ブラック企業の見分け方を元ジョブホッパーが語る

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ブラック企業の見分け方を元ジョブホッパーが語る

転職活動をしていく上で、絶対に避けたいのがブラック企業ですよね。

ブラック企業は社会悪と言われており、うっかり入ってしまうと

場合によっては心身だけでなく

アナタの素敵なキャリアそのものも再起不能なレベルで

ぶっ壊れてしまう恐ろしい存在です。

疑問の人

でもそもそもブラック企業か否かってどうやって見分けるの?

という疑問もあるかと思いますので

今回は転職を検討している、また今の会社がブラック企業ではないか…

と疑念をお持ちのアナタに、ブラック企業の見分け方を

伝授出来ればと思います。

元ジョブホッパーとして、

一般的なブラック企業の見分け方とは少し違った視点で

お伝え出来ればと思いますのでどうぞ最後までお楽しみください。

それではどうぞ。

目次

ブラック企業の見分け方 初級編

給料が低い、または月給〇〇万円(〇〇時間分の残業手当〇〇円を含む)

一番簡単にわかるブラック企業の指標ですね。

月収高いじゃん!と思ってよく見てみると

残業手当がついているパターン。

ちなみにこの時点でほぼ間違いなくその時間か、それ以上の残業時間確定です。

残業80時間を含む、と書いてあったらほぼ間違いなく80時間以上の残業があると

思って間違いないでしょう。

そもそも80時間って書いたら求職者がドン引きする、と言うことがわかっていないのですから

その時点でだいぶどうかという話です。

まぁ残業は多くても40時間ですよ、とウソつかれるよりは全然良いのですが…

最初の給料が低くても、勤続年数に応じてきちんと定期昇給が出来る仕組みがあれば

別なのですが、得てしてそういう所は賃金テーブルすらアバウトなことが殆どです。

近寄らないに越したことはありません。

いつ求人サイトを見ても掲載されている企業はほぼブラック企業

次にブラック企業の見分け方の代表的なものとして挙げられるのが

いつ求人サイトを見ても求人広告が出ている企業。

断言します、これは間違いなくブラック企業です。

しかも大体が

年齢・学歴不問、未経験OK!をオシにしていて、

客観的に見ても怪しさ満点ですね。

理由はシンプルで、

従業員の退職ペースが速く、常に求人をかけて

人を確保しないと仕事が回らない状態が常態化している

から。

なんかこの会社、こないだ見た時も求人出してたよな…

というような求人、

具体的には

某マンションの建築営業、シロアリ駆除、中古車買い取り、建設会社…

あたりでよく見かける企業はブラック企業です。

それらの条件を受け入れてでも手に入れたい特殊なスキルがあれば別ですが

それ以外には基本的にこれらの求人に近寄らないのがベターです。

採用ページにアットホームな職場、休日はバーベキュー、若手が活躍…

はい、ずいぶん危険なフレーズ三銃士ですね(笑)

アットホームな職場

休日はバーベキューやフットサル

若手が活躍

一つずつ言い換えると

アットホームな職場=業務以外で気を遣うシーンが多い

大体パワハラ気質の経営者や管理職が幅を利かせているケースが多いです。

それをアットホームと表現されても困るよ、という話で

そう思ってるのは幅を利かせている側だけだったりします。

休日はバーベキュー=休日返上です。

しかも上の職にいれば別ですが

入って数年は下っ端の為、バーベキューは

楽しむ側ではなくて、楽しませる側でしょう。

若手が活躍=30代~50代のミドル層がいない

本来会社を盛り立てて行くハズのミドル層が戦力になっていない

ということの証左です。

つまり辞めたか、そういう人間を重用しない仕組みになっているか

どちらかを疑った方が良さそうですね。

ただ気を付けないといけない点として、

30代後半~40代後半の層が手薄になっているケースが

ブラック企業ではなくとも多いです。

理由は思いっきり不況のあおりを食らった採用氷河期の世代だから。

優秀だったのに正社員になれず、今もフリーターや契約社員の人、結構いたりします。

幹部候補採用、コンサルティング〇〇、〇〇コンサルタント…

はい、この文言が要項に入っていた場合も気を付けましょう。

求職者の心理を上手く突いた反則スレスレのワードです。

まず幹部候補としての採用、ってフレーズですが

幹部候補は完全にエサですね。

転職先で幹部になれた!となれば

転職者的には自尊心も満たされ、踏み出しやすいだろうという

心理を上手く突いたフレーズとなっています。

実際にそれで幹部にするかどうかは会社が決めることで、

結果幹部にしなかったことについても違法性まで追及は出来ません

(幹部としてではなく、候補生としての採用の為)

