ストレングスファインダーは無料?診断結果 着想と戦略性の活かし方
自分の強み、って聞かれて即答出来る人ってどれくらいいるんでしょうか。
また、即答出来たとしてもそれが間違いなく強みだと断言出来る根拠まで添えて言える人って、どれくらいいるんでしょうか。
きっとこの記事を読んでいるアナタも
自分の強みが何なのかよくわからない
自分の強みはわかったけど、活かし方がよくわからない
着想と戦略性って何?その活かし方って?
と言うような漠然とした思いを抱えていることと思います。
この記事では、
自分の強みをしっかりと理解すること
理解した上で活かしていくこと
筆者(ダン)の結果に出ていた着想、戦略性のビジネスでの活かし方
について紹介していきます。
ストレングスファインダーの結果と活用方法
ストレングスファインダーってそもそも何?
ストレングスファインダーって一体何?という話ですが、公式サイトにある
に記載されている、34の素質を組み合わせて自分の強みを得るものになります(ストレングスファインダーと言う呼称の方が有名ですが、現在はクリフトンストレングスと呼ばれているみたいですね)
基本的に有料での診断となります。下記の本を購入し、そこに記載されているコードを入力することで診断出来るようになります。
中古本でもコードがあれば格安で診断出来るのですが、ほぼ間違いなくコードは使われているので、購入は新品をオススメします。
診断時間は約30分程で、質問に対し1~5までの「非常にそう思う」「全くそう思わない」の中で当てはまるものを選んでいく形です。
34のうち上位5つまで教えて貰えますが、34つ全て知ろうとすると更に追加オプションを支払う必要があります(10/15時点で5,850円でした)
34を知ると更に細かく分析出来るんでしょうが、34を全部順位付けした所でそれほど効果があるとは思えませんので、本を買ってそのコードのみで良いと思います。
5つの結果が、自分が持っている「本当の強み」
診断を終えるとこんな結果が表示されます。
上記はダンが実施した際の結果となりますが、1~5の順番に沿って強みとなります。
更に強みについて解説までしてくれます。
私の強みは○○です、が違っていた可能性も。でも表面化していないだけで、その部分は引き続き自信を持って強みと言っていいんじゃないか。
就職やアルバイトの面接などで、
「私の強みや長所は○○です。その理由として~」
というのが昨今テンプレート化されてるように思いますが、過去のエピソードから導かれる強みよりもこちらの方が様々な統計から出ている為、客観的な信頼度は高いと言えそうです。
但しこれまでのエピソードから導き出された「強み」も、可視化されていないだけで充分アナタを支えてきた強みだと見做して良いでしょう。
何故ならストレングスファインダーは統計から出たデータで、信用性は高いのですがあくまで机上の話であって、リアリティを持って生きてきた中で積み上げられてきたものだからです。
机上に出ている強みと、自分が生きてきた中で積み上げてきた強み、どちらも強みとしてポジティブに捉えられると良いですね。
着想持ちがビジネスで強みを活かす方法
先程記載した結果をもとに、実際に着想を持っている著者がどんなことをビジネスで活かしているのかを紹介します。
※学習欲や内省、最上思考等も強みで挙がっていますが、また次の機会で紹介したいと思います。
ブレインストーミング?かかっつぇこいや!アイデア出し無双
着想という強みを端的に紹介すると、
ということでしょう。
0→1を生み出させるのであれば、着想を強みに持っている人1択だと思います。
その情報からどうやってアイデア持ってきたの!?と驚かれること多数です。
多分、本人以外は本人のアイデアの出どころがわかんないでしょう。前提として、着想持ちは自分のアイデアや考え方が理解されないことを念頭に置いて相手に話さないと、宇宙人扱いされる可能性が高いです(笑)
また、前例のないことと聞くと途端にアドレナリンが出て、ワクワクします。
誰もやったことがないことに対する関心は相当なもので、失敗したらどうしようなんてまず考えません。それよりも好奇心が上回るからこそ着想としての強みが活かせるとダンは考えます。
アイデアが拡散しまくるので、リアリストの人とペアで整理して形にしていく
着想の強みは先程紹介した通り圧倒的なアイデア力や前例のないことに踏み込んでいくことは最大の強みだと思います。
しかし色々なアイデアややり方、規則性や方法等考えるのは得意なのですが苦手な点として、
が挙げられます。
風呂敷を広げるだけ広げまくって、畳むのが苦手…そんな感じですね。
着想の強みを活かすにはアイデア出しは苦手だけど、きちんと道を整備したり、整理整頓できる人とパートナーシップを組むことで、強みが増幅されます。
そのアイデアを実現する為に必要なものは…工数は…競合他社は…
と実行が得意な部隊を必ず近くに置いておきましょうね。
ちなみにダンの会社はちょっと変わっていて、アイデア出しは全部No.2のダンが行い、代表がそれを整理しながら肉付けをしたり、リソースを確保していく形を取っています。
アイデアを無限に出しまくるので、ボツになることも数え切れない程あるのですが、それでもこれだけ経営全般に関するアイデアを出すことに対する価値を認めて貰えているのは個人的にも嬉しい限りです。
二人して夜な夜なアイデアに対し、あーでもないこーでもないと話すのは実は好きな仕事の一つだったりします。
時々異常なアイデアを投げてしまい、「お前それはねーだろ」って怒られますが、それは愛嬌で(笑)
着想を最大限活かすには「地道な勉強?」知恵・知識がベースにないとただのアイデアマン止まり。
着想はアイデア出しをさせたら右に出る者が出ない程の強みを発揮出来ると紹介させて頂きましたが、着想は決して生まれつき持ち得ているものではなくて、
だと思っています。先天的な着想の人もいるかと思いますが、少なくともダンは後天的に作られた着想持ちだと思っています。
え、それってどういうこと?こうやったらどうなるの?ちょっと調べてみよう(Googleポチポチ)
というフットワークの軽さが着想まで導いてくれたと思っていますし、Googleがなかった当時からも色々なことに興味がありました。
着想を大きく育てるのは、旺盛な興味や好奇心をそのまま突き詰めていくことが重要だと改めて自分の経験を振り返っても思いますね。
戦略性持ちがビジネスで強みを活かす方法
着想に続き、実際に戦略性を持っている作者がビジネスでどう活かしているか紹介します。
どんな困難な中でも解決策や方法を切り開く軍師
戦略性を端的に表現すると
に尽きるでしょう。
戦略性の人は「休め」と言われても絶対に休まず、常に脳内で
もっとよい方法はないか?もっと上手く出来ないか?を延々とシミュレーションしているようなタイプで、
車でいう所のカーナビのような存在です。
特に戦略性の人が輝けるのは、何かアイデアや仕事の進め方について相談された時でしょう。
これだとこういう可能性やリスクがあるから、ここ押さえといて
こうなる可能性あるからこうしたらどう?
