ストレングスファインダー 内省の適職と仕事に活かす方法を考える
こんにちは、ダンです。ブログにお越し下さりありがとうございます。
この記事を今ご覧になられている方は、
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を実際にやられた方
ご自身の強みに内省が含まれていた
内省って何?
内省についてはよくわかったけど、具体的にどう活用すればよいかわからない
と言う考えや悩みをお持ちではないかと思います。
そこで、今回は実際に内省を強みとして持っているダンが
内省って何だ?
内省って仕事にどう役立てればよい?
どんなタイプの人と仕事でコラボするべき?
ということについてご紹介していければと思います。
(内省以外にもダンが持っている強みについてはこちらの記事でご紹介しております。よろしければ併せてどうぞ。)
内省というものが何なのか理解出来る
内省の適職について理解が出来る
内省と言う強みの向き合い方がわかる
それでは早速記事へどうぞ。
ストレングスファインダーにおける内省とは
ズバリ「頭脳労働のスペシャリスト」、それが内省
クリフトンストレングスには大きく34の強みがあり、その34を更に細分化していくと
実行力
影響力
人間関係構築力
戦略的思考力
と分類されます。
内省はこのうち「戦略的思考力」に属します。
戦力的思考力という言葉にもある通り、内省はアタマを使って考えることが大好きな人。
きっとそう指摘されてドキッとしたことでしょう。でも楽しいですよね、アタマ使うこと(笑)
広告の端っこに書いてあるクロスワードパズルを無意識に解いてみたり。
間違い探しを大人げなく本気でやってしまったり。
ワクワクしますよね。自分が未知の体験をすればするほど。
これって一体何の意味があるの?が口癖
目の前で起きた事象。
そして知りえた知識。経験。
それを持って、内省持ちのアナタは心の中でつぶやきます。
これって一体何の意味があるの?
これが一体何に繋がっていくの?
って。
そして納得するまでとことん考えます。
相手は心の中にいるもう一人の自分。
思考がグルグルと回り、どこかで一つ結論が出ます。
そうですね。誰かに話したくなってたまりませんよね。
でもちょっと振り返ってみて下さい。
思考が整理されるまでの間、その知った知識、経験って誰かに話したいと思いましたか?
多分、話したいと思ってなかったと思います。
いや、むしろそんなこと考えるヒマなんてなかった、が正解でしょうか。
人によっては、意識が宇宙に飛んで行ってしまい、心ここにあらずだったかもしれません。
それでいいんです。だって内省だから。
自分の心にいる自分と対話して、自分で納得のいく答えが出たんだから。
抽象化されたものを言語化させるお化け
心の中にいる自分と会話し、結論が出たものについては自信を持ちましょう。
だって今のアナタはもう心のモヤモヤがすっかり晴れて、どこか清々しい気分ではないですか?
何で清々しくなったかって、ゴチャゴチャと関連性がなさそうなものでも
一つずつ頭の中で整理し、きちんと自分の言葉で語れるようになったからです。
そしてこんな経験ありませんか?