実際は幹部にしようなんてこれっぽっちも思ってないんですけどね。

次にやたらとコンサルタント、コンサルティングという仰々しいフレーズを入れてくることについて。

コンサルティング営業や〇〇コンサルタントは、断言しますが

100%ただの営業です。

そもそも営業活動そのものが、極めて行けば極めて行く程

コンサルタントの領域に踏み入れていくことになる為

コンサルタントという表現は間違っていないのですが

あくまで営業は営業、コンサルタントはコンサルタントである為

本来は切り分けて表現するべきところです。

ちなみに情弱だったダンは、それに見事に引っかかり

大事な大事な新卒カードを紙切れにしてしまいました(笑)

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コンサルティング営業ってワードに引っかからなかったら、今何してたんだろうなぁ…

写真や文面から漂う暑苦しさ

これはちょっと場数が必要になるのですが

不自然に大人数で笑顔の写真ばっかり掲載していたり

ひたすら月収をゴリ押して来たり等も典型的なブラック企業仕草です。

本来求人広告で訴求しないといけないのは

その企業がどんな事業を、どんなビジョンでやっているのか

ということなのですが

そこに対して殆ど触れず、雰囲気や待遇でゴリ押してくるのは

シンプルに言って事業に魅力がないか、強みが皆無なのかの二択です。

よくある月収例なんかも、実際には「理論上可能」なだけで

稼いでいる人はほぼいないか、いてもモデルケースとしては非現実的なものばかりです。

また、掲載されている写真なんかも

笑顔が不自然そうに見えたり、楽しそうに見えるような加工がしてあれば

怪しんでいいでしょう。

従業員の写真は基本的に採用担当者やモデル社員、上長ぐらいで

それ以外がわざわざ出てくる必要がないですし

そもそもは社内の雰囲気や設備等に紙面を割くものだからです。

だからその時点で「何が魅力なんだろう?」

って嗅覚を働かせるのは重要ですね。

ブラック企業の見分け方 中級編

求人は比較的マトモ。でも本当にそう?ネットで調べてみよう

初級編では求人で見抜くことが出来る、

明らかにブラック企業の顔をした企業の例をお伝えしました。

しかしブラック企業側も手を変え、有望な求職者を沼にハメ込んで来ようとします。

反応が悪いのは求人方法に理由があるのか。だったらブラック臭を消した求人にしよう…

そう思うのはブラック企業側からすると当然ですよね。

そうやって無事ブラックの匂いを消す?

