渡部愛 野月浩貴と結婚!かわいいうわっちょエピソード

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今回の記事でお伝えしたいこと

渡部愛先生のこれまでの歩みについて

渡部愛先生の女流棋士での実績について

渡辺愛先生のエピソードについて

 

将棋を見るならABEMAプレミアム!タイトル戦含め沢山の対局やオフショットが見られます

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渡部愛先生と言えば、LPSAに所属する女流棋士の先生で非常に人気の高い先生の一人ですね。

また地元が北海道と言うこともあり、様々な場面で北海道愛を垣間見ることが出来ますし

LPSA所属ながら沢山の将棋連盟主催のイベントにも出演され、

視聴者である私達を楽しませてくれます。

今回はそんな渡部愛先生についてご紹介致します。

どうぞ最後までごゆっくりとお読みください。

目次

渡部愛 野月浩貴と結婚!

渡部愛 結婚してる?

渡部愛先生は女流棋士の中でも非常に愛嬌があってかわいい先生ですね。

そんな渡部愛先生の恋愛事情・結婚事情ですが

2024年2月14日に、同じく将棋棋士の野月浩貴先生とご結婚されました!

とてもかわいらしい先生ですし

年齢も2023年で30歳となり、ご結婚するには良い年齢だと思いますし

過去の師弟関係から考えると想定はされていましたが、これはめでたい!

サッカーが趣味

渡部愛先生はサッカー観戦が趣味で、地元北海道のJリーグクラブ

北海道コンサドーレ札幌のサポーターでもあります。

かつて所属した元イングランド代表のFW、ジェイ選手のファンでもあったようで

ジェイ選手のレプリカユニフォームを着て腕立て伏せをしている姿が映像に残っています。

ジェイ選手は190センチを超える上背を活かし、ボールキープはポストプレーを得意としていたプレイヤーでした。

渡部愛先生も、背の高くて筋肉質なアスリートタイプの男性が好きなのかもしれませんね。

渡部愛 生い立ち~女流棋士になるまでと実績

生い立ち~女流棋士になるまで

渡部愛先生は、1993年に北海道の帯広市にて誕生します。

将棋と出会ったのは小学校2年生の12月で、学校の休み時間に

担任の先生と同級生が将棋を指して遊んでいることに興味を持ったのがきっかけです。

そこからお父様に駒の動かし方を教わり、毎日将棋の稽古が続くのでした。

3か月程して十勝の小中学生将棋大会に参加し、

小学生2年生の部の予選3位を取ったのが渡部愛先生のデビュー戦でした。

そこからは、かちまいアカデミー将棋教室に通うことにより

今度は父ではなくアマチュア有段者からの手ほどきを受けることとなります。

北海道女流アマ王位戦優勝

朝日全道小学生名人戦優勝

全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で3位

女流アマ名人戦で準優勝

女子アマ王位戦3位

 

等の優秀な成績を収め、中学2年生にLPSA所属であった中井広恵先生から指導を受けたことで

女流棋士という道があること、そして女流棋士になりたいという思いで

月に一度、東京へ行って当時中井広恵先生が代表を務めていたLPSAに行き、指導を受けるようになります。

ダン

この頃、東京に通う為に便がいいという理由でお母様と二人帯広を離れ、札幌に転居されています。

  

その後、LPSAの女流棋士養成機関のツアーライセンス試験に合格し、LPSA公認ツアー女子プロとなると

19歳にLPSAの規定である1dayトーナメント3回優勝を満たし、女流棋士3級となりました。

日本将棋連盟とLPSAの対立

ところが日本将棋連盟はこの渡部愛先生の女流棋士3級を認めず、

渡部愛先生の女流棋士登録を巡って日本将棋連盟とLPSAでの対立が一時的に発生したのでした。

ダン

これは個人的に100%LPSAが悪いと思っていますが、一応論点を整理しますか。

 

対立が発生した大きな論点は

LPSA側の女流棋士規定について日本将棋連盟が事前に合意していたか

合意してなくても、日本将棋連盟が渡部愛先生を女流棋士3級として認定する合理的な理由が存在するか

 

