決算賞与とは?いつ貰える?平均額は?
決算賞与というものについて
会社側から見た決算賞与事情がよくわかる
決算賞与を支払う会社がわかる
決算賞与が支給されると聞いて、思わずガッツポーズしてしまう皆様は多いのではないでしょうか。
かくいうダンも、従業員として働いていた頃は決算賞与が頂けるようそれはもう馬車馬のように
営業活動を頑張っていました。
しかしこの決算賞与、普通の賞与とは別のククリになっているように
一般的な賞与とは違うカテゴリに属しています。
今日は、そんな「もらえたら嬉しいもの」トップ5に入るであろう決算賞与について解説していきます。
どうぞ最後までごゆっくりお読みください。
決算賞与とは?いつ貰える?
会社の業績によって支給されるもの
決算賞与とは、一言で言うと
であり、会社で生み出した利益を従業員に還元する目的で支払う、と考えるのが一般的です。
利益を共有する、ということでプロフィットシェアリングと呼ばれたりもしますね。
なので給料のように絶対に会社が従業員に対して支払わないといけないもの、ではなく
任意の為、会社が決算賞与を払わないという結論を出しても、基本的に違法性はありません。
ちなみにこれ、普通の賞与でも同様なんだよね…だからボーナス貰えなかった!違法だ!労基行く!って労基に行っても、就業規則に記載されていない場合は認められないことの方が多いんだよ。
参照:従業員のボーナスカット。違法になる場合と、適法に行う方法は?
決算賞与が貰えるのは期末前後、業績に応じて支給される
決算賞与が貰える時期は、その会社の決算期~翌月であることが多いです。
例えば3月決算の会社の場合は、3月末~4月が一つの目安になるでしょう。
目安となる金額は、数万円~数十万円が相場です。
賞与は通常年2回支給の所が多いですが、それに加えて
業績に応じて決算賞与がもう1回貰える、というのは従業員の目線で考えるとモチベーションになりますよね。
企業によっては利益額や貢献度によって決算賞与の額が決まることもあるみたいだね。働く人にとっては凄いモチベーションになりそう!
しっかりみんなで結果出して決算賞与貰うぞ!というイケイケ系の会社にとっては
決算賞与って一つモチベーション維持の為に使えるものだと思います。
決算賞与が払える会社は会社の業績が好調
見方を変えると決算賞与を払うには相応の利益が上げられることが大前提としてある
(赤字なのに決算賞与払ったら潰れてしまうよね…)為、
決算賞与を払う会社は得てして業績好調と考えてよいと思います。
一概には言えないけど、毎年決算賞与を出している会社は一般的な水準以上に事業が安定していると考えてよさそうだね。
会社が決算賞与を払う理由
従業員を大切にしているから
模範のような回答になりますが、会社が決算賞与を従業員に支払う理由として大きなものが
でしょう。
従業員を大切にしている、だからライフワークバランスの実現に取り組み、残業代を削減して…
という志も勿論立派で、実際に取り組んで下さることで心に響くことがあるのですが
現実的な話、それを形(お金)で表現してくれるものに勝る表現を見つけるのって難しいんですよね…
「誠意は言葉ではなくて金額」と言い、叩かれた某プロ野球選手がいました。でもこれ真理ですからね…弊社もこれ、滅茶苦茶意識してます。
立派な設備や働きやすいオフィス環境も勿論大切ですが
寸志でも良いので決算賞与を貰えると、やっぱり従業員目線で言えば嬉しいですし
それにより会社に対して「ありがとう!」という気持ちが芽生えますよね。
会社の税金対策
と滅茶苦茶キレイなことを言っておいて、今日一番ブラックな部分です(笑)
会社って、想定以上に利益が出ると、勿論それはそれで嬉しいのですが
利益が出た分は、法人税として国や地方に支払わないといけないんですよね。
会社の業績だけ切り取ると、予算以上に数字出た!ヤッター!嬉しい!ってなるんだけど、実際にオカネのやりくりを考えると、100%手放しで喜べないこともあるんだよ。
ところが、溢れた利益分を給与として支払う(=経費にする)ことで法人税の支払い額を抑えることが出来るため
と合理的に考え、決算賞与を支払う判断をする経営者の方は結構多いです。
表立って従業員に「税金対策で決算賞与やるよ」なんて空気ぶっ壊すような発言はしないので
経営者の本音を聞く機会は少ないかもしれませんが
裏っ側で経営者も、会社の業績をよくする為に
税金対策と従業員の満足度を上げることを天秤にかけることはあるんですよ。
これは腹黒い、腹黒くないではなくてドコにお金を使ったら一番会社にとって良いか?を考えることでもあるんだ。むしろ、ここで腹黒く考えられないような経営者の方が個人的には失格だと思うな。
まあ、仮に「どうせ税金対策も兼ねてるんでしょ」と思った所で
手元にオカネが増えるのは紛れもない事実ですし、嬉しいことには変わりありませんよね。
顧問税理士先生の助言
税理士の先生と言えば決算業務や年末調整・確定申告・会社の記帳・経理周りをサポートしてくれる存在ですが
稀に優秀な税理士先生が会社の顧問としていらっしゃると
社長これだけ利益出そうですし、法人税として支払うくらいなら従業員さんに決算賞与でお支払いされてはいかがですか?