ことに成功すると、隠れブラックに成功するわけですが

こちらもそんなことに対し指をくわえてみている訳にはいきません。

次は、その網を突破したブラック企業を見抜いて回避する方法、中級編をお伝えします。

ズバリ

「その会社の評判を検索して調べろ」

これに尽きます。

該当する会社の名前を調べておいて、

会社名+評判

会社名+5ch

等で検索すると、ブラック企業であればあるほどボコボコ検索に引っかかってきます。

ここで明らかにネガティブな書き込みが多かったり、点数が低かったりすれば

ほぼ間違いなくブラック企業ですので、回避しましょう。

求職者は騙せても、元従業員やクライアントは騙せない。

書き込みの母数にも気を付ける必要があります。

全体的な書き込み件数が少なければ信用性が担保出来ませんが

書き込みの件数が10件を超えてきて、しかもネガティブなものばかりであれば

ほぼ書き込みは真実と捉えて間違いないでしょう。

特に〇〇だと聞いていたのに実際は~、の書き込みが目立つようであれば

求人そのものが虚偽である可能性を疑う必要があります。

そうなると入社してからの

「採用時の条件と違う」という状態が発生するリスクが滅茶苦茶高くなりますので、

回避する選択をしましょう。

ちなみに会社の言い分と元従業員の言い分が食い違っている場合、

元従業員の言い分の方が正しく、真実に近いことの方が圧倒的に多いです。

それも似たような声が多くなれば多くなるほど。

クライアントも同様で、

〇〇に頼んだら酷いものが出来た、納品された

滅茶苦茶な営業をされた

のような書き込みが沢山あれば、それはほぼ間違いなく事実でしょう。

求人内容が整っているからと言って、そのまま信じ込んでしまうのはちょっと危険ですね。

転職エージェントがブラック企業を投げ込んでくるケースも

見極めるのが難しいから、という理由で転職エージェントを使う求職者の方もいるかと思います。

でも、ちょっと待ってくださいね。

全てではないですが、転職エージェントが紹介してくれた求人が

ブラック企業ではない、と安心するのはちょっと早いです。

転職エージェントが紹介する企業=ブラック企業ではないと誰が決めましたか?

転職エージェントは、企業に人材を紹介することで

人材の年収の30~50%を報酬として頂いているビジネスです。

つまり、悪用しようと思えば

絶対に合わない求人を言葉巧みに求人者、企業に紹介し

報酬を得ようとすることだって出来る訳です。

エージェントから紹介された求人だからと安心せず、

同様に企業名等をインターネットで調べるようにしましょう。

仮に多量の低評価や口コミが見つかった場合は、それを根拠として

何故この求人を自分に紹介しようと思ったのか、聞いてみる必要アリです。

言うまでもありませんが、そこでいい加減な返答だった場合は

紹介された求人を断るとともに

担当者を変えて貰うか当該のエージェントを使わない選択をしましょう。

ブラック企業の見分け方 上級編

ここまでは求人から読み取るブラック企業の見分け方でした。

ここからは少し面接の現場で直接見たり、聞いたりして確認するテクニック的な話になります。

採用担当・人事がシンプルにショボい

シンプルに採用担当者が20代の若手だったり

どう見ても仕事出来るように見えなさそうな人が

面接担当で出てきたらブラック企業の傾向アリです。

何故なら人の入れ替わりが激しく、どんどん採用しないと業務が追いつかない為

別に優秀な人間でなくても出来てしまうから。

とりあえず問題なさそうなら通せ、という通達が出ているケースもあります。

ちなみに、採用に力を入れている企業程エース級の社員を採用に携わらせ

選考も多く、役員が出てきたりします。

リクルート系なんかまさにそうですね。

人事戦略研究所:人事制度改革
人事部門にエース級人材を配置するメリット | 人事戦略研究所:人事制度改革 人事制度設計・改定に役立つ業種別ノウハウや評価表・賃金表のサンプルが満載。人事戦略研究所では、人事制度コンサルティングをはじめ様々な人事・組織課題の解決や組織変...

