進学校で落ちこぼれてもビジネスで高学歴組に大逆転出来る3つの理由。
進学校で落ちこぼれたら、末路はもう負け組の人生…
この記事を見ているアナタも、もしかしたらそんなことを考えているのかもしれません。
過去の記事でも書きましたが、別に進学校で落ちこぼれてショボい大学に行ったから人生が終わりという訳ではないですし、やり方次第で全然社会人でもやり直せる、どころか同級生の優秀層をぶち抜くことは全然可能です。
駅弁大に行った同級生なんかやり方次第で半年もあれば簡単に逆転可能です。
ダンも最終的に学年400人中350番程度の成績で卒業をしましたが、卒業して20年近く経過する今、稼ぐ年収は学年の中でもトップ10%に入っていると断言出来ますし、世間での知名度や実績を考えるともしかしたら学年トップ10どころか、トップ3に入るかもしれません。
ダンは天才だったからここまでの実績を残せたのか、という話ですが、高校時代の成績同様ダンも社会人に出てからポンコツのフルコースのようなアウトプットをしまくって様々な挫折を味わって来ましたし、最初から自分が優秀だったとも思いません。
じゃあなんで進学校で落ちこぼれたダンが社会に出てそれなりに悲惨な末路を迎えることなく、ある程度経済的に余裕のある生活が出来ているのか…
今日は再現性の高いロジック、理由を用いて
を、3つの観点からお伝え致します。
①そもそも進学校出身者全員がビジネスマンになるわけではない
逆転出来る理由その1が、全員が全員一般企業に入社して仕事をするわけではない、というところです。
医学部行った同級生、わざわざお医者さんになる道を放り投げて一般企業に入ってきますか?入ってきませんよね。医学部行った同級生は、そのままお医者さんになってそれなりに裕福な生活するでしょう。
要するに、同級生のうち何割かはビジネスマンではない違う道に進んでしまう訳です。医者しかり、国家公務員、地方公務員、ポスドク…
ちょっと悔しいけど、医学部→医者、国家公務員一種の同級生にビジネスで勝とうとするとそれなりに大変です。簡単に年収1,000万円の壁越えてきますから。積年の恨みとばかりに彼らにも牙を向けて逆転を狙ってもよいですが、それなりに返り血も浴びる可能性あるので自己責任で。
基本的に医者や国家公務員一種に行くような優秀な層とは、戦わずに仲良くしておいた方が賢明だとダンは考えます。だってその方が自分の利益になる可能性が高いから(笑)
ちょっとしたたかなモノの言い方ですけど、社会に出た時には敵に回していい人と、敵に回したらいけない人、というのが間違いなく存在します。そこはしっかり押さえておきましょうね。
逆転を狙う層は理系大学院→研究職行くような層と、文系→地方公務員に行くような層。
断言します、この辺りの層はきちんと取り組めばビジネスで簡単に逆転どころか圧勝出来ます。
何故かというと、彼らは「ビジネス」ではない世界で仕事をするから。
地方公務員になった同級生のうち、果たして何人がキミより高い営業力を持っているでしょう?
研究職になった同級生で、1人でキミより多くの売り上げを作ることが出来る人は何人いるでしょう?
社会人になってすぐであれば小さな差かもしれませんが、3年、5年、10年…と時間が経過していくと、どんどんこの差が大きくなっていきます。
頭がいいことと、ビジネスの場で売上を作ったりスケールアップさせる能力は全く別物である、ということが社会人になってからの時間の経過と共によくわかると思います。
結論優秀な層の結構な割合がビジネスとは畑の違う所に行ってしまい、同じ土俵に立たなくなること(勝ち逃げされたみたいでちょっと癪ですけどね)、正味の同じ土俵で戦うメンツは勉強してた時よりもだいぶ手薄、という構図になります。
進学校で落ちこぼれてもビジネスで高学歴な彼らを逆転出来る理由の一つは
みんながみんなビジネスをするわけではなく、しかも優秀な層程違う世界に行きがち
だからですね。
②勉強とビジネスはルールもアプローチも全く違う、「ゲームチェンジ」が起きる
勉強が出来る人は仕事もそのまま出来る
が、必ずしもイコールでないことはこれを見ているアナタも何となくイメージしやすいでしょう。
勉強で高得点を叩き出すことと、ビジネスで高い成果を出すことは根本的に似て非なるものです。
これがそのまま逆転可能な理由の2つ目に直結します。何が根本的に似て非なるものかというとアプローチ方法で、具体的に決定的に違う点は
勉強は短所を克服し、積み上げないと点数が上がらないのに対し、ビジネスは長所を伸ばさないと成果が出ない
ところになります。
例えば数学は東大に入れるレベルの学力があるのに英語がからっきしダメなA君が社会に出て英語を重点的に使う仕事を始めた場合と、
逆に数学からっきしダメだけど英語は東大に行ける学力があるB君が、前者と同じ会社に入った場合だと
より高いパフォーマンスを1年後に出せるのはどちらか?
