中学の定期テストで450点越える勉強方法
✅定期テストで450点取るのは実はそんなに難しくない
✅定期テストで450点を取れば、大体学年トップ10には入れる
✅毎回安定して450点取れば、県内トップ3までの公立進学校に入れる
中間テストに期末テストと、何かと定期テストは私達を悩ませますよね。
ウチは2学期制だから定期テストの回数少ない!ヤッター!
と喜びたい所ですが、その分一回の定期テストの重みは3学期制の比じゃないよ?
と言うプレッシャーもありながら。
この記事を読んでいる人は、おそらく
ような人でしょう。450点までもうひと頑張り!って所ですね。
今日はそんな人向けに、中学校の定期テストで安定して450点以上取る方法を
中学時代期末テスト9回中8回(3学期×3学年)で450点以上、MAX474点を取り
かつ26歳で大手教育業界の支店長になり、何人もの生徒を450点以上取らせることに成功した
ダンが解説します。
これを見てキバって勉強するぞー!
定期テストで450点はすごいの!?
400点以上取れていたら、450点は十分狙える

定期テストで450点以上取ると聞くと、物凄く天才のように聞こえますが
よくよく考えると、1教科90点でいいわけですから実際各教科10点までミスっていい。
そう考えると実はそんなに難しいものではない、ということがわかると思います。
それに学校の先生はテストを簡単すぎず、かと言って難しくしすぎてもいけないので
平均点を40後半~60前半くらいで収まるようにコントロールしていることが殆どです。
と言うことは、普通に勉強していたら大体みんな50点くらいは取れるような内容なので
あと40点分をどうトッピングで積み上げればいいのか、という話なんです。簡単でしょ?
しかも400点以上取れているんだったら、各科目平均点の30点くらいは現状プラスで取れているということ。
あと各科目10点ずつの積み上げで良いよね、という話になります。
問題数でいえば3~4問というところでしょうか。
あと3~4問マルを貰うって、そんなに難しくないよね?という話です。
450点は上位5%くらい。凄いけど努力でたどり着ける
450点という点数は、大体学年の上位5%くらいの人が取るスコアです。
学年で200人いたら、10人前後。
30人クラスなら、1人or2人が450点越えということになりますね。
つまり450点を取れば学年10位以内、クラスで1~2番と言う肩書はほぼ間違いなく貰えます。
これを凄いと捉えるかどうかですが、凄くもあり、凄くない、どちらとも言えます。
理由は450点取る為には頭の良しあしは関係なく、
450点を取る為の勉強方法を知っていて
それを達成する為の努力が出来る
人であれば誰でも達成出来るからです。
なので450点以上取った=頭いい、は厳密に言うと違います。
ただ、周りからは間違いなく頭いい人ってことでチヤホヤされますよね。
まず自分がどんなタイプか分析してみよう
450点を目指す前に、まず自分がどんなタイプなのか冷静に分析してみることが大切です。
ダンの経験上、450点に届かない子はまず大きく2つのタイプに分かれます。
①実力は450点あるタイプ。ケアレスミスが多く、注意力散漫で答案づくりがヘタクソなタイプ。
②実力が450点ないタイプ。テストの答案づくりは得意で失点も少ないが、基礎知識が足りず積み上げが必要。
当然ですが、①と②のタイプによって、450点を取る為のアプローチ方法は全然変わってきます。
簡単に言うと、
①のタイプは学力そのものはある為、答案づくりの精度を上げる練習が必要です。
②のタイプは450点を取る為の基礎学力が不足しているので、底上げする為に演習が必要です。
ちなみにダンは圧倒的に①でした。もっと点数取れる学力あるのに、うっかりミスでボロボロ失点しまくる…
うっかりミスを全部見つけて、正しく回答出来ていたら470~480点くらいは毎回取れていたタイプです。
今までで一番ひどいミスは、数学の「相似要件を書け」を「合同条件を書け」と見間違え20点の失点。
98点→78点と言う悲惨な結果を招いたことがあります。この時は悔しくて自室の壁殴りました(笑)
②のタイプは、勉強の仕方そのものを改善する必要があることが多いです。
得意な所ばっかり勉強して、苦手な所を放置しているケースや
基礎問題ばっかり解いて、応用問題を解く量が少ない為得点化出来るまでの力になっていない
等が代表的な改善ポイントになります。
450点を取る為の具体的な勉強方法
タイプ①だった場合
自分のタイプがどちらかがわかったら対策をしましょう。
①のタイプは450点以上取れる実力があるのに、その分の答案を作成出来ないのが課題です。
