報連相が出来ない理由はおひたしを知らない上司の責任、という話。

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報連相が出来ない理由はおひたしを知らない上司の責任、という話。

報連相と言う言葉、ビジネスマンなら一度は聞いたことがありますよね。

でもこの報連相と言うもの、きちんと活用しないと

ビジネスシーンにおいて重大なコミュニケーションエラーをひき起こすって知ってますか?

今日は何気なく行っている報連相について記事を書きたいと思います。

特に、今回の対象は

管理職→一般職への報連相について結構辛口に記事を書きますので

是非じっくりとお読みください。

今回の記事を読むことでわかること

・報連相に対する考え方がガラリと変わる

・報連相を何故管理職がやらないといけないのか?がわかる

・部下からの報連相がない理由がよくわかる

目次

報連相が出来ない理由は上司のおひたしがないから

おひたし=怒らない・否定しない・助ける・指示する

報連相とは、一般的に報告・連絡・相談の略称であることをご存じの方は多いと思います。

報告は業務の進捗状況や官僚時点、突発的なトラブルが発生した際に行うもの

連絡は業務に関する状況やスケジュール等を伝達するもの

相談は仕事が上手く進まなさそうな時や対応についての方向性が見えない時など

 

と書いたら、殆どの人が

「いや、それは知っているよ…」

と言う反応をするでしょう。

でも何故報連相報連相って口酸っぱく言ってるのにやってくれないのでしょうか?

ダン

それ、おひたしを以て部下に接していないからかもしれませんよ。

おひたしは、報連相と比較するとやや耳馴染のない言葉かもしれません。

おひたしは

怒らない

否定しない

助ける

指示する

の頭文字をとったものです。

これはもう少し細かくかみ砕くと、心理的安全性を司るもの4つだったりします。

報告する時に、部下は

疑問の人

部長に報告して大丈夫かな…怒られないかな…今日機嫌悪くないかな…

なんてことをほぼ間違いなく考えています。

部下がせっかく正しく報告をしたとしても、それを受け取る側の上司であるアナタが

部下の尊厳を傷つけるようなことをしたり、報告の途中で遮るようなことをしたら

報連相は成立しません。

報連相は誰が誰に対して行うもの?

よくある報連相トラブルなのですが、

報連相はそもそも誰が誰に対して行うものなのか

と言うことを管理職が理解していないことで起きることがほとんどです。

これはどんな反論があっても断言しますが

報連相は本来上司が部下の為に行うもの

 

であって、部下からの報連相はあくまで上司のサポートでしかありません。

これについてビックリしているそこのアナタ、もしかしたら

管理職としてのレベル、クソザコ中のクソザコかもしれませんよ。

報連相問題はたった1つの論点でクリアに

報連相についてのトラブルについては、ハッキリ断言しますが100%上司の問題です。

いや報連相は社会人として常識だろ!部下の仕事だろ!

と心の中で思ったアナタ、いいですねえ。実にいいです。

ではそんなアナタに質問していいですか?

管理職手当を貰っているのはアナタと部下どちらですか?

管理職手当とは何の為の手当ですか?

 

という質問に対してどう回答しますか?

って話なんです。はい。

ぶっちゃけこれ以上でもこれ以下でもなくて、報連相問題はこの考え方、この論点一つで全て解決する話なんですよね。

部下が報告をしてこない、報告の仕方がヘタクソ、必要な情報が全然わからない…

 

色々な愚痴をよく耳にするのですが、ダンに言わせると一言で終わりなんですよね。

その部下の上司はアナタですよね?アナタの指導の問題ですよね?

って。

それ、天に向かってツバを吐くのと変わらないから辞めた方がいいですよ、という話です。

上司からのおひたしが必要な理由3選

報連相を知らない社会人なんていない

先ほども少し記載した通り、社会人たるもの報連相をしなくてはいけない、と言うことを

全く知らない社会人の人はほぼいません(ごくまれに宇宙人みたいな方はいますが、ここでは割愛します)

基本的には、仕事を進めていく上で困ったことがあったり何かトラブルがあったりしたら

上司や先輩に相談しないといけない、と言うことは皆アタマではわかっているんです。

報連相しないといけないことはわかっているんだけど出来ない…

報連相によるコミュニケーショントラブルが起きている場合は、

まずこの論点から考えることが必要です。

部下が報連相してこないなら何故「自分から」しない?

そして、部下が報連相して来ないことに対していちいち憤っているヒマがあるんだったら、

自分から部下に対して報連相しましょう。

〇〇さん用の資料どこまで出来た?

△△さんへの対応お願いしてたと思うけど、困ったことある?

来週のアポの準備どれくらいまで出来てる?

時間にして何秒でしょう?

疑問投げかけるのにどれだけ長くても5秒、返答が始まるまでに大体1秒くらいでしょう。

自分から動けばたった6秒で済む話を、

報告がないってどういうことだ!

 

って部下に怒ったりイラついてるんだとしたら

それ絶望的にアタマ悪いし、アナタ管理職として無能ですよ

と言う話になります。

部下って報連相通じて上司の言動見てるよ

そうやって報連相について部下にガミガミ怒るのは

時間の無駄でもありますし、何より部下の信頼関係を大きく損ねる言動であり

自分自身が余計報連相しにくい環境を作っている張本人であり癌である、ということに

一秒でも早く気付いた方がいいですし、気づけないなら管理職降りろレベルの話になります。

何故なら、部下はそういうアナタのクソザコ言動を本当によく観察しているからです。

そして優秀であれば優秀である程そんなクソザコ上司に嫌気が差し、辞めていきます。

思い当たる節ありませんか?

