机の上に何もない人は仕事が出来るのか?
机の上が綺麗な人は仕事が出来るのか否かがわかる
机の上が汚い人は仕事が出来ないのか否かがわかる
机の上の状態によってその人がわかる
会社の机周り・特に机の上が散らかっている同僚の人、いますよね。
それを見かねた部署の上司や責任者から
机の上くらい綺麗にしろ!
なんてお叱りを受けている同僚を遠巻きに眺めた経験もあると思います。
(もしかしたらそれはアナタだったりするかもしれませんね。)
でも冷静に考えて机の上がキレイ・汚いと仕事ってどんな関係があるかちょっと気になりませんか?
そこで今回は、転職を何度も繰り返し様々な会社を見てきた
元ジョブホッパーのダンが、机の上のキレイさと仕事の関係について
自分の体験をもとに紹介します。
是非最後までごゆっくりとお読みくださいね。
机の上に何もない人は仕事が出来るのか?
机の上がきれいな人は一般的に仕事が出来ると言われる
まず机の上が何もなくキレイな状態を保ててている人ですが、
一般的には様々な論説、ビジネス書を見ても机の上がキレイな人は仕事が出来ない!
という言説を見分したことはなく、仕事がデキる人は机の上がキレイ!
と主張されている方が圧倒的に多い印象です。
実際、会社等でも机の上にモノが散らかっていると同僚から白い目で見られがちだし、上司からは結構強い口調で注意されたりするからね…
ある種の同調圧力的なものが強い争点の一つだったりします。
ただし、机の上がきれいなのと仕事の質に因果関係はない
ただし、個人的な意見で言うと
机の上がキレイか否かと仕事の質に関しての因果関係はないと経験上考えています。
ここは強調させて頂きたいのですが、机の上をキレイにしたら仕事が出来るかというと
決してそうではないし、机の上が汚いと仕事のパフォーマンスが下がるかというと
そうとも言い切れない、という話です。
実際、ダンが教育業界にいた時の京大経済卒の専務は今でも尊敬している方なのですが、滅茶苦茶デスク汚かったですし、書類や本が山のように積んでありました…
机の綺麗さが必要とされる仕事かどうかで判断が必要
と言うのも机の上が綺麗でないとそもそも仕事に支障が出る人と、
机の上が綺麗でなかったとしても、別に業務に大きな支障をきたさない人がいるからです。
机の上が綺麗でないと仕事に支障が出る人と言えば事務職などデスクワークを中心に仕事をする人でしょう。
逆に営業職や折衝などの対人業務が多く、朝外に出てしまってそのまま夕方まで帰ってこないような人にとっては
机の上が綺麗か汚いかはそこまでパフォーマンスに影響が出ません。
そこで机の上が汚いが仕事が出来る人についての特徴を次に紹介しましょう。
机の上が汚いが仕事が出来る人の特徴
人の目を気にせず自分の世界に没頭する人
机の上が汚くても仕事が出来る人の特徴として、代表的なのが
人の目を気にせず自分の世界に没頭できる人
が挙げられるでしょう。
目の前にモノがある、ないについてそこまで気にならない
人が自分のことをどう見ているのかにもさして興味がない
良くも悪くも自分の世界に没頭し、仕事に専念出来る人
こんな人は机の上が汚かったとしても仕事が出来たりします。
作業ではなく、思考を仕事にしていることも要因として考えられます。
思考する際に机の上で何かを書いたり、パソコンに入力したりする必要はありませんよね。
神経質な人は散らかっていると気になる人もいますが、
そこまで神経質でない人はどんな環境でも思考することが出来ます。
机周りが散らかっている原因
デスクワーク以外の仕事をしている人の机が散らかる要因ですが
と言うこともあるでしょう。
どちらが良い、悪いを論じるつもりはありませんが
シンプルにデスクワーク中心の事務職と、会社全体のことを考えないといけない経営者では
処理しなくてはいけないもの、そして考えなくてはいけないもののボリュームが
全く異なります。
請求書、経理書類だけでなく
営業活動で顧客と交わした契約書、金融機関に提出する書類、顧客から提出を求められた資料、保険の資料など…
それらを同時並行で進めて行かないといけない状況が起きやすい仕事であればあるほど
机の上が散らかっても不思議ではありませんね。
それを見てウチの社長は仕事出来ないなぁ…とは思わないでしょ?大変なんだなぁ…と思うのが自然な感情なハズです。
あの人も!?机の上が汚いが仕事が出来る天才
ちなみに机の上が汚いけど仕事が出来る人は世の中にも沢山います。
その他にもこんな記事がありました。
アインシュタイン
マーク・ザッカーバーグ
スティーブ・ジョブズ
柳井正
これらの方々に向かって
キミ、机の上が散らかってると仕事が出来るようにならないぞ!
