藤森哲也 年収と実力は?将棋放浪記を運営するプロ棋士youtuber

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藤森哲也 年収と実力は?将棋放浪記を運営するプロ棋士youtuber

今回の記事でお伝えしたいこと

藤森哲也先生の年収について

藤森哲也先生のプロ入り後の戦績について

藤森哲也先生が運営するyoutube「将棋放浪記」について

 

将棋を見るならABEMAプレミアム!タイトル戦含め沢山の対局やオフショットが見られます

6月19日天心武尊戦のロゴ修正

 

藤森哲也先生と言えば、ABEMAでの解説や、ご自身でのyoutubeチャンネル、「将棋放浪記」

での軽妙な語り口調が好評の、人気棋士の一人です。

将棋放浪記は2023年10月時点で登録者数17万人を超えており

棋士の先生が運営するyoutubeの中では屈指の登録者数となります。

今回はそんな藤森哲也先生についてご紹介いたします。

どうぞ最後までごゆっくりとお読みください。

目次

藤森哲也 年収は?将棋放浪記の収益など

藤森哲也の年収

藤森哲也先生の年収ですが、先に結論から言うとザックリと

約700万~900万くらい

ではないかと推測されます。(※正確な数字はわからない為ある程度の予測値)

と言うのも、プロ棋士の先生は日本将棋連盟の職員ではなくて会員という形となる為

簡単に言ってしまうと個人事業主なんですよね。

ダン

プロ野球選手やプロサッカー選手と一緒なんだ。

なので、所属している連盟から毎月頂ける固定の給料みたいなもの(正式には参稼報奨金)

以外にも収入となるものは実に沢山あります。

以下ざっと代表的なものをまとめてみると

参稼報奨金

棋戦での対局料(勝ち上がったりするとその分上乗せされていく)

イベント等の出演(TVやABEMAでの解説・将棋まつり・指導対局など)

印税や原稿料(将棋に関する本を出版したり、雑誌に出稿すると貰える)

スポンサー(現実にはトップ棋士くらいですが、CM出演など)

youtube等の収益

 

となっており、とてもではないですが全部追いかけて収入をピタリと当てるのは不可能です。。。

ですが、藤森哲也先生の場合は順位戦にてC級2組に在籍していますので

毎月の参稼報奨金については約18万~22万程度、年間216~264万と予想されます。

これに加えて対局料(棋戦で勝つと当然増える)がありますが、これは

どの棋戦で1勝すると幾ら増える、と言うものが明らかではない為追いかけるのは難しいです。

同様の理由で他のビジネスの収入も追いかけるのが困難ですが、

youtubeの収益については独自に算出しているサイトがありました。

 

ザックリと360万程度の収益と予想されていますので

基本給である参稼報奨金と合わせると約500万円後半~600万円前半

くらいになるのではないかと目途が付きます。

これに加えて藤森哲也先生は本も出版されている為、そちらの印税と

イベント等への参加報酬、スポンサー(いるのか?)などを組み合わせるとザックリと

約700万~900万くらいの年収

ではないかと推測されます。

ダン

youtubeの収益が本当に読めなくて、年収700万と出している参考サイトもあるんですよ…とりあえず下の方で合わせました…

プロ棋士の平均年収が約600万~800万程度と言われていますから

藤森哲也先生はほぼその平均か、やや多いくらいの部類になると考えられそうですね。

ただし、平均は本当に平均であって

藤井聡太先生のような化け物先生が全体を底上げしていることを考えると

中央値はもっと下がるのではないかと考えられます。

中央値から考えると藤森哲也先生は稼いでいる方だと言えそうですね。

将棋一本では生活は厳しい?