トレーニングは演習ではなく、ひたすらケアレスミス防止の練習です。

450点くらい取れる子なら試験時間45分、50分なら時間の半分くらいで一回は解き終わるでしょう。
つまり大体20分~30分は時間が余る訳です。
その20分~30分の間でやることは、わからない問題を必死に解こうとするのではなく
ケアレスミスを見つけて正しい答えに書き直すことです。
考えても見て下さい。
どれだけ難しい問題を解いても、簡単な計算問題で2つミスをしてしまったら、点数としてはマイナスです。
①のタイプは、積み上げることよりも失点を最小に防ぐテクニックを身に着ける方が優先です。
従って、まず答案が一度仕上がったら残りの時間で見直しに時間の8割を使います。
簡単な計算ミスはないか、スペルミスはしていないか、答案を違う所に書いていないか
などを丹念に時間内でチェックし、ミスを発見したら直していきます。
そしてよくありがちなのが
問われていることと違う回答を書いていること。
どんなことを問われていて、それに対し自分がどんな回答をしたのか。
その整合も「見直し」の時間で見つけていきましょう。
間違い探しと同じような感覚で取り組めるといいですね。
「自分の作った答案に絶対に間違いがあるはず。それを見つけて直せば450点取れる」
というメンタリティは大事です。
タイプ②だった場合
タイプ②の人は、自分の実力分の答案をきちんと作ることが出来るものの
それでも450点を取れるだけの実力が足りないタイプです。
やることは勿論演習による実力の底上げですが、①とは違い
普段の勉強の方法から見直し、改善していく所がポイントとなっています。
具体的には、
自分が解けない問題を解けるようになるまで演習する
演習の相対的な時間を増やす
この2点になるでしょう。
このゾーンの生徒さんを見ていて感じることが多かったのが
基礎的な内容はほぼ一通り出来ている
しかし基礎的な内容を「暗記」しているから、その応用となると部分的に綻びが出る
しかし点数自体は悪くないから、その綻びをあえて追及しないため放置されている
為、小さな綻びが積み重なって15点、20点…と失点しているように思います。
そこで大事になるのが、演習の量を増やして沢山間違えることだと思います。
頭より先に手が動かせるくらいまで仕上げよう
そしてこのタイプの生徒さんは、間違えることや失敗することに対して
やや神経質になりがちな人も多いように思います。
450点は沢山失敗(間違える)し、間違えた原因を理解し、改善した先にあります。
身近にいる450点越えの点数を取っている同級生も
最初からいきなり出来た訳ではなく何回も演習し、間違えた所を一つ一つクリアして今があります。
450点を越える点数を取る同級生の子と、アナタとの学力差はほぼありません。
あるとしたら向き合い方とやり方の差でしかないのです。
まずは自分が苦手な分野と積極的に向き合いましょう。
勉強の仕方はシンプルです。
演習の量を増やす→間違える→何故間違えたのかを解説を見ながら理解する→再度解いて正解出来るまでやる
を愚直にやり続けるだけです。
最終的に問題を見た瞬間に手が動くようになるまで仕上げれば、450点は取れたも同然です。
間違えたノート作成のススメ
演習を増やす、ということについては
塾に通っていれば、塾から提供される問題集があるでしょうからまずはそれを使いましょう。
その上で、間違えた理由を突き止めて改善する作業が必要ですが
その作業を効率よく行う為に、間違えたノートを作成することとオススメします。
これは間違えた問題の中で
理解が出来ない
次同じような問題が出た時に自信が持てない
何度も間違えるような問題
を書き留めておくためのもので、ようは自分が出来ない所がひとまとめにされたものです。
これの何が良いかというと
やらないといけない問題や、理解しないといけない単元が一目でわかるようになるということ。
使い方は、
①まずは間違えた問題の問いと答えを書き写す。
②そこから間違えたポイントを赤色で書き込む。(式を覚えていない、文法を理解していない、など)
③赤色で書き込んだポイントの単元に戻って再度勉強する
④似たような問題を解いてみて、解けたらOK!出来た印をつけましょう
⑤それでも解けなかったら残しておき、最終的にOKが出せるようになるまでしつこく勉強→演習の繰り返し
となります。
特にテスト1週間前くらいになったら、ここにため込んだ問題を
一心不乱に解きまくることで最後の最後、点数をかさ上げしてくれます。
手持ちの問題集がほぼ解けるようになれば450点はほぼ目指せますが