なのですが、この時点ではLPSA側は女流棋士規定について日本将棋連盟側と合意形成がなされておらず

更に渡部愛先生が女流棋士3級として認められるだけの合理的な理由も存在しませんでした。

ダン

簡単に言うと、了承もしていない別団体が定めた規定に沿って認定しろと言われても困る訳だよね…

 

従って日本将棋連盟の対応は一定以上の合理性があると考えられますがLPSA側がこれに反発してしまい、

マイナビオープン準決勝にて

当時LPSA代表理事の方が里見香奈先生との対局を拒否する事態にまで発展しました。

1年後の2013年に、LPSA側が謝罪文を出すなどして一時的に和解となり

このタイミングで渡部愛先生は特例で日本将棋連盟の女流棋士3級

として認められましたが

その後も当時の代表理事が週刊誌上で批判する等して泥沼化し、最終的に

 

当時の代表理事の辞任

渡部愛先生の師でもあり、初代LPSA代表理事でもあった中井広恵先生がLPSAを退会

日本将棋連盟側とLPSA側での女流棋士規定を事実上同一のものとする

 

という形での決着となりました。現在は日本将棋連盟とLPSA側では比較的良好な関係になっております。

渡部愛先生も日本将棋連盟から正式に認定を受けた3か月後、昇級規定をクリアし

晴れて日本将棋連盟も認める女流棋士2級となったのでした。

渡部愛 女流棋士の実績

渡部愛先生の女流棋士になられてからの実績ですが、燦然と輝くのは女流王位のタイトルでしょう。

あの里見香奈先生を相手にタイトルを奪取したことからも棋力の高さが伺えます。

 

また、第一回白玲戦で西山朋佳先生とタイトルを懸けて争ったのも実績としては女流王位に並ぶものとなります。

ダン

白玲戦というのは、プロ棋士でいう名人戦みたいなものなんだ。女流棋士界のタイトル最高峰で、その第一回目の対局者ということは、これからもずっと記録として刻まれていくんだ。

 

その他にも棋戦では

女子将棋YAMADAチャレンジ杯  2回

世田谷花みず木女流オープン戦  1回

白瀧あゆみ杯争奪戦  1回

 

等の実績があり、女流棋士界における2トップ、里見香奈先生、西山朋佳先生を追いかける存在となっています。

渡部愛 棋風

渡部愛先生の棋風は居飛車で、いわれる本格派と言われ、攻め将棋が持ち味となっています。

相掛かりや矢倉、角換わりを中心に指し横歩取りなども少ないですが指します。

対局者が飛車を振ってきたとしても、自ら振ることはなく対抗形で臨むことが多いですね。

 

これからも渡部愛先生の力強い攻め将棋による活躍に期待したいところです。

渡部愛 うわっちょ 師匠 ドジっ子エピソード 

「うわっちょ」など発言が面白い

先日ご紹介した武富礼衣先生のように、面白い語録を作られる女流棋士の先生はいらっしゃるのですが

渡部愛先生は意図的ではなく、ナチュラルに作られるナチュラル造語メーカーの一人です。

公開対局の際に、相手の指し手に対して

うわっちょ!

と叫んだことが由来になり、揮毫の際にファンの方からうわっちょを所望されたり

英語の授業で白熊の「ナヌーク」をナヌーケと訳してしまい、以後あだ名がナヌーケになる

など面白いエピソードにはキリがありません。

聞き手として出られた時に、見てる分には面白いですけど解説者はヒヤヒヤしそうですね…

ダン

貞升南先生みたいにネタで笑わすのではなくて、1フレーズで笑わせる。光速の寄せ?ですね。

ドジっ子エピソードメーカー

将棋では輝かしい活躍をされ、実績もトップクラスの渡部愛先生ですが

盤外ではネタかと思う程のドジっ子エピソードが盛りだくさんです。

 

あまりに多すぎるので全部は紹介出来ませんが、

天敵はホテルのオートロック(過去3敗)と忘れ物(多数)、電車(多数)

