自称進学校の偏差値は?あるある話
こんにちは、ダンです。
今この記事を読んで下さっているアナタは、きっと
今自分が通っている学校、または過去に卒業した母校が
自称進学校ではないかと思って御覧頂いていることと思います。
自分の学校、一応進学校と言ってるけどやってることがヘン…
進学校の割に進学実績あまりよくなかった…
凄い沢山勉強したけど、〇高の奴らは少ない勉強で難関校へ行った…
おそらくそんな思いを抱いていることでしょう。
そこで今回は、いわゆる自称進学校と呼ばれる学校の実態について
元自称進学校で落ちこぼれたダンが経験をもとに記事を書きました。
こちらをご覧頂くことで
自称進学校がやりがちなことが理解出来る
自分が通う学校が自称進学校か否かがわかる
何故自称進学校がこのようなことをするのかが理解出来る
ようになります。
是非最後まで読んで、そんな自称進学校のあるあるについて照らし合わせてみてくださいね。
それでは今回もごゆっくりお読みください。
自称進学校の偏差値は?
県内で60~65が一般的
自称進学校の偏差値ですが、一般的には県内での偏差値が
60~65ぐらいにありがちとなっています。
県内の中でも、県庁所在地にあるエリアから離れた所だと
その地域で一番偏差値の高い高校だったりしがちですね。
大体中学校の定期テストで
400~450点を安定して取り
内申35~40くらい
の人達が通う学校です。
ただ、ごくまれに480点とか490点取り
県内一の進学校に通えるくらい賢い子が入ってくるケースがあります。
大体その子が学年でトップ3に入りがちですね。
そして、その子が場合によっては東大や京大に行って
自称進学校の先生達を喜ばせがちです。
いざ進学校に入ると偏差値が45~55に
そんな中学時代にそれなりに優越感を抱えた人が
自称進学校に入り、最初のテストを受けると
大体45~55の偏差値に着地し、一発目で大きなショックを受ける人が多いでしょう。
と思い知らされる瞬間だったりしますね。
何故か上位層程余裕を感じる
あるあるですよねこれも。
割と目いっぱい勉強やっているようにしている人よりも
余裕があって、飄々と学校生活を送っている人の方が
成績が良かったりする。
全力でやってるのにこの人達に勝てない…
今までの自分の成績って大したことなかったんだ…
と小さな挫折になりがちです。
自称進学校あるある~学習編~
進研模試を筆頭に模試と言う名の模試を受けさせられる
別にそんなに優秀な学校でもないのに
やたらめったらと模試を受けさせられるのも自称進学校あるあるですよね。
ダンの母校も、一年生のかなり早い段階から進研模試を受けさせられました。
その順位に一喜一憂する余裕がないくらい、ダンも成績不良だったのですが(笑)
今大人になって色々なものが見てるようになって
振り返ってみると、一年時の成績や判定なんてほとんど意味ないです。
膨大な量の宿題
これも進学校あるあるでしょう。
要るのか要らないのか、
よくわからない量の宿題をどの教科も膨大に出す。
そして、自宅での学習時間目標まで設定される。
その当時の先生曰く
その日の復習と翌日の予習を考えたら1~2時間でいい訳がないだろう。ウチは毎日4時間の自宅学習が必須だ。
と言うことを非常に熱心に語ってくれました。
しかも自宅学習記録なるものを書かされ、4時間以下だと
呼び出されて𠮟られるなんてことも…
ダン、お前学習時間少ない。4時間以下だと?ふざけてるのか!増やせ!
と担任の先生に呼び出されて言われたことをよく覚えています。(笑)
そして、夏休みやGWなどになると膨大な量の課題が必ず出される。
シンプルにウンザリしますよね。
ちなみにビジネスをこれだけ突き詰めてやっている身からすると
宿題はただの業務命令であって、社員(生徒)の生産性や創造性向上に何の役にも立たない
と思っています。
まぁ、習慣づけとして考えるなら良かったのかなぁ?
塾への凄まじいヘイト
自称進学校の先生は何故あんなにも塾を毛嫌いするんだろう。
学校の授業をきちんとやっていさえすれば、志望校に合格出来るから塾は不要
であることを滾々と語るのです。
勿論間違いだとは言いません。
ただし授業で習ったものが正しくアウトプット出来ることが前提ですが。
残念ながら授業で習う内容はあくまでインプットでしかない為
インプットだけでは合格までたどり着けません。
それを補う存在が塾なのです。
という理屈を何故か自称進学校の先生はわからない(笑)
圧倒的な国公立信仰
鉄板ですが、自称進学校の近所の国公立大学に対する信仰心は
それはそれはもう半端じゃないです。
何せ、早稲田や慶応に行ける学力があるのに
地方の駅弁大をごり押ししてくるくらいですから。
ただ、これも一理あって
地方はどうしても首都圏と比較しても所得が低い家庭が多い為(ダンの家もそうでした)
保護者の目線で考えると、
地元の国公立大学に進学してくれた方が
保護者にとっては学費の負担が少なくなる為都合がよく
地元の国公立大学に進学させてくれる学校ほど保護者に好かれる
と言う構図が出来上がっている訳ですね。
当然どちらの顔色を伺う必要があるかと言えば、保護者ですよね。
教育委員会の顔色も見ていた!?
