佐藤紳哉 かつらと駒達が躍動する序盤中盤終盤隙の無いSSFリーダー
佐藤紳哉先生のこれまでの歩みについて
佐藤紳哉先生のプロ入り後の実績について
佐藤紳哉先生のエピソードについて
将棋を見るならABEMAプレミアム!タイトル戦含め沢山の対局やオフショットが見られます
将棋界屈指のエンターテイナーにして、代替不可能なクオリティで我々を楽しませてくれる
唯一無二の存在。
一発芸、出オチ感の激しい先生ではあるのですが
それだとあまりにも佐藤紳哉先生の魅力が伝わらないので
今回は1割くらいの真面目な部分は真面目に、ネタな部分は事実ベースですが強調して
皆様にお伝えしたいと思います。
それでは今回も最後までごゆっくりとお読みくださいませ。
佐藤紳哉 かつらと駒たちが躍動する序盤中盤終盤隙のないネタ
佐藤紳哉 かつらで観客を魅了
今回は当ブログの棋風も少し変えて初手からガンガン攻めの棋風でいきましょう
佐藤紳哉先生、かつらを被られています。
将棋の対局で私達を魅了する機会は残念ながら多くはないのですが、
中継での解説や大盤解説等では私達を実に楽しませてくれます。
先日残念ながら逮捕されてしまった、元プロ棋士の橋本崇戴さんとの掛け合いはまさに芸術でした。
また、実際に解説として出演された際には
対局者が桂馬を跳ねた時に、喜々として自らのカツラを飛ばすシュールなネタも披露します。
かつらを飛ばすのは非常に面白いのですが、飛ばした後
聞き手の安食総子先生に「タイミング早かったのでは」とダメ出しを喰らう
飛ばした桂を大写しされるがそこから話が広がらない
奥様に選んでいただいたかつらですと言うもそこまでウケない
かつらだけでなくマイクも一緒に飛ばした
というシュールなオチまで一緒についたのでした。
後日A級順位戦の最終日に解説で出てかつらを飛ばした際に、中村修先生に「キミの出番は半分終わり」と言われるのも納得です。
豊島?強いよね。序盤中盤終盤、隙がないと思うよ。
また、かつらネタ一本槍で終わらないのが佐藤紳哉先生の素晴らしい所。
何と同じくNHK杯で、対局相手でもある豊島将之先生にもしっかりと宣戦布告?します。
対局前に豊島将之先生の印象を聞かれて、プロレスのヒール役のように
と答える佐藤紳哉先生。
斬新過ぎる受け答えにより瞬く間に業界・将棋ファンの中でバズり真似をする方々が続出。
なんと谷川浩司先生・中村太地先生・そして言われた張本人の豊島将之先生も真似をするのでした。
そしてそれを延々と被弾し続けるのは矢内理絵子先生。ターゲットにされたかの如く
同様のフレーズを聞かされ続けるハメになるのでした…
ただこれ凄いのは、当時まだ七段だった豊島将之先生がこのインタビュー後に竜王・名人をはじめタイトルを取られており、現在もトップ棋士の一人なんですよね。佐藤紳哉先生、実は慧眼だった。
ちなみに豊島将之先生自体はこのインタビューのネタに関して
佐藤紳哉先生が事前にかつらを被って対局されることを教えてくれていた
将棋そのものに隙がないようバランスよく学んでいたつもりだった
こともあり、また自分自身もネタで使用するくらいですから
それなりに好意的にとらえているようです。
駒たっ、駒たちが躍動する俺の将棋を、みなさんにみせたいね。
そして、序盤・中盤・終盤隙がない発言だけで終わりではなく、その後のフレーズも秀逸でした。
綺麗に噛んだ挙句、NGなしでそのまま放映されてしまったのです。
実際の対局も噛んだのが原因?なのか、残念ながら佐藤紳哉先生の駒たちは躍動せず
序盤・中盤・終盤隙のない豊島将之先生に敗れてしまうのでした…
更に、かつらを取る「脱帽」ポーズをしたのですが、流石は天下のNHK、NGを出し
投了場面については取り直しと踏んだり蹴ったりな結果となるのでした…
当時若手だった佐藤天彦先生もリアクションに苦慮している様子が伺えますね。
ちなみにこのネタをNHK杯にて実施した棋士はその対局で勝てないというジンクスもある為
NHK杯では軽い呪いのようになってしまっているのでした…
佐藤紳哉 結婚は?若い頃はイケメン
佐藤紳哉 結婚は?