こういう道理がわからない企業は、勿論ですが従業員を大切になんてしません。

拍子抜けするような面接だった場合は気を付けましょう。

圧迫面接ではないけど…圧を感じたら危険サイン

稀に採用担当と一緒に幹部みたいな人が同席するケースがあります。

こちらに軽く圧迫面接みたいなことをして来たら勿論論外なのですが、

採用担当者が明らかに幹部みたいな人に頭が上がらなかったり

幹部みたいな人から採用担当者への指示が威圧的に感じるような場合は

社内でパワハラまがいなことが横行している可能性があります。

そういうのはいくら隠そうとしても日常的なものの為、部外者からすると

違和感に感じてしまう訳ですね。

その違和感みたいなものは大事にしましょう。ほぼ正解です。

整理整頓が行き届いていない、何となく不衛生な職場

リモートでの転職活動も近年増えていますが、

会社に訪問することが可能であれば是非会社を訪問してみてください。

そして、実際にオフィスに入ってみて

明らかにデスクの回りが散らかっていたり

モノが散乱しているような職場であれば要注意。

会社として基本的なことが出来ていない証拠です。

特に書類がデスクに散乱していたりしたら、

大事な書類すらファイリングしておらず、俗人的に管理している可能性が高いです。

コンプライアンス違反等をしている可能性もあるので身構えて損はありません。

極端すぎ!?靴箱と駐車場でブラック企業を見抜いた話

これは実体験なのですが、

面接があり、志望した企業に訪問し、下駄箱で靴を脱いでスリッパに履き替えました。

そこで目についたのが、会長・社長・専務にだけ専用の靴箱があてがわれていたこと。

しかも他の靴箱はそうでもないのに、専用の靴箱だけは明らかにピカピカだったこと。

また、駐車場も上記3名のみ入口から近い所にあてがわれており

なんとお客様駐車場の方が遠い有様でした。

意識していないと見落とすような所ですが、これだけで

わかる人にはこの会社がブラック企業だと言うことがわかります。

この時点で志望する欲がなくなったため

消化試合ということで面接で意地悪く聞いてみましたが、予想通り的を射た回答はありませんでした。

帰宅して口コミサイトを見てみると会長、社長、専務が一族で、会社で相当の影響力を持っており

誰も彼らには注意したり出来ないことが書かれていました。

そういうこと一つ一つが、現場に行くと見えてきます。

実はブラック企業か否かって、注意深く現場で観察してみるとわかったりするもんです。

特に質問されることもなく淡々と面接が進み、内定

面接の際に履歴書、職務経歴書を持参し読んでもらうことがあるかと思います。

ブラック企業あるあるが、前職やこれまでの経歴について特に深堀りもせずに

サラリと流すようにしか見ないということ。

採用に力を入れている会社は、求職者がどんな経歴なのかをある程度ヒアリングし

どんな人なのかを探ります。

それをしないということは、

機械的に面接をしている=大量採用、大量離職

と言う考え方でいる可能性があります。

そして会社説明もそこそこに

「なんか聞いておきたいこととかある?」とこちらにボールを投げる。

一通りテンプレートの質問をし、終了。

ここまでの時間、30分。

3日後くらいに連絡が来て、内定を告げられる。

、、、

いやいや、そんな採用の仕方普通はしねーから(笑)

何も志望者のことを知ろうともせずに内定を出すって、シンプルに採用をナメています。

会社のこと、志願者のことをそれぞれプレゼンしあい、縁として醸成された時に

双方合意の下で入社するか否かを決めるのが採用です。

たった30分で自社のことを知って貰えたり、相手のことを深く知れるはずがないでしょう。

人材をモノか何かだと考えているとしか思えません。

仮に内定を頂戴したとしてもリスクが高すぎます。丁重にお断り致しましょう。

ネットの評判や事業について質問した時の回答

一種の賭け要素もありますが、

インターネット上での評判や事業について

面接時に素直に面接官にぶつけてみて、その反応を見てみるのも手です。

〇〇って書かれていましたがどうお考えですか?

事実と違うとのことでしたがどちらが正解なのでしょうか?

事業の強みって何ですか?

強みを生かす為に会社としてどんな戦略を立てて実行していますか?