と面と向かって言えるような人がどれだけいるのでしょう(笑)少なくともダンは言えません。
少なくともこれらの事象から見て
机の上が散らかっている人は仕事が出来ない
というのはやや暴論のようにも聞こえます。
机の上の状態を論じる人の心理状態がわかる
机の上が異常に綺麗な人は神経質・完璧主義が多い
仕事をしていて語られることの多い机の上がキレイか汚いか論争ですが
机の上が常に綺麗な人は、勿論一定数います。
良い意味で周囲の目を気にすることが出来て、空気を読んで行動することの出来るタイプです。
それはそれで素晴らしいことだと思うのですが、会社で見ていて
このタイプの人は、人にも厳しく神経質で完璧主義な人が多い印象です。
勿論ミスが許されないような仕事であったりする場合、神経質なくらい没頭頂くのは
こちらとしてもとても助かるのですが、
こういう方は時々自分で勝手にルールを作って、それを周囲に押し付けようとするので
こちらが頑張って剥がさないといけない時もあります。
お客様の情報を扱ったり、お金に関する情報を扱うような仕事の場合はそれくらいでないといけないのかもしれませんけどね…
仕事に対して神経質なくらいストイックなことは喜ばしいことではありますが
それを他人にまで強要するようになると、机の上を綺麗にするとは違う次元でのトラブルになるので
思い当たるフシのある方は気を付けましょう。
正義感が強い人に多いトラブルです。気を付けてね。
机の上が汚い人は他人の目をあまり気にしない人が多い
机の人が散らかっている人は、どちらかというと他人の目をあまり気にすることなく
自分の価値観や考え方を大切にするようなタイプが多いと言えます。
机の周りを綺麗にしろよ、と言われてようやくそれが大事なことだと気づくようなタイプでしょうか。
ただし自分自身は良かったとしても
仕事そのものは自分一人でやっているものではなく、みんなで力を合わせてやるものです。
同じ事務所には、自分以外の人と一緒に仕事をする場でもあるので
その人達が不快に思わない程度の気遣いは必要でしょう。
あまりにも机の上が散らかっていると、それだけで仕事の出来ない奴、って思うような人もいるからね…そうなったら自分にとってはマイナス要因でしかないので、気を付けたいところです。
机の上の状態でその人の仕事の質を考察するのは極めてナンセンス
ここまで机の上がキレイか汚いか論争を繰り広げて来ましたが、
結論からいうと机の上がキレイか汚いかで仕事が出来る・出来ないを論ずることは
極めてナンセンスであり、それだけでその人の仕事の質を測る指標にはなりえない、
ということがわかって頂けたかと思います。
他人へのエチケットとして机の上は出来るだけモノが少ない状態にしましょう
仕事で沢山の書類が舞い込んで来る人でも出来る限り整頓しましょう
と言うのが本質であり、
机の上の散らかり具合を見て頭が整頓されていないだの、仕事が出来ないだのを
理屈として振り回すのは極めてナンセンスであり、それはただ
でしかありません。
机の周りを綺麗にしておくのはあくまで手段であって、効率化する為の目的ではないからね。
机の上が汚いと~論を振り回している人を見かけたら
という考え方でスルーして大丈夫です。
まとめ
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
机の上が綺麗・汚いと仕事が出来る出来ないには何の因果関係もない
ただし一緒に働く人に対してのエチケットとして、綺麗な状態を保つよう努めよう
机の上の綺麗・汚い論で仕事の質を語る人は100%仕事が出来ない人
これからも仕事を頑張るアナタを応援します。
ダン