将棋界屈指のエンターテイナーでもある佐藤紳哉先生の気になる恋愛事情・結婚事情についてですが
どうやら2015年に佐藤紳哉先生は結婚しており、2020年にはお子様も誕生されていらっしゃるようです。
奥様のお名前などのプロフィールは確認出来ませんでしたが、
佐藤紳哉先生のことを叱ってくださる存在かと思えば
かつらもオシャレなものをコーディネートしてくださる(かつら芸は喜んでくれる)など
佐藤紳哉先生については欠かせない存在なのは間違いなさそうですね。
佐藤紳哉先生は、結婚に際して
と、これまたリアクションに困る?コメントを残されています。
若い頃はイケメン
将棋界にも沢山のイケメンがおり、現在でいうと斎藤慎太郎先生や中村太地先生などが有名な存在ですが
実は佐藤紳哉先生も若かりし頃、イケメンポジションだったのです。
デビュー当時の写真を佐藤紳哉先生が関わるTwitterでもアップしております。
確かに見る限りとてもイケメンであることが伺えますね。
しかも佐藤紳哉先生は身長が180センチと高い為、イケメンと言っても差支えなかったかと思います。
ちなみにデビュー当時は「歌って踊れる棋士を目指す」とバリバリアイドルを意識した棋士像を意識していたみたいですね。
イケメンポジションは突如。20代後半で…
そんなイケメンポジションを取っていた佐藤紳哉先生ですが、
そのポジションを謳歌出来ていた期間は残念ながらあまり長くはありませんでした。
と言うのも20を過ぎた頃から身体に異変が起き始めてしまい、
イケメンを維持することが困難な症状に悩まされることになってしまったからです。
その症状とは頭皮から髪の毛が…
みなまで言わなくともわかる理由ですね。
ただしそこからちゃんと路線を変えて、自分が活きるポジションを確保したのだから素晴らしいですよね。
現在はイケメンと称するのにやや厳しいものとなってしまいましたが、それでも
TPOを弁えていない 面白い言葉で我々を楽しませて下さいます。
また、このようなネタをされることについては本人はとても肯定的にとらえていらっしゃることがインタビューでもわかります。
棋士歴20年、カツラ芸10年…将棋界盛り上げる佐藤紳哉七段、「藤井棋聖に勝ってカツラを取りたい」
きちんとした信念に基づいてやられており、同じように薄毛に悩んでいる方を勇気づける一面もあるとのこと。
改めてただ人を笑わせるだけではない、素晴らしい活動だなと思います。
佐藤紳哉 羽生善治との研究会エピソード プロ入り他
佐藤紳哉 羽生善治とのエピソード
佐藤紳哉先生は個性的なパフォーマンスが有名な為、
肝心の将棋の成績はどうなの?という話なのですが
佐藤紳哉先生は順位戦こそ20年以上連続してC級2組で戦っているものの
2005年度には勝率1位賞、新人賞を受賞されており、決して棋力は低くない様子が伺えます。
更に、長期に渡りあの羽生善治先生とVS(1対1の研究会)をやられていたこともあるため
そもそも将棋が弱かったら、羽生善治先生は相手をされないだろうことを考えると
羽生善治先生も一目を置くレベルの棋力であることは間違いなさそうです。
羽生善治先生も佐藤紳哉先生の芸を見られているようで、目にすると声をかけて下さったようですよ。
また、ABEMAトーナメントでも羽生善治先生が直々に佐藤紳哉先生を指名されるなど
関係も良好である様子が伺えますね。
ちなみに将棋に取り組む時の佐藤紳哉先生はとても真面目という評価が同業の棋士からも多く
だからこそ羽生善治先生も認めていらっしゃるのかもしれませんね。
佐藤紳哉 プロ棋士になるまで
佐藤紳哉先生は1977年に神奈川県の相模原市で誕生します。
小学校1年生の頃に将棋を覚え、中学1年生で奨励会に入会。
高校1年生で初段、高校3年生で三段に昇段し
三段リーグでは4期で抜けることに成功。
ちなみに直前期は13勝5敗で次点、昇段を決めた期では14勝4敗で1位と
優秀な成績で四段昇段(プロ入り)しています。
昇段した際の三段リーグの成績は、藤井聡太先生よりも優秀ですからね。
師匠は安恵照剛先生で、永瀬拓矢先生や加藤桃子先生などが兄弟弟子です。
棋風は居飛車からの矢倉を得意とする本格派で、角換わりや横歩取り、相掛かりを中心に指します。
SSF サトウシンヤファミリー
佐藤紳哉先生は棋士仲間との交流をする非公式団体、SSF(サトウシンヤファミリー)のリーダーでもあります。
SSFは会合に参加すると自動的に番号が割り振られる制度?なようで
参加メンバーは
門倉啓太先生、上村亘先生、松尾歩先生、戸部誠先生、伊藤真吾先生、金井恒太先生、千葉幸生先生、三浦弘行先生など
佐藤紳哉先生を慕う?錚々たるメンバーが揃っています。
現在は販売されていないようですが、SSF特製Tシャツや缶バッジなどもあったようですね。
東竜門や西遊棋など、連盟のイベントならいざすらず
有志のみでここまでの団体を作り、活動されていたということに驚きで
2023年現在、ここまでのメンバーで動いている非公式な活動はないでしょう。
ただのかつら芸だけでなく、佐藤紳哉先生のお人柄ゆえであることが伝わりますね。
まとめ
最後までお読み下さりありがとうございました。
かつら芸で棋界を盛り上げるエンターテイナー、佐藤紳哉先生
将棋には真面目で、羽生善治先生も認める棋力を持つ佐藤紳哉先生
頭皮と人間性で周囲にいる人を明るく照らす佐藤紳哉先生
これからも信念を持ってかつら芸、本業の将棋に取り組む佐藤紳哉先生を応援します。
ダン
コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 凄八の二つ名を頂く前は、あの佐藤紳哉先生と週刊将棋の中でユニット「深夜A時」を結成していました。 […]
[…] 佐藤紳哉七段 […]
[…] (※上記の詳細はこちら) […]
[…] 藤井聡太先生と渡辺明先生の名人戦の折には、佐藤紳哉先生と共にABEMAにて解説もされています。 […]