なんて口癖のように言うアナタ、立派な戦略性持ちと言えますね。
戦略<実行 であることをきちんと自覚すること。ただの口だけオジサンリスクも高い
戦略性の考え方や理論は本当に舌を巻くことが多く、それらを強みとして持っていない人からするととても頼もしい存在になると言えます。
余談ですがダンも二番目に戦略性を持っており、充分強みとして使えるのですが、代表は一番目に戦略性が来ており、かつ私以上に戦略性の強みを発揮出来る為、二人で仕事をする時はお互いを尊重してアイデア出し、肉付けと役割分担をしているようにしています。部下の子から相談があった時は、私自身も戦略性を無意識に使っていることが多いです。
ところで、戦略性持ちが気をつけておかないといけないのは
ということだと思います。
部下や同僚にどれだけ優れた戦術や方向性を示せたとしても、売上や効率、コスト等で成果が出なければ只の机上の空論で終わってしまう訳で
これを理解しないまま戦略性持ちが好き勝手理論を語ると、口だけ達者で手を動かさない評論家オジサン
が出来上がってしまい、非常に煙たがられる存在となります。
アナタの優れた戦略性は正しくアウトプット出来る部隊がいてこそ輝ける強みであることを絶対に忘れてはいけません。
またはアウトプット出来る部隊がいなかったとしても、自分が具体的にどう動いて何を成果として残すのか、グループに伝えて実行して成果を出して貰うまでが1セットであることを理解しておきましょう。
人の話を最後まできちんと聞いて、そこから次のアクションを起こすこと
また、戦略性持ちがやりがちな失敗の一つとして、
相手が一生懸命話していたり、考えたことを一蹴するような言動をしたり、遮って自説を被せるように話すこと
があります。誰だって自分が考えたモノに対してケチをつけられたらいい気分はしませんよね。
話している途中であーあーそれはね…とやると、どんどんアナタへに対する周囲のロイヤリティは下がっていきます。
特に戦略性持ちの方は賢くて優秀な人が多いですから、話の途中である程度方向性や着地が見えたりします。だからこそ最後まで相手の話を聞くことがじれったく思うこともあるでしょう。
でもだからこそ最後まで相手の話をしっかりと聞いてから、次の一手ややるべきことを授けてあげましょう。
同僚の理論や理屈が間違っていたとしても、それは得意なアナタがカバーしてあげればよいだけの話で、論破する相手でも議論する相手でもなく、一緒にチーム、組織として成果を出す仲間です。
その仲間が不快になるような言動をしたらチームとしてのアウトプットはどうなるか、賢い戦略性持ちの方なら…あとはわかりますよね?
まとめ
今回はストレングスファインダーの紹介と、強みの一部である着想、戦略性について自分の体験を交えてお伝えさせて頂きました。
人それぞれ強みもあれば弱みもあり、34全てに強みを持っているなんてことはありません。
だからこそ周囲と協力して仕事をしていくことって大切ですよね。
ただどんな仕事でも言えることですが、強みと弱みがあった場合、まず目を向けるべきは100%強みです。
何故かというとそれがアナタの根本的なバリューになりうる要素だからで、その強みを極限まで尖らせていくことをまず最優先に考えましょう。弱みはそこで上手く行き、ある程度成功が積み上がってから向き合っても全然遅くありません。
というかこれからのご時世は強み一本槍で充分に生きていける時代ですので、場合によってはある程度の弱みには目をつぶって、外部に委託するのもアリだと思います。流石に致命傷となるような弱みは何処かで向き合って修正が必要でしょうけど。
強みが活かせない環境であれば環境を変える努力をし、環境がそれでも変えられそうになければ潔く活かせる環境を選んだ方がこれからの時代はうまくいくと考えます。
ちなみに、著名人のストレングスファインダー結果が掲載されているサイトがありました。
是非自分の強みと似ている著名人がいるかどうか探してみましょう。
ちなみに私はどうやらカツマーこと勝間和代さんと強みが似ているようですね。確かに勝間さんっぽい仕事の仕方をしています(笑)
勝間さんと同じくらいの頻度でブログ更新せえよ、って話ですが、頑張ります…
まとめとしては
自分の強みをストレングスファインダーから正確に理解すること
強みの裏側にある弱みに充分注意し、正しく強みを尖らせていくこと
自分にはない強みを持っている人をリスペクトし、お互いの強みを高め合うよう努力すること
ということになります。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
強みを伸ばしていくアナタを、これからも応援し続けます。
ダン