将棋界の獲得賞金ランキングについては、将棋連盟の方でもトップ10まで発表されています。

 

ザックリとトップ10までは1000万円以上を稼いでいることがわかり

おそらく15位~20位くらいまでは1000万円を超えていることでしょう。

現役の会員数約170名から考えると、棋士のうち

約1割程度は将棋のみで1000万円を稼ぐことが出来そうですね。

更に20~30位くらいまでそのエリアを拡げても

900万円~600万くらいまでには収まると予想出来る為

余程の贅沢をしない限りは対局一本での生活は問題なく出来そうです。

ただし、これがどんどんランクが下がっていき

順位戦もB2からC1、C2、フリークラスとなると、固定給も順位戦のランクに比例して下がっていく為

対局のみで生計を立てていく、ということの難易度が上がっていくのかもしれません。

プロ棋士は個人事業ですから、対局以外の時間は基本的に何をやっていても

誰にも咎められることはありませんし叱られることもない、言ってみれば

非常に自由度の高い職業です。

対局で稼ぐことが難しければ、生活を相応に切り詰めたり

将棋教室を開いて月謝で賄う

研究して本を出し、そこで印税を得る

指導対局やイベントに積極的に参加する

将棋以外の仕事をする(船江恒平先生みたいに公認会計士の資格を取るなど)

等で収入を得る手立てもありますから、本当に食えなくなるということにはなりにくいと思います。

ダン

奨励会からのプロ入りを毎年4人に制限しているのも、こうして現在の棋士が食いっぱぐれたりしないよう配慮しているのも理由の一つなんだ。

本当は将棋そのもののマーケット規模や価値がもっともっと大きくなって、毎年多くの天才棋士の卵がプロになっても食えるくらい潤ったら最高なんですけどね。

本業以外で収入を増やすことは果たして善か

これは決して藤森哲也先生を非難する意味で申し上げるのではないのですが

本業そっちのけでyoutubeなんてやってるんじゃないっ!

 

という将棋のプロは将棋に専念すべき?という原理主義者も一部存在するのは事実です。

今や副業が当たり前のこのご時世ですから、本業以外の所で収入を得ることは決して悪い話ではないでしょう。

しかし、別の考え方をすると

疑問の人

プロ野球でいう2軍選手が1軍選手より本業以外で沢山稼いでる?本業で結果出てないのに?まず本業で結果出してからやるべきでは?

 

ということも出来てしまい、この点を藤森哲也先生に突き付けるとウッ…となってしまう所も

少なからずあるのではないでしょうか。

現在は退会され、先日逮捕されてしまった元棋士の橋本崇戴さんも同様のことを仰せでした。

橋本さんは特に女流棋士へのヘイト?が酷く

ろくずっぽ将棋の勉強もしないでコンパニオンみたいに聞き手の仕事で稼いでんじゃない

将棋で勝つことよりも聞き手で本業以上に稼ぐ旨味を覚えたら将棋強くなるわけがない

 

ということを盛んに仰っていました。この考え方は確かに一理あると思います。

ダンが考えるに、副業をやることや本業以外の仕事で収入を得て、生計を立てることは何も間違っていないと思います。

ただし実力が相応でないのにそちらが成功してしまい、本業の将棋はからっきし…だと

どっちが本業でどっちが副業なの?副業に専念すれば?

 

という批判が出てしまうことはある意味仕方ないことかなと思っています。

ダン

まぁシンプルにこの外野の声をかき消すのは、本業でしっかり結果出す以外ないんですよね…

 

藤森哲也先生も、このような批判を結果でしっかり見返せるように

本業でも私達を良い意味で驚かせてほしいですね。

藤森哲也の生い立ち プロ入り後の戦績

藤森哲也の生い立ち~プロになるまで

藤森哲也先生は1987年に東京都の大田区にて誕生します。

藤森哲也先生のお父様はリコー将棋部にも在籍し、元奨励会員でもあった藤森保さん。

そしてお母様もLPSA所属の藤森奈津子女流四段と

絵に描いたような将棋一家のもとに生まれたのでした。

ただし幼少期の頃の藤森哲也先生はTVゲームが好きで、将棋を覚えたきっかけも

「風林火山」という将棋のTVゲームをプレイし勝てなかった為母にお願いしたら

あっさり勝ってしまったことで面白さにハマり、のめりこんだという

やや変化球?気味のアプローチで将棋の世界に入り込んでいくのでした。

細かい技術指導や定跡はお母様から教わり、そして細かい技術指導はお父様から。

そしてプロ棋士も多く通った将棋教室の名門、蒲田将棋クラブに通って腕を磨いたのでした。

小学校6年生で塚田泰明先生を師匠に奨励会に入会。

ダン

お母様と塚田泰明先生が、大延大介門下で一緒だったことも影響しているみたいですね。

 