のようですね。

その他顕著なのは

不注意による言い間違い・記入ミス(女流三段階 渡部愛、雅叙園を叙々苑など)

不注意による操作ミス(ネット将棋で王手放置)

不注意による転倒(エスカレーターや階段など)

 

などが多く、周りからもドジっ子と言われてしまうそうです。

ダン

肝心の渡部愛先生本人は、ドジっ子ではなく「落ち着きがないだけ」だと思っているみたいです。それをドジっ子と言うのでは…

 

ただしポジティブに考えると、電車の行き先や階段、ホテルのルームキーなど

定跡系には脆さが出る一方変化の激しい所でのドジっ子エピソードがあまり出てこない所を見ると

渡部愛先生はもしかしたら力戦系に強みを出せる?のかもしれませんね。

師匠代わり 同郷野月浩貴のコーチングで大幅に棋力向上

渡部愛先生は、師匠がおらず特定の門下に属していない異例の女流棋士でもあります。

中井広恵先生に長く従事していたこともあり一時的には中井広恵先生がその役割を担っていたのかもしれませんが

女流棋士になってからはなかなか成績が伸びず、5割前後の「普通」の女流棋士となっていました。

そのことに危機感を覚えた渡部愛先生は、2016年頃に

同郷でもあり中井広恵先生とも親交があった野月浩貴先生に将棋を教えて欲しい旨を相談したのでした。

(全文はこちらから)

ここで野月浩貴先生は、「将棋の何を教えて欲しいのか」と逆に問いかけ

渡部愛先生の将棋に対する考えに対して抽象度が高いことを気づいてもらうようアプローチすると共に

お互い好きだったサッカー、スポーツのコーチングを取り入れた指導で

渡部愛先生の棋力向上に向け、二人三脚で歩んでいくのでした。

取り組んだ内容を少し整理すると

野月浩貴先生からは答えを出さず、渡部愛先生に考えて貰う

沢山指す練習将棋ではなく、1局の感想戦を長時間かけて行い、徹底して振り返る

1局の、更に細かい局面の中で別の手、別の選択肢、別の読み手を考える

 

という訓練を続け、自ら徹底して考えることで読み手の選択肢を増やし、局面での読み先だけでなく

そこから更に先の分岐まで見据えた選択肢をもとに指せるようになっていったのでした。

また、指導の中では局面を考えるトレーニングだけでなくフィジカル等の要素も取り入れ

ランニングやスポーツジムでのエアロバイク、自宅でのリングフィット(ゲームでのトレーニング)

好きなものでも良いのでまずは沢山食べる食トレ

を行い、どちらかというと体力がなかった渡部愛先生も、少しずつ体力をつけていったのでした。

この二つのアプローチにより

局面での読みの深さが身に付き、それを支える基礎的な体力の底上げに成功した

ことで、一気に勝率を8割近くまで跳ね上げることに成功したのでした。

ダン

当時の練習将棋そのものが全部悪かった訳ではないけど、感想戦もほどほどにやりっぱなし、という数稽古の面が多かったみたいですね。

そこを一つずつ深堀りして読みの力、そしてそれを支える体力を付け加えたことで数をこなすことの意義が見直されたような感じでしょうか。

月に1回だった野月浩貴先生との研究も、タイトル戦直前には月100時間前後となり、

更に多い時は1日15時間を超える研究をされていたことも。

その積み重ねが2018年、里見香奈先生を破って女流王位獲得に繋がっていくのでした。

そして2024年にはそんな師弟関係から結婚し、夫婦関係に!絵にかいたようなストーリーですね!

まとめ

最後までお読み下さりありがとうございました。

今回の記事でお伝えしたかった事

LPSA所属ながら日本将棋連盟とも良好な関係を築く渡部愛先生

ドジっ子エピソードや語録で私達を楽しませてくれる渡部愛先生

棋力もトップクラスで、これからにも期待できる渡部愛先生

これからも聞き手に、面白いエピソードに、高い棋力を武器に女流棋士のタイトル戦に。

更なる活躍が期待される渡部愛先生を応援します。

ダン

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