予習よりも復習が大事な理由

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予習よりも復習が大事な理由

今回の記事でお伝えしたいこと

何故予習より復習の方が大事なのかがよくわかる

より効果的な復習の仕方がよくわかる

学校の勉強だけでなく資格試験にも応用が利く勉強の仕方がわかる

効率の良い勉強の仕方がわからない、という悩みをお持ちの人は多いでしょう。

特に中学校に入りたて、高校に入りたてだとまだまだ勉強のペースも掴めてないですよね。

部活から帰ってきて、疲れてご飯食べたら寝てしまう、なんてこともあるあるです。

今日はそんな中でも効率よく勉強が出来る方法を伝授したいと思います。

ダン

効率よく勉強して早く学校のペースに慣れようね!

目次

予習より復習の方が大切な理由

復習しないと人間は「忘れる」生き物だから

復習の方が大事な理由として代表的な理由は、ズバリ

「人間は忘れる生き物」だからです。

アナタに質問です。

一週間前に食べた晩ごはん、10秒以内に思い出せますか?

これ、殆どの人が思い出せなかった筈です。

なんでかというと、人間は短期間でかなりの情報量を忘れる生き物だからなんですね。

どれくらいのスピードで情報を忘れていくかというのを示したのがエビングハウスの忘却曲線と言います。

実際にどれくらいのスピードなのかグラフにしてみました。

グラフを見て頂いてわかる通り、100%仕入れた情報も

20分後には40%近く忘れて58%

1時間後には50%以上忘れて44%

1か月後には80%近く忘れて21%

しか記憶に残っていないことになります。

ダン

頭の良し悪し関係なく、人間はほぼこの傾向通り忘れるからね!

予習しても残念ながら翌日にはほとんど覚えてない

このように人間はすぐに忘れていく生き物なので、自称進学校あるあるなんですが

予習でまだ習っていない単元を先取りしてから授業に臨め、みたいなことを言われても

翌日には予習した内容の半分をもう覚えてない状態で授業に臨むわけです。

ダン

これ、めちゃくちゃ非効率だと思いませんか?

だから予習に費やす時間があるくらいなら今まで習った所、定期テストで狙われそうな所を

ガッツリ復習する方が効率が良い、って話になります。

復習のツールとして「宿題」「問題集」が有効

その「復習」のツールとして最適なのがみんな大好き宿題な訳ですね。

学校で新しい単元を学ぶ

家に帰る頃に学んだことを忘れているから宿題で復習

マル付けをして、間違えた所の類題を問題集で再学習

と言うのは、実は記憶定着する上で凄くよく出来た仕組みなんです。

ダン

記憶定着の観点から、宿題は帰ってすぐがオススメ!

では、復習を重点的に行うとどのようなメリットがあるのでしょうか?

効果的な復習により「記憶が復活」する

復習をすることにより、忘れていたものを思い出すことが出来ます。

ポイントは、宿題のように出来るだけ短期間に行うこと。

こうすることで、記憶の定着がより効果的に行えるようになります。

先ほどのエビングハウスの忘却線グラフと重ねて見てみましょう。

早いタイミングで復習を行うことで、オレンジ色のグラフのように

忘却率が緩やかになっていることがわかります。

青色とオレンジ色を結んだ赤色の矢印が、復習することにより

「忘れていたものを思い出した」「曖昧だった記憶が定着した」伸びしろ、ということになります。

ダン

残念ながらこの効果は予習では得られないんだ。

より効果的な復習の仕方

ちょっとの時間を「出来るだけ毎日」

せっかく復習が大事であることがわかったなら、より効率よく復習に時間を使いたいですよね。

そこで復習のより効率的なやり方についてなのですが、結論から言うと

A.1日に10時間時間をとって一気に単元復習

B.1日30分2週間かけて、毎日コツコツ復習

だった場合、Bの方が復習効率は高いです。

ダン

コツは、ちょっとずつの時間を長い期間かけて復習すること。

ガッツリ時間が確保できなかったとしても、寝る前にちょっとテキストや教科書を見直すだけでも全然効果は違いますよ。

短期集中復習は効果が薄い

先ほどから何度も見て貰っているエビングハウスの忘却曲線通りなのですが

短期的に、大量の時間をかけて一気に復習すると

確かに「ああ、なんか見たことあるわ」と復習した気になります。

しかし、考えてもみて下さい。

1週間かけて歴史上の人物100人覚えるのと、1日で100人覚えるのでは

シンプルに脳への負荷が全然違うの、わかりますよね?