などなど。

誠実な会社であれば

事実は〇〇なのですが、そう感じさせてしまった会社にも問題があり、改善しないといけない

事業については現在〇〇で、将来的には…

と言うような回答が返ってきますが

ブラック企業だと

まぁ、ネット上だし何とでも書けるからねぇ

事業については〇〇にはなりたいと思ってるよ。

と言うような他責にしたような言動や、具体性のない抽象的な回答が返って来ることが多いです。

そりゃそうですよね、だって何もないし、事実なんだから。

そのようなリアクションを頂いたら、そっと心の中でNGを出すようにしましょう。

入社したらこんなはずじゃなかった、のオンパレードになること必至です。

おまけ ダンが見抜けなかった、ハイパーブラック企業経営者の採用詐欺手口

ここまでブラック企業の見分け方について紹介しましたが、ここではダンが見抜けなかった

ハイパーブラック企業の特殊例?についてご紹介します。

こうやって悪質に人を騙すんだ、ということを知見として頂けますと幸いです。

求人サイトの担当者とグルになって騙していた

現実には求人サイトの担当者に悪意があったわけではなく

片棒を担がされていた、というのが事実なのですが

求人担当者に話していた顔と、ダンに話していた顔が180度違いました。

求人担当者のアドバイスを愚直に実行する為、採用のレベルに関しては

従業員数名の小企業なのに非常に高く

ダン

へえ、中小企業なのにこんなに採用力高いんだ。珍しいな。

と感心したものです。

直接お会いした時も全力で外面がよかった

ある地方の会社だったため、新幹線を使ってその会社に訪問しました。

事務所は綺麗に整頓されており

代表の方も本を何冊も出している方で、それなりに知名度がある方でした。

甘い言葉もかけられましたが、それはシビアに話半分で聞き

会社のビジョンについても具体的で共感出来る内容でした。

今至らない点も正直に話して頂き、年月をかけて良くしていきたい旨もお伝え頂いたことで

素直に入社したいと思い、頂いた内定については了承致しました。

入社後、話が180度違うことに気づいて大モメ

転居を伴う転職だった為、新しく住居も契約していざ転職。

転職してみて、明らかに双方で話が嚙み合いません。

ここでようやく合点が行きました。

いい人材を取る為に、求人サイトの担当者の話を愚直に実行していたこと

担当者には「採用後のブラックな部分」を全く伝えていなかった為担当者も知らなかった

最初から採用さえすれば丸め込めると思っていたのであらゆる手段を用いて採用した

結論から言うと、私も求人サイトの担当者も彼の悪意に気づかずまんまと騙されました。

双方で話が噛み合わなかった内容として挙げると

給料が入社3か月30万~、以後+で契約数や貢献に応じたインセンティブだったのに固定20万だった

反響営業の仕組み、社内体制の構築が業務のハズだったのに飛び込み営業

今までの経験を社内に持ち込むハズが、代表者の100%トップダウン

あると聞いていた福利厚生が何もなかった

こういうことに黙っていないダンはブチギレて、求人サイトの担当者をはるばる東京から呼び3者で話をします。

求人の条件が全く違うこと

この代表は最初から騙すつもりで採用に取り組んでいたこと

入社後全く違うタスクを与えてきたこと

本人にサイコパスの気があること

担当者は淡々と事実を伝えていく私の話を聞きながら、土下座する勢いで私に謝罪してくれました。

担当者に罪はありませんから別に怒ることもありませんし、むしろここまで動いてくれたことに

個人的には感謝していました。

そして烈火の如く私の代わりに代表者に怒り、二度と当該サイトでの掲載をしないことを告げてくれました。

私は私で、ありとあらゆる口コミに今回のファクトを書き

労働基準監督署にも報告すると告げて、3か月で退職。

ダン

お前は経営者に向いてない。人のことを一体何だと思ってるんだ。人の人生の責任も取れない癖に採用してんじゃねえぞ。平気でウソつく奴に一体誰が協力するんだ。人間はおめえと違ってロボットじゃねえんだぞ。

と相当な勢いで凄んで双方睨みあったままお別れとなりました。以後一度も連絡していません。

キャリアを考えると大きな損失となりましたが、結果良い経験となり笑い話となっているので

まぁいいか、と言う話ですね(笑)

その後その会社は私が退職後従業員も事務の方1名を除いて全員退職し

今はその詐欺代表と事務の方2名で細々と続けているようです。

退職後も求人サイトの担当者の方は、責任者の方まで連れて自宅に謝罪に来てくれました。

担当者の方もここまで悪質なのは初めてだったそうです。

その後、今ダンが働いている会社の求人はその方にお願いしています。

時折この話を二人で話して思い出しながら、今一緒に働いている社員の方々や

これから入社したいと思ってくれる人に恥ずかしいことをしないよう

自分なりに気を引き締めている次第です。

まとめ

ブラック企業の見分け方について執筆致しました。今回の記事のまとめと補足になります。

ブラック企業の匂いがしたら近づかないのが原則

ブラック企業の見分け方、という題で書いてきた通り

基本的にはブラック企業に入社しても得るものが殆どないですし

最悪の場合は心身に不調をきたし、アナタのキャリアそのものが再起不能になるリスクもあるため

入社を避けた方がいいのは間違いありません。

猫も杓子もブラック!?ブラック企業の定義は正しくしよう

ただしちょっと残業があるだけ、ちょっと仕事の内容がハードである、と言うだけで

ブラック企業だ!