と提案してくださる場合があります。
従業員目線で考えると、神のような存在ですね…!
あとは会社の経理責任者の方が税法や資金繰りに長けている方の場合もケースとして考えられます。
経営者の方もみんながみんな税法に明るい訳ではないから…従業員の味方をしてくれる、会計に明るい方が会社にいるとそれだけで恩恵は大きいよね。
決算賞与が貰える会社に入るにはどうすればいい?
決算賞与が貰える求人を探そう
私だって決算賞与が貰える会社がいい!
と思ったアナタ。
勿論現職で決算賞与が貰えるように全員で頑張って業績が上がればベストですが
全員が全員、仕事に前向きな訳でもありませんし
入社してからこれまで決算賞与が一度も出ていない状況だと、これから先も
望みとしては薄いですよね…
そもそも自分が勤めている会社がブラック企業だったりすると決算賞与もね…
という訳で、安定して決算賞与が貰いたいのであれば
というのが現実的な選択肢として視野に入ってくるかと思います。
転職6回経験したダンのオススメ転職サイト
転職を6回経験したダンが今までの転職活動を通じてオススメだった転職サイトを幾つか紹介します。
リクナビネクスト
リクナビネクストは転職が頭をよぎったら、まずは何も考えずに登録すべきサイトNo.1です。
理由としては
案件が非常に多い
オファー機能により企業からオファーを貰うことも出来る
他の転職サイトと比較し、ページの操作性が頭1つ抜けており使いやすい
給料例が他の転職サイトと比べてもわかりやすい
性格診断等を活用し、自分にあった求人の提案もしてくれる
ことが挙げられ、求人の紹介の所にも
賞与〇回!
決算賞与あり!
などと書かれていることもあり、決算賞与の有無や給与体系などが非常にわかりやすくなっています。
なんなら今すぐ転職する気がなくても、登録して企業からオファー貰っているうちに自分の市場価値がわかってきて転職に心が傾く…なんてことはザラにあります。リクナビネクストはその筆頭ですね。
登録や利用料含め全て無料で利用できますので、是非とも利用しましょう。
リクルートエージェント
リクルートエージェントも、リクナビネクスト同様リクルート系の転職サービスで、無料で利用が可能です。
リクナビネクストと同じようにスカウトサービスもあるのですが、
求職者の方に更に踏み込んだサービスを利用することが出来ます。
特徴として
非公開求人情報を得ることが出来る
企業との面接日程の調整等を担当者の方が代行してやってくれる
自分のキャリアの方向性、叶えたいことなどを親身になって相談してくれる
履歴書や職務経歴書作成に関するフィードバックが貰える
自分の希望を伝えることで、それに沿った求人に出会いやすくなる
などがあげられ、全部自分で1から10まで!と言うタイプの転職サービスではなく
担当者の方が伴走してくれるイメージですね。
転職経験が浅いとどうしても不安だよね?そんな場合はまずリクルートエージェントに登録して、担当者の方と面談してみるとよいよ。
doda
dodaはパーソルグループが運営する転職サイトです。
リクルートグループと比較するとやや操作性の面で後れを取っている印象がありますが
dodaを利用するメリットは
でしょう。
自分で求人を探す転職サイト、スカウトや担当者とのやり取りをしないといけないサイトと
基本的には用途に応じて分かれていることが多いのですが
dodaの場合はサイト一つで
自分で求人を探すことも出来る
企業からオファーが来る
エージェント案件は担当者が対応してくれ、キャリアカウンセリングもしてくれる
とまさにオイシイ所どりです。
しかもオファーには面接確定オファー、プレミアムオファー等ランクが設けられており
企業が自分に興味を持ってくれたかどうかがわかる機能までついています。
という転職の時にありがちなこの熱量の差を、
dodaは他のどのサービスよりも可視化してくれる為、相思相愛になりやすいのも特徴でしょう。
こちらも無料で登録し、担当者の方と転職相談も無料で出来ますので
登録と無料相談までセットがオススメです。
まとめ
本日も最後まで御覧頂きありがとうございました。
決算賞与を払ってくれる企業は業績が良いことが圧倒的に多く、安心
決算賞与は税金対策の面もある為、経営者のホンネは他の言動で判断するしかない
決算賞与貰える会社がいい!と思ったら、転職も一考しましょう
今後もアナタが決算賞与を手にし、更にハッピーな人生を送ることを
心より応援しています。
ダン