勿論大量の時間を長期的に確保出来れば、多くのモノを覚えたり、理解することも出来ますが

現実的にそういう環境を確保するのは難しいでしょう。

脳に強い負荷がかかるということは、脳は短期間で大量に詰め込まれた情報を正常に戻そうと整理します。

整理する際には、必要な情報と不必要な情報を仕分け、不必要な情報から記憶が消されていきます。

無理やり詰め込んだり覚えた情報は…不必要な情報ですよね。

テスト前の一夜漬け。待っているのは…

ダンも過去、一夜漬けのようなことをして失敗した経験があります。

ダン

まぁ何百個程度の単語なら一回習った所だし、一晩で何とかなるっしょ。

ということで、昔から記憶力に自信があった為テスト前日に一気に暗記科目を詰め込みまくりました。

一気に詰め込みまくった努力?が実ったのかテストそのものは確かにそれなりの点数が取れました。

ダン

なんだ、テストの前にちょっと本気出せばこんなもんじゃん。楽勝楽勝。

と、その時は良い結果を出せて浮かれていたのですが…

約一か月後。

ダン

さて、こないだの単元の所念のために復習しておくか。ん…あれ?

ほぼ全て記憶から消去されていた為、結果もう一度覚えなおすハメに…

この経験がある人、結構多いんじゃないでしょうか。

一気に詰め込むと、瞬間的に記憶の片隅には残りますが必要がなくなると、恐ろしい速度で一気に忘れます。

復習は計画的にしましょう。

復習で記憶に深く定着させる応用技

インパクトで覚える「インパクト記憶」

復習は短時間をコツコツやることが効果的と言うことはわかっていただけたかと思います。

その理由は、復習の効率=時間×頻度 となっており、時間よりも頻度が大事だからです。

しかし、実は頻度が伴わななくても復習の効率を上げる方法があります。

それが「インパクト記憶」です。

インパクト記憶とは、簡単に言うと

「ただの情報を価値ある情報に変え、脳をアッと言わせて忘れにくくする方法」

のことで、身近にある具体的なインパクト記憶で言うと社会の年号の語呂合わせがこのインパクト記憶になります。

ダン

ちなみに今までで一番インパクトあったのは、ちょっと下品ですがイイムナゲ(1167年)平清盛太政大臣ですね。服がはだけた平清盛の絵が資料集にあり、平清盛の胸毛が濃く書かれていて…だから忘れないんですよ。

その他にも旅行に行った際にトラブルに見舞われたことを思い出として記憶していたりするように

脳を上手く刺激してあげて、オッこれは忘れたらダメな情報だな!と脳を錯覚させることが出来れば

復習の効率は一気に上がります。

ストーリーで覚える「ストーリー記憶」

インパクト記憶とは少し手法が違いますが、ストーリー記憶も

脳に強い刺激を与え、忘れにくくする為のアプローチ手法です。

例えばサッカー、新聞、傘、ニンジンと全く脈絡がないモノを覚えようとした場合。

サッカーの結果を知ろうと新聞を広げたら雨が降って来て濡れそうだったので、慌てて傘を買おうとコンビニに入ったらニンジン片手にオバチャンがお店に入ってきた。

のような、「いやそれありえないっしょ」というストーリーを描いて覚えてしまうものです。

ちょっと難易度は高いですが、東大生や暗記を得意にしている人は取り組んでいる方法ですので、

一回自分に合うかどうか試してみるのはアリかもしれませんね。

音や手で覚える?「感覚記憶」

人間が何かを覚えようとする際に、目で文字や図を追いかけているだけでは効率の良い復習とは言えません。

英語の勉強方法の記事でも少し触れていますが、声に出して読むなど何かしながらの方が人間は記憶します。

そこでオススメなのが、書くということ。

実際に人間が何か文字を書くことで、脳が活性化されることをノルウェーの大学が研究し、発表しています。

手で書くことのメリットは幾つかありますが

書く前に一度頭の中で内容をまとめることで頭の中が整理されること

自分が書いた字を自分の目で追いかけることで、ただ読み流すよりも集中して情報を拾うことが出来ること

は代表的なメリットとなるでしょう。

ダン

特に復習の時に間違えた問題や、忘れていた内容をノートに書き写して、それを声に出して読み返してみると効果倍増どころじゃないよ!

ただ教科書や問題集を見て、活字を目で追いかけるのではなく

手で直接ノートに書いて、書いたものを声に出すことで自分が主体になって情報を整理する。

とても大事なことですね。

まとめ

本日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

本日の記事でお伝えしたかったことまとめ

人間はすぐに忘れる生き物の為、予習よりも復習に力を入れよう

短期間でドンと復習するのではなく、短時間をコツコツと

目で字を追うだけでなく、書いたり読んだりして脳に「重要な情報だよ」と刺激を与えて効率UP!

効率よく復習をこなし、目標に向かって頑張るアナタをこれからも全力で応援します。

ダン

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