幾度かの降級・降段危機がありながらも昇級・昇段を重ね、20歳前にして三段に昇段します。

5期目、7期目と昇段・プロ入りのチャンスがありましたが敗北し実現しなかったものの

遂に8期目で高見泰地先生に次ぐ2位の記録となり、2011年に念願の四段昇段(プロ入り)を果たしました。

藤森哲也 プロ入り後の戦績

プロ入り後の戦績ですが、2023年時点では残念ながら

タイトル挑戦、棋戦優勝ともになしとなっております。

ただし、新人戦で二度、加古川清流戦で一度の準優勝経験があり

若い時分には強豪棋士とも互角に渡り合えていたことがわかりますね。

ダン

永瀬拓矢先生とも新人戦決勝で1勝2敗と接戦を繰り広げていたんだよ。

 

現在36歳の藤森哲也先生。まだまだこれからのご活躍に期待ですね。

藤森哲也の棋風

藤森哲也先生の棋風ですが、基本的には居飛車で矢倉からの急戦を好む棋風です。

迷ったら攻める

という棋風通りの攻め将棋。

その他にも横歩取りや角換わり等も指しますし

ごくわずかですが、振り飛車を採用することもあるようです。

 

ちなみに自身のyoutubeチャンネルでもある「将棋放浪記」では

振り飛車で指すことも多く、本人も振り飛車に変更する可能性も視野に入れていらっしゃるようです。

あえてエース戦法を絞り込まず、マルチな差し回しで将棋の幅を広げるのも強くなる方法の一つ。

これからの藤森哲也先生のご活躍に期待ですね。

藤森哲也 将棋放浪記  youtube エピソードなど

藤森哲也 youtubeチャンネル将棋放浪記

先述した通り、藤森哲也先生は本業である将棋の対局以外多方面でご活躍されており

その一つが2020年に立ち上げたyoutubeチャンネル、「将棋放浪記」です。

登録者は2023年10月時点で17万人を越えた一大コンテンツとなっており

将棋ウォーズという将棋のゲームアプリでの対局での指し方の解説などを中心に行っております。

ダン

相手もアマチュア三段以上の高段者の方が多いので、非常にハイレベルな対局になるんですよね…ダンの棋力ではついていけません正直。

 

アマチュアトップレベル(奨励会級位レベル)VSプロ棋士

の対局となる為手筋や定跡も非常に参考となるものが多いです。

時々プロ棋士でもある藤森哲也先生が負けてしまうこともあるため、

如何にハイレベルかがわかることでしょう。

以前ヤフーでのコメントでも書かれており、個人的には非常に納得した内容なのですが

基本的にアマチュア初段~三段くらいまでを書籍や将棋教室は対象としていることが多く、

それ以上の高段者、実力者の学びの場や教材が途端に少なくなってしまうのが現状のようですね。

結局はネット対局で同じくらいの棋力の方を見つけ、腕を磨いたり

棋譜並べ、詰将棋のハイレベル版となるわけですが

そこを対象にした教材の絶対数が少ない上に、独学であることによって成長が鈍化することも考えられる訳です。

そんな方にとって、藤森哲也先生のようにアマチュア強豪とプロ棋士が

結構ガチでの対局をすることは、とても教材としては優秀ではないか、という話がありました。

藤森哲也先生も手筋や指し手の意図等を、対局しながら明確に伝えて下さるので

現在の形勢やどんな意図で対局が進んでいるのかが非常にわかりやすく

自分がまるで強くなったかのような錯覚を覚えてしまう程です。

また、ドラクエの用語(ホイミ、マヌーサなど)や野球用語等も解説に取り入れて下さる軽妙な語り口の為

将棋をそこまで知らない方でも、見て楽しめるコンテンツとなっています。

ダン

藤森哲也先生もインタビューで、なるべく楽しく強くなって貰うコンテンツをコンセプトにされていると語られていたよ。

プロ棋士の対局を見て楽しむもよし、指し手を学んで自らの棋力向上に役立てるもよし。

人気チャンネルである理由、納得です。

ふじもり将棋教室

藤森哲也先生は、2018年から子どもを対象とした将棋教室

ふじもり将棋教室をご出身の大田区にて開講されています。

 