報連相トラブルは99%上司が原因で起きる問題です。

それでも部下が報連相を上手に出来ないんだったら

〇〇の仕事、半分くらいまで行ったら教えてくれ

わからなくなって5分以上経ったら必ず聞いてくれ

わからないところがわからないなら一緒にやろう

ぐらいのことは上司であるアナタが先回りして動くべきでしょう。

え?なんで俺がそんなことしなきゃなんないのって?

さっきも言いましたよね?

管理職手当貰ってるのは誰ですか?役職が上なのはどちらですか?

報連相やおひたしの意味を本質的に考えよう

円満な人間関係を築きたいなら報連相を強化

仲良し集団である必要は必ずしもありませんが、

職場の中、部署の人間関係が良好であって損になることは一つもありません。

その円満な人間関係を構築する上で、報連相はとても大切な手法の一つです。

仕事を把握する、はあくまで上司であるアナタの目線の話。

部下の目線で考えた場合の報連相は

自分がやっている仕事の方向性がこれで良いのか安心感が欲しい

為に行う仕事の一つです。

そこで安心感を与えないようなやり取り、

例えば報告途中で話を遮って叱責したり

報告中にキーボードを叩きながら半分上の空で聞いたり…

そんな言動をしたら、部下はアナタに対してどう思うでしょうか?

部下から報告がない…と嘆きたくなったら

まずは普段の自分の言動から見直してみるようにしましょう。

間違いなくそこに答えがあります。

また、それに気づかずにそうやって他責で部下を叱責するようなことをしていると

退職した後に、転職サイト等でブラック企業扱いされるような書き込みをされるリスクもあります。

日頃からの部下に対する言動は気を付けておきましょう。

報告回数=単純接触効果

報告を含めた仕事のやり取りについて、お互い尊重してポジティブにやり取りをするほど、

それは単純接触効果となり、双方の好感度が上がる要因となります。

人間は日常的に顔を合わせ、会話をする人に無意識に好感を持つ生き物ですので

その回数が多ければ多い程、部下はアナタのことを信頼して仕事をするようになるでしょう。

報告がないことを嘆いて部下を叱責するのか。

自分から積極的に自分から情報を取りに行き、コミュニケーションを活発にとるのか。

同じ管理職としても、姿勢として雲泥の差ですよね。

勿論どちらの方が望ましいのかは…言うまでもありませんよね。

偉そうに言っているが、ダンも過去大失敗をした経験あり

報連相について偉そうに語っているお前はどうなんだよ!と思ったアナタ、

さすがに管理職だけあって鋭いですね。

はい、26の時に初めて管理職になって大失敗しました。

今回の記事は、その当時の自分の恥ずかしい失敗体験も含めて書いたものです。

多分、アナタ以上にド派手に失敗してます。

当時のダンは、成果を出していたこともあり滅茶苦茶に自惚れていました。

典型的なクソザコマネージャーで

報連相しない部下の話を遮ることなんて当たり前

成果が出なかったら平気で罵倒していました。

 

その結果、マネージャーになって三か月後には

約20人いたスタッフが「全員辞めたい」と直属の上司に直談判…

 

どれだけポンコツだったのか、よくわかって頂けると思います。

真摯に彼らと向き合ったことで、結果退職したのは一名のみでしたが

自分の言動の何が問題で部下の心を離れさせたのか、本当に沢山のことを勉強させて頂きました。

今でも彼らとは交流があり、定期的に近況報告する仲です。

それぞれが違うステージで精いっぱい頑張っています。

今マネジメントする立場で、愚かな言動をしないよう気を付け

真摯に部下に向きあおう、と思えるのは

そうやって彼らに不愉快な思いをさせた苦い体験から来ているのです。

マネジメントをしている人もいますが、彼は彼で

私のあまりに未熟な言動をきっと反面教師にし、良いマネージャーになっていると思います。

マネジメントの失敗は基本的には取り返しがつきません。

しかし真摯に向き合い、反省することで二度同じ失敗をしないよう謙虚に学ぶことを繰り返していけば

部下だってわかってくれます。

大体部下が上司に愛想を尽かす時って、上司が仕事出来ないことではなくて

仕事出来ない癖に偉そうな態度をとるときですから。

縁あって今日この記事を読んで下さったアナタには、そんな思いしてほしくないと思い

自分の経験をもとに辛口で記事を書かせて頂きました。

まとめ

本日の記事いかがでしたでしょうか。

たかが報連相と侮るなかれ、報連相は深く掘り下げてみると

本当に沢山のものが詰まっていることが理解頂けたことと思います。

今日の記事を改めておさらいすると

本日の記事の内容まとめ

報連相は「上司から部下に行うもの」と心得るべし

・部下が報連相しないのは「上司に99%原因があるから」

・報連相時の言動を部下はよく見ている、愛想尽かされるようなクソザコ仕草はしない

ということになります。

是非今後のマネジメントに活かして下さい。

マネジメントを頑張るアナタを、これからも応援します。

ダン

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