頭の中で整理された事象を説明すると、
「変わった表現、考え方をするね」
って言われたこと。
それはアナタがそれだけ真剣に事象と向き合い、方向性を決めたことによる勲章です。
前向きに捉えましょうね。
内省の適職・仕事での活かし方
思慮深さをプラスに活かせる仕事を選ぶべし
内省の強みは
事象を深堀りし、真理に近づこうとすることだと思います。
その代償として聞かれたことに即答したり、軽い回答をするようなことにはどちらかというと不慣れだと思います。
ですからある程度時間的に余裕があるものの専門性や高度な思考、学問を問われるような職業
例えば研究者やブロガーなんかは内省の方の適職と言えるのではないかと思います。
その他にも専門職や、深い思考が求められる仕事
コンサルタントや国家資格を使った仕事等も適職と言えるでしょう。
特にリスク管理系の仕事は、アナタにとっては天職そのもの。
勢いよく前に進んでいくリーダーの懐刀として、そっと近くに寄り添う影の支配者
みたいなポジション、滅茶苦茶適性高いですよ。
最上思考を持っているような人を陰から支えるようなポジション、最適だと思います。
弱みは事前に周囲に伝え、ある程度潰しておくこと
専門性が求められるような仕事が適職という話ですが、
反面思考が浅くてもスピードが求められるような仕事、もっと言うと
口より先に手が出るような仕事はどちらかというと不得手なケースが多いでしょう。
深く掘り下げ、真理に近づくことが出来る強みが理解されず
「あの人ちょっとドン臭いというか、ノロいよね…」
なんて陰口を叩かれてしまったり、思われてしまっては勿体ないですよね。
その場合は、事前に相手に伝えておくことが大切だと思います。
と一言伝えておくだけで、弱みに捉えられがちなアナタの強みは
「この人はよく考えて言葉を選んで話す人なんだな」
とイメージされ、維持することが出来ます。
思考をまとめるのに時間がかかりそうなら、そっと出来る時間を確保しよう
内省持ちの人は考え出すと周りが見えなくなってしまうくらい深く思考してしまい、
解決するまでは他のことに手が回らず、心ここにあらず状態になることも珍しくありません。
その場合は
一旦区切って打ち切り、目の前のことに集中するか
情報を全部シャットアウトしてどっぷり宇宙に行って結論を出すか
どちらかにしましょう。
個人的にオススメは前者です。
考えがまとまらない場合は一旦問題から離れて
家に帰ってコーヒーを飲みながら考えたり
お風呂に浸かりながら考えたりするとまとまったりします。
内省持ちの同僚・部下・上司との接し方
部下が内省持ちだった場合のアプローチ
時間はかかりますが間違いなく本質を突いた提言をしてくれるので、
何か考えさせたりレビューをお願いする場合は
時間に余裕を持ってミッションを与えましょう。
また、会議等で消化不良に終わった場合も紋々と考えているケースが往々にしてあります。
そんな様子が見て取れたら
会議の件、議題以外にもいい案思いついたら、後からでもいいから遠慮なく教えてよ。
と一言添えてあげると、内省持ちの部下は安心して宇宙に行って真理を見つけてくることが出来ます(笑)
このタイプは基本的に支援する必要がなく、自分で答えを見つけてくるケースが殆どなので
答えが出るまで待ってあげることが最大の支援であるケースが多いです。
上司が内省持ちの場合
仕事そっちのけで宇宙に行ってしまうケースがあるのが、上司が内省持ちの場合ですね。
指示や作業が滞る経験をされたことがある方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
しかしその反面、上司が出す指示は
非常に納得性が高く取り組みやすい内容ばかりではないでしょうか?
上司が宇宙に行って見つけてきた真理はきっと聞けば納得し、腹落ちするものだと思います。
一時的に仕事が滞ることを考えて、その時間にやれる単純作業等を残しておくなど
上手く調整出来るようにしましょう。
また一度決定したものが覆るような指示を上司から受け、朝令暮改のような気持ちになることもあるかもしれませんが
後から振り返ってみると、その指示が結果正しかったと思うことの方が圧倒的に多い筈。
本質を突く内省持ちの修正案は、間違いなくグレードアップされた状態で手元に届くため
その時の気分や機嫌、思い付きなんかで軌道修正なんてことは絶対にありません。
内省持ちの修正指示はそういう意味で安心して聞き、受け入れましょうね。
まとめ
内省持ちの記事、如何でしたか。
ウッ、と思うようなことばかりだったのではないかと思います。
もう一度整理しますと、内省は
時間をかけて物事を整理し、真理に辿り着く天才
但し瞬発力勝負には弱い為、瞬発力勝負な環境は出来るだけ避けること
考えすぎて行き詰った時は、一息入れて気分転換を
内省は素晴らしい強みだとダンも思います。
強みを最大限活かし、ご活躍されることを心から願っています。
ダン