ダン

youtubeが2020年だから、youtubeよりも先に始められたんだね。

将棋教室ではご自身は勿論、お父様、お母様

そしてアマチュアの強豪棋士の先生方など

多士済々な方々が未来の藤井聡太育成を目指して取り組んでいるようです。

Twitter(X)でも情報発信

藤森哲也先生はTwitterもやられていらっしゃいます。

youtubeの登録者数と比べると少ないですが、それでもフォロワー数が約2.7万人と

将棋界では羽生善治先生香川愛生先生と並ぶ屈指のインフルエンサーポジションとなっています。

藤森哲也は家族そろって競馬がお好き!?

勝負師でもある棋士のご両親の下に生まれたこともあってか

ご多分に漏れず将棋以外の勝負事も好きな藤森哲也先生。

競馬も趣味の一つとして楽しまれているようですね。

ダン

鈴木大介先生渡辺明先生筆頭に、棋界も競馬好き多いから…

5歳くらいの頃から、既にご家族で

オウマさんのいる公園に行き遊んでいたという藤森哲也先生。

今年の8月には第一子となるお子様も生まれ、お子様と将来は

「オウマさんのいる公園」に行きたい展望も語られています。

勝負師はやはり盤上だけでなく、ギャンブルにもアツくなれるものなんですね…

藤森哲也×東出昌大 交友関係も広い

藤森哲也先生は三月のライオンやうつ病九段等の

演技監修を手掛けられたこともあり芸能関係の方々とお会いされたこともあり

内田有紀さんとお会いされた時は嬉しかった旨を述べられていました。

その他東出昌大さんとも交友があり、藤森哲也先生が東出さんに手ほどきをすることもあるそうです。

超行動派は将棋以外にも!?スーパーカブで四国一周など

東京生まれの藤森哲也先生、シティボーイのイメージがありますが

攻め将棋同様アクティブなのはプライベートにも及ぶようで

若かりし頃は、水曜どうでしょうに憧れて

友人とスーパーカブで四国を一周したり、北海道の函館から江差町まで行ったりしていたようです。

ちなみに将棋をやっていなかったらバックパッカーになっていたかもしれないと語る程アクティブで

奥様とも新幹線で出かけては旅行を楽しまれたりしていたそうです。

良い意味で肩の力が抜けている藤森哲也先生。

将棋以外でもマルチな才能を発揮できるのは、自由な発想や感性を大切にされているからかもしれませんね。

藤森哲也 著書紹介

将棋放浪記から学ぶ 最速! 最短! わかりやすい将棋の勝ち方


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将棋放浪記での紹介された手筋等を詰め込んだ一冊です。

楽して楽しく勝ちたい!

そんな読者の怠惰な欲望(笑)を満たして下さる一冊です。

圧倒的破壊力! 藤森流なんでも右四間飛車


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右四間飛車は英春流等独特の棋風が多い戦法ですが

それらを一つの学問として定跡化し、指しやすい方法が描かれています。

藤森流急戦矢倉


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攻めっけ120%!を体現した一冊です。

もともと急戦矢倉と言えば、米長邦雄先生の急戦矢倉が有名ですが

藤森哲也先生流にアレンジした藤森急戦矢倉となりました。

ガードなんて関係ねえ!攻撃に全振りだ!

を実現した一冊となっております。

まとめ

本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

今回の記事でお伝えしたかったこと

「先生」ではなく「てっちゃん」と呼んで欲しい気さくさが人気の藤森哲也先生

youtubeや解説で多くの将棋ファンを獲得し、普及に大きく貢献する藤森哲也先生

プロ棋士としての更なる活躍を諦めずに期待したい、藤森哲也先生

これからも我々に将棋のすばらしさを伝えて下さる藤森哲也先生を応援します。

ダン

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