と声を上げるのは、個人的にはあまり感心しません。

と言うのも、アナタ個人が理想とするような会社って

ブラック、ホワイト問わず殆ど存在しない為、結局は

何処かで妥協するポイントを見つけて働く

どうしても無理なら独立して自分で仕事をする

二択を迫られるのが現実的な訳です。

参考までに、ブラック企業の定義としては

長時間労働・残業時間が長い+残業代未払い

給料が安い(業種にもよるが年収200万以下が一つの目安)

休みが取れない・有給が消化出来ない

ハラスメントの類がまかり通っている

精神論ばかりで生産性が低く、会社に将来性がない

続けていても何もスキルアップしない業務

のうち幾つかが重なり合って起きるもので

本当は1つでも十分ブラックなのですが、

現状は1つ程度でブラックと言ってしまうとブラックでない企業を探す方が難しい気がします。

本当はこんなことで悩まないような社会が理想なんですけどね…

ですから、例えば毎日12時間仕事をしていても

給料が最低賃金を上回り

残業代が1円単位でしっかり支給されていれば、個人的な感覚ではブラック企業ではないです。

労働時間とかで考えると違法なんでしょうけど。。。

ビジネスマンとして大成したいなら一生に一度、ブラック企業に入ってみるのもアリ

もしビジネスマンとして大成したいという考えがアナタにあるのであれば、

個人的には一生に一度、短期間で良いですから

ブラック企業に入って凄惨な現場を目の当たりにすることはアリだと思っています。

(心身を壊さず、かつ在籍3年を目途にした転職が大前提です)

何故ならブラック企業は100%悪とは言い切れない所もあり

特に短期間で技能を身に着けたりしたい場合

むしろ長時間労働をすることによって、ホワイト企業で働くよりも

短期間で身に付き、次のステップに進みやすくなるというメリットがあるからです。

更に、結果を出せば若くして裁量ある仕事が与えられやすいのもブラック企業の特徴で

ダンが25歳にして教育業界で20人以上の部下を抱える支店長をやれたのも

一種のブラック的な要素があったからこそです。

当然ながら当時の大学の同級生で管理職をやる人間なんていませんでしたし

年収で800万を越える報酬を貰う人もほぼいませんでした。

今、紆余曲折を得て年商10億を越えるベンチャー企業のNo.2として働いていますが

ブラック企業勤務時代に学んだことは決して少なくはなく

ホワイト企業に勤めていた時では得られないような経験も積むことが出来ましたし

それが実務でも結構役に立っていたり、一部コアスキルとしてダンを支えてくれていたりします。

過酷な環境下で働くことで、ちょっとしたことでは動じなくなりましたし

土壇場での底力や爆発力なんかはブラック企業時代に培われたものだと思います。

更に酷い上司の下で何年も働いたことで、

アレ以下の人はそんなにいないでしょ、と人間関係に強い耐性がつき

人に対して苦手意識を持つようなことも殆どありません。

仕事に対して何を求め、仕事を通じて何になりたいのかにもよるのですが

転職を繰り返すことは今の時代そこまで悪いことではない

と思いますし

経験の一つとして、また自分のベースとなる実力をつける為に

あえてブラック企業のような過酷な環境に飛び込んでみる、というのは

一種の自分に対する投資でもあるので

長い目でビジネスマンとして大成するのであれば必要だと思います。

ただ年齢と共にどんどんカラダは言うことを聞かなくなるので、

下積みは出来る限り若いうちにすることをオススメします。

得られるもの、失うものをきちんと見定めて後悔のない転職を

ホワイト企業、ブラック企業という安易な二元論に逃げ込むのではなく

最終的には自分の描きたいキャリアから見てマッチする仕事、企業なのか

という冷静な目で見て会社選びをしていきましょう。

何かを得れば、何かを失う。

100点満点を取るなんて現実は圧倒的に少なく

60点以上の小さな成功を地道に積み重ねていくゲームです。

瞬間的に30点になったとしても、そこで実力をつけて

長期的に70点を取り続ければ、30点の時期を笑って振り返ることが出来ますから。

どんな結果になっても悲観的にならず、ポジティブに次を見据えていきましょう。

大変長い記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

毎日仕事で頑張るアナタ、

そして転職しようかどうか迷っているアナタに良縁が来ることを

心より願っています。

ダン

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