もう一つの顔色を伺う先としては、各都道府県の教育委員会が挙げられます。
と言うのも各高校の評価って、私立大学への進学先ではなくて
どれだけの人数を国公立大学に合格させたかで評価しているようなんですよね。
そりゃまぁ自分の学校の評価上げたいでしょうから、先生達も必死になって
一人でも多くの国公立大学生を誕生させようと思う訳ですよね。
っていうか自称進学校の先生達立派な社畜で反面教師になってるのでは…
自称進学校あるある~学校生活編~
無駄に校則が厳しくなりがち
自称進学校にありがちなものの学校生活編となります。
よくわからないのですが、何故か自称進学校は校則が厳しくなりがちです。
スマホを学校に持ってくるな
制服は正しく着ろ
夜22時以降は外出禁止
外泊するな
…もう、小姑みたいなことを口うるさく言われたりします。
超有名進学校だと自由な校風がほとんどなんですけどね。
灘なんかは修学旅行現地集合・現地解散だったりするのに(笑)
変な所でそれなりに出来る子を大人扱いせず、子ども扱いしたりするので
軽い反発心を覚えますよね。
そういう意味では自称進学校と管理教育との相性はかなり良いと思います。
文武両道信仰
これもあるあるでしょう。
膨大な課題に口うるさい生活指導。
そして文武両道信仰は、
自称進学校の三種の神器と言っても良いでしょう。
勉強も頑張る、部活も頑張る。
そして結果的に二兎を追う者は一兎をも得ず
ちなみに自称進学校で部活が盛んな所(成果重視で見た場合)って
本当にごく一部しかないんですよね。
ダンの母校もダンが地区大会で準優勝、県大会ベスト8なだけで
わざわざ全校集会で表彰してくれるくらいでしたから、
ダン以下の成果を出していた他の文武両道勢は一体武をなんだと心得ていたのかと(笑)
成果の残せないような部活なぞ遊びであって、
文武両道ではありませんし
強豪校で必死に競技に打ち込んでいる方々に極めて失礼だと思いますけどね。
補習による長期休暇クラッシャー
夏休みや冬休み、春休みなど
長期休暇が始まる前後に、自称進学校は
「補習」と言う魔法の言葉を使って
生徒の休みをぶっ壊しに来ます。
これがシンプルに不愉快。
他校の生徒は長期休みを使って遊んだりしている中
大量の課題に補習で、正味な所の休みがほとんどない自称進学校。
勉強以外にも多感な時期、やるべきこと、やりたいことはあるはず。
こうやって学校側の自己満足で潰されるとシンプルに辛いだけですよね。
しかも補習の内容がキチンと身のあるものであればまだしも
たいていはよくわからないプリントや過去問を解くようなことばかり…
そもそも志望校もバラバラな上にレベルも違う状況で
あえて画一的な補習って時間を作って詰め込むのは自傷行為に近いんですよね。
そんな時間あったらそれぞれ志望校別にあったカリキュラム作って渡して
長期休暇使って仕上げてこい、の方がよっぽど学力向上すると思います。
受験は団体戦である信仰
受験は団体戦である、という信仰が強いのも進学校あるあるですね。
だから受験期に真面目に授業受けない奴がいたりすると
全力で排除しようとしたりしますし
受験は団体戦なんだから勝手なことするな!みたいな
よく理屈がわからない怒られ方(?)をします。
ちなみに受験は究極の個人戦であって、団体戦ではありません。
まとめ
今回は進学校あるあるについてご紹介させて頂きました。
共感できる所も多かったのではないかと思います。
ただし、自称進学校の悪い所を際立たせるような書き方になってしまいましたが
本物の進学校とは違う立場ながら、しっかりと下剋上を果たすべく
高い向上心を持って学業と向き合っている姿勢については
私達も見習わないといけない所だと思いました。
今回はあるある編となってしまいましたが、
近日中にそんな自称進学校で志望校に合格する為の
細かなテクニック等についても紹介していければと思います。
また、現在自称進学校で落ちこぼれて辛いなーと思っているアナタ、
是非こちらの記事も合わせてご覧くださいませ。
自称進学校で志望校合格に向けて勉強に頑張るアナタを
これからも全力で応援します。
ダン