より確実に内容を理解する為には苦手な単元、科目へのアプローチ時間を増やすことがもっとも効果的です。
その意味で言うとスタサプでおなじみの
スタディサプリは5教科、単元毎にオンラインで何度も苦手単元を繰り返し受講出来る為
自分の好きな時間、タイミングで効果的に苦手な単元や科目にアプローチすることが出来ます。
14日間の無料体験も出来るので、どんな内容か一度体験してみてから判断しましょう。
450点以上を取って難関進学校に合格しよう
県内のトップ公立進学校は450~が目安
定期テストで450点以上をコンスタントにとり続けると
地元の公立進学校へ合格する道筋が開けてきます。
それもただの進学校ではなく
県内、地域の最難関学校への進学です。

基本的に定期テストで450点以上は県内最難関進学校に進学する為の最低ラインで、
実力テストや学年末テスト等で450点以上当たり前にとらないと難しいラインです。
札幌南、青森、秋田、新潟、日比谷、横浜翠嵐、県立浦和、富山中部、岐阜、旭丘、岡崎、
津、膳所、北野、神戸、山口、熊本、鶴丸…
などなど超がつく公立進学校は各都道府県に1つ以上あるかと思いますが
そこの受験資格を得られる最低条件がこの定期テストで450点以上と言っていいでしょう。
二番手、三番手なら450点以上で「合格圏」を狙える
最難関校に入ると入学してから大変だから…と二番手、三番手を目指す戦略もアリだと思います。
ちなみに二番手、三番手であれば
定期テストで安定して450点以上取れれば合格圏内に入ってくるでしょう。
学生の本分は勉強ですが、勉強以外にも若いうちにしか経験出来ないことは沢山あります。
二番手、三番手の進学校でも頑張って勉強すれば旧帝だって十分狙えますから
学力だけでなく自分の考え方と行きたい学校の校風がちゃんと合うかどうか?と言う点も吟味して決めたい所ですね。
450点以上狙うなら、100点狙える得意科目作りは必須
450点以上テストで狙うのであれば、5教科平均は90点以上であることが条件ですが
ご存じの通り、全教科平均して90点以上と言うのは現実的には考えにくく
教科ごとにデコボコがあって、それをひとまとめにして450点を越える
というのがセオリーです。
その中で大事になるのが、100点を狙える得意科目を作ることでしょう。
どんな難問が出て来ても、実力を全部出し切ることが出来れば100点を狙えるエース科目を
最低1つ、欲を言えば2つ作れると450点への壁は一気に下がります。
ダンの場合はそれが英語と社会で、英語に関しては勉強は塾だけ。
ネイティブでもないのに単語は一度で全部覚え、文法も完璧、リスニングも完璧、英作文も完璧という状況で
ケアレスミスさえなければ100点が固い教科でした。
中1の2学期以降、中学卒業するまで定期テストでわからなかった問題は一問もありませんでした。
同様に社会も、超マニアックな設問さえなければ100点が狙える科目でした。
逆に苦手だったのが理科で(原因はハッキリしていて、ADHDゆえ興味がないものは勉強ほぼしなかったw)
定期テストでは酷い時で80点後半、平均すると90点前半くらいでした。
ただ、苦手科目でも80点を切るレベルまで苦手にしなかったことが唯一の救いでした。
どれだけ苦手科目でも85点で踏みとどまる
450点を目指す上で、たとえ苦手科目があったとしても80点を切るような科目が出てくると
一気に難易度が上がります。
何故なら、450点以上取るなら全体で間違えてよい(失点してよい)のは500点のうち50点まで。
そのうちの約40%(20点)を1科目で失点してしまうと
残りの4教科を30点の失点で抑えなければならず
点数換算すると、残りの4教科全て93点以上取らないと達成出来ない為です。
残りの4科目全て100点を狙えるようなエース科目であればともかく
一般的にこの状況で450点をクリアするのはかなり難しいです。
このことから、450点を目指す上では
100点を狙えるエース科目(得意科目)を1つ以上作ること
80点を切るような苦手科目を絶対に作らない、85点でなんとか踏ん張る
がポイントとなります。
450点を取る為のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本日のまとめですが、
・450点獲得する為に自分はケアレスミス防止型か、実力不足型かをきちんと見極める
・自分のタイプに合った勉強、トレーニングを積み上げる
・100点を狙えるエース科目を最低1つ以上作る
・苦手科目があっても85点未満は絶対に取らないように積み上げをする
となります。
定期テストで450点以上取るために頑張るアナタを、これからも応援します。
ダン