきたいと思います。
結論から言うと、進学校で落ちこぼれた人が悲惨な末路を迎えない為に、自分史を作る3つの理由は
- 自分の強み、弱みを見つけられることが出来る
- 自尊心の回復
- 自分軸を作り、QOLを上げる
だと考えています。進学校で落ちこぼれた人が持っているメンタリティで代表的なものとして、
入学時点では成績が良くてちょっと周りを見下していたのに、そこであぐらをかいてしまい卒業時点で周囲が自分よりもいい大学に行ってしまい、自分自身が情けなくなり自信を見失ってしまった
が挙げられると思います。
でも一度立ち止まって冷静に考えて欲しいのです。というのもその結果が一体何の原因によってもたらされたのか、という話があるからです。
自分の怠慢なのか、自分も努力していたのだけれども、相手がそれ以上に努力したのか。それをきちんと整理しないと、恐らくこのいやーな感情は一生あなたに纏わりついていくでしょう。
だからこそきちんと整理して、自分自身の手でケリをつけて欲しいのです。そうするには、自分が歩んできた歴史から一つずつ自分の足取りを追いかけ、咀嚼していくしかありません。
でも大丈夫。
恐らくこれから紹介する理由を一つずつ理解し、実際に作って見ることで上記のような悩みは綺麗さっぱり飛んでなくなるか、相当軽くなるでしょう。ワクワクしながらこの3つの理由を読んでいって下さいね♪
自分の強み、弱みを見つけられることが出来る
進学校の落ちこぼれが悲惨な末路を迎えない為に、自分史を作成するべき理由の1つ目は「自分の強み、弱みを見つけられることが出来るから」です。
自分史は、自分が産まれてから現在に至るまで丹念に足取りを追いかけていく作業ですが、そこでは良い思い出も、そうでない思い出も生々しく追いかけます。
幼稚園のかけっこで何位だったか、お遊戯は上手く出来たか、幼稚園の先生のおたより帳にはどんなことが書かれていたのか…という内容から、
小学校の頃から得意だった科目は何か、中学校では、通知表は、部活は…初恋の子は誰だったか、どんな行動を取ったのか、どんな結果だったのか
まで振り返っていきます。すると、見えてくるのです。
自分ってどんな人間だったんだろう、どんなことが得意で、どんなことが苦手だったんだろう、どんな時に輝いていて、どんな時に落ち込んでいたんだろう…
ということがもう手にとるように。見えてくると、これはもうやった人にしかわからないのですが、感動します。ガチで。それくらい自分のことを客観的に見る、ということは大事です。
そして自分が生きてきた歴史を辿りながら強み、弱みがハッキリと見えてきたら、きちんと整理をすることが大事です。自分の強みってこうなんだ、こういう所弱みなんだ…という感じで。
整理がある程度完了したら、今度はその強み・弱みとの向き合い方になるのですが、結論から言うと自分の強みにフルベットです。オールインです。
フルベットする理由は至ってシンプルで、「同じ時間を投下するのであれば、強みに投下した方が圧倒的に成果が出やすく、コストパフォーマンスが高いから」以外の何物でもありません。
また勉強と違って、英語が嫌いなら英語を使わないで生きる方法が、数学が嫌いなら数学を使わないで生きる方法が社会には山ほどあります。
嫌いな科目を悶々としながらやるよりも、得意科目に勉強時間を集中的に投下した方が成績が上がりやすいのはイメージ出来ると思いますが、それと理屈は一緒です。
苦手は一旦放置しましょう。苦手と向き合うのは、放置出来ない段階になってからで大丈夫です。まずは得意を伸ばす、という目的の為に自分史を作り、強み・弱みの整理をしましょう。
自尊心の回復
人生山あり 谷あり…とはよく言ったものですが、本当にその通りだとこの歳になって感じます。大学受験から約20年経過した今だからこそ、大学受験の失敗なんて長い人生の中で見れば取るに足りない
と断言出来ますが、それでもその当時は「人生終わったわ」と思ってましたし、それくらいのインパクトでした。恐らくこれを見て下さっているあなたも、そんな思いを抱えたことでしょう。
だからこそ自分史を作ることで、失敗した所だけでなく、自分の成功体験をもう一度掘り起こして、自分が生きてきたこと、やってきたことに対して誇りを持って欲しいのです。
失敗したならば次失敗しないようにすればよいだけ、という至ってシンプルな話なのですが、そもそも自分自身に対して自信が持てなかったり、受験の失敗=人生の失敗
みたいな誤った方程式を頭に刻み込んでしまうと、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。失敗をいつまでも引きずって立ち直れない=人生の失敗なので、
まずは失敗した事実を受け止めるだけでなく、上手く行ったこともきちんと認めてあげて、オレって自分なりに案外頑張ってきたじゃんってメンタリティにまずは戻しましょう。
そこまで自尊心が戻ったら、80%は上手くいくことが確定したようなものです。
自分軸を作り、QOLを上げる
①、②がきちんと出来ると、自分の中で軸が出来上がります。
強みを生かしていくには何をしないといけないかが明確になった、自分は確かに苦手なこともあるけど、得意なこともあるし、その点ではきちんと成果が出せた
という所まで見えてきたら、あとは淡々とやるべきことを定めて、愚直に積み上げていくだけです。
弱みに時間を使う必要は今の時点ではありません、強みにひたすらオールインして仕事を探し、仕事に取り組みましょう。
好きだから成果が出る、という考え方もありますが、ダンの考え方としては成果が出てから好きになってもいいと思ってます。成果を出すにはそうですね、強みで勝負しないとダメでしたね。
しっかりと強みを尖らせ、仕事に取り組んでみて下さい。強みを伸ばして成果が出て、周囲からも認められると、受験に失敗したことなんて本当にどうでもよくなり、
結果的に自分のQOLが爆上がりします。そして気づくはずです。QOLを上げるにはお金でもないし、学歴でもない、自分が自分らしく生きて、成果を出しながら楽しんで生きることだと。
そこの境地まで達したら、進学校で落ちこぼれたことによる最悪の末路は回避です。いや、というか進学校で落ちこぼれたことなんか黒歴史としてゲラゲラ笑って周りに話せるようになります。
だっていくら高学歴で高収入だって、毎日つまらない仕事して、会社と家を往復するような仕事してたらQOLなんて上がりませんからね。人生で生きる目的は高学歴や高収入を得ることではなくて、
自分をありのまま表現し、楽しく生きることですから。
それを実現する為に是非自分史作りに取り組んで下さいね♪
今日のまとめ
①進学校の落ちこぼれ程自分史を作成し、過去の自分と真摯に向き合い自分の強み弱みを理解し、強みに徹底的にフォーカスし、強みで切り開く未来の明るい自分をイメージすべし。
②自分史を作成しながら、ダサい自分もきちんと認めてあげながら、己の自尊心を取り戻すべし。自尊心が取り戻せたら80%は成功したも同然である。
③自分の強みを正しく理解し、ひたすら仕事に打ち込み、成果を出し、評価されるべし。QOLを上げ、自分が自分らしく楽しく生きる道こそが、進学校で落ちこぼれたキミのこれからの使命であると心得よ。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
これからも頑張り続けるあなたを、全力で応援し続けます。
ダン