という話です。
この場合A君は完全に自分の強みを理解出来ておらず、かつ強みを活かせない会社に入ってしまった為、進学校では落ちこぼれなかったかもしれませんが、会社で落ちこぼれる可能性は極めて高いです。
これが冒頭でご紹介した「ゲームチェンジ」ですね。
こうなってしまう前に自己分析が必要だったのが大前提ではありますが、この状況でA君が取るべき行動は
「苦手な英語を勉強してB君に追いつくこと」
ではなく
「得意な数学を仕事で使える会社に転職して、B君よりも成果を出すこと」
となります。
特に優秀な大学を出た人程、出来ない仕事や苦手な仕事が出来た時に、勉強同様頑張って克服しようとする傾向があるようにダンは思います。
勿論何でもかんでも逃げることはよくないですし、場合によって苦手なモノに向き合うことも必要なのですが
ビジネスは得意な分野にどれだけリソースを突っ込めるかで成果が全然変わってくるので、基本的に投下する時間は得意8割~9割で、不得意1~2割にするべきです。勉強だと真逆だよね。
勉強にもルールがあるように、ビジネスにもルールがあります。しかもそのルールは、勉強みたいにカッチリとしたものではなく、極めて自由性が高いくせに、残酷な程結果や成果でしか判断されない、というもの。
勉強の延長線上でビジネスに向かい合うと、学業が優秀だった人でも平凡なビジネスマンになってしまうのは、こういうのが理由です。
戦う場所を間違えると勉強以上にシビアになるのがビジネスです。絶対戦う場所は間違えたらダメよ。逆に戦う場所さえ間違えなければ、テストで点数を取る以上に楽しい世界が待ってます。
ちなみに上手くいかないなと思ったらすぐに環境を変えることはとても大切です。今すぐに転職する意志がなかったとしても、転職サイトには必ず登録をし、1か月に1回、最低でも3か月に1回は職務経歴書等を更新することをダンはおすすめします。
そうすることで企業からのオファーも来るし、自分のやっている仕事や能力がどんな業界で必要とされているか、客観的に見えてくるからですね。
↓このあたりの転職サイトはサクッと登録しておきましょう。↓
③「最後までそこに倒れず立ってた奴が勝ち」優秀だから勝つ訳ではない
②とも繋がりますが、最終的に逆転出来るのは「最後まで継続出来た人」です。高校から大学受験までは、誰でも3年間(浪人すれば話は別ですが)という時間が平等に与えられて来ましたが
ビジネスに関しては〇年以内に成果を出さないといけないというルールはありませんし、同じ環境にいなくてはいけない、というルールもありません。
なので成果が出るまで泥臭く粘り続けて、成果を出せばよいのです。3年かかっても5年かかっても、10年かかっても。彼らより大きな成果を出し、インパクトを世間に出せたならば、その時点であなたの勝ちです。「絶対に逆転するんだ」という強い気持ちで仕事に取り組みましょう。
また、高学歴を得た彼らも人間です。仕事で精神的に病んでしまって再起不能になってしまったり、プライベートなことで落ち込んだりすることもごくごく当たり前におきます。
むしろ学生時代からきちんと成果を出して来た優秀な層こそ、社会に出て上手くいかないことに直面した時の耐性は強くないように思います。
私たちのように社会に出る前に進学校で落ちぶれ、散々辛酸を舐めてきた層と比べると随分と温室育ちであることも多いです。周りも賢くて穏やかで、私たちみたいにハメ外してバカやったりしませんからね。
でもそれはあくまで大学というコミュニティだけでの話で、当たり前ですが社会に出たらバカばっかりです。むしろバカの方が多いのが世の中であり、ビジネスです。心得ておきましょうね。
最終的にビジネスは温室育ちの賢い人よりも、雑草のようにしつこくて、生命力がある挫折経験組の方が勝ちやすい傾向にあります。今は負けてるからって諦めないで、しつこくしつこく喰らいついていきましょうね。
まとめ
進学校で落ちこぼれても悲惨な末路を迎える方ばかりではなく、頑張り次第やポジショニングで高学歴の同級生を逆転することがご理解頂けたかと思います。
1.ビジネスの戦場にそもそも優秀層がいないから戦う相手は受験勉強時よりも随分と小粒になる
2.勉強で結果を出すこととビジネスで結果を出す能力は違う為、長所を尖らせまくって戦うこと
3.最後にその場で立ってた奴の勝ち、自滅する相手も多い、しつこく粘り強く我慢比べに持ち込むこと
ですが、おそらく逆転を目指して仕事に打ち込んでいくうちに、アナタはこんなことに気づくでしょう。
って。おめでとうございます。そのメンタリティになれたら、もう進学校で落ちこぼれた事実なんて一切気にすることなく生きていくことが出来ますよ。
最終的に、あの時落ちこぼれたり、失敗がなかったら今の自分はいない
とまで思えるようになったら、メンタル的には完全に「勝ち組」です。是非そこを一緒に目指していきましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからも頑張り続けるアナタを全力で応援し続けます。
ダン