辞められたら困る人材の特徴をベンチャーNo.2が語る
仕事を辞められたら困る人の特徴がわかる
仕事を辞められたら困る人の優先順位がわかる
仕事を辞められたら困る人へのアプローチがわかる
会社という組織の中で仕事をしていると、どうしても避けられないのが退職ですね。
退職率90%みたいな、超絶ブラック企業であればそもそも退職率を下げることが
課題と考えてよさそうですが
退職率が極端に低いのも考え物。
みたいな求人も時々見かけますが、それは裏を返すとそれだけの期間人の入れ替えが行われていないと言えます。
今回は、そんな退職について少し深堀をする記事にしてみました。
是非最後までごゆっくりとお読みくださいませ。
辞められたら困る人の特徴3選
会社を辞められたら困る人 成果を出している人
会社を辞められたら困る人の最たる人と言えば、シンプルに成果を出している人
と言えるでしょう。
成果を出しているとは会社にきちんと利益を与えられている人
のことで、辞められることでそのまま会社の損失となってしまうような人材は
会社的に辞められたら困る人材と言えるでしょう。
会社を辞められたら困る人 雰囲気の良い人
会社を辞められたら困る人の特徴二つ目は、
会社のムードメーカーであり職場の雰囲気を明るくしてくれる人でしょう。
たとえ成果が出ていなかったとしても、その人が職場にいるだけで
会社や職場全体にポジティブな雰囲気を出してくれる人が退職してしまうと、
会社全体の士気が下がってしまう要因となります。
もっとも、会社全体の雰囲気やムードは経営層が率先して創り出していくのが本来なので、おんぶにだっこなのもどうなの、って話なんですが。
成果を出していて、更に職場のムードメーカーであれば猶更損失の大きな退職となります。
と言うのも、成果を出して雰囲気を出せるようなメンバーが退職してしまうと
その人の周りで仕事をしていた人も心理的に引っ張られてしまい、
会社に対する不信感に繋がってしまったり、場合によってはその人を慕って
一緒に会社を辞めてしまう事態にもなりかねません。
退職の際の面談等で、会社に損害を与える目的で同僚を引っ張って辞めることは絶対に許さない旨をきちんと伝えておくことがマネジメント上は大切ですね。
会社を辞められたら困る人 組織を大きく出来る人
会社を辞められたら困る人の中で最たるものが組織を大きく出来る人でしょう。
正直な話、成果を出している人やムードメーカーであれば
別の人材を育成して成果を出したり、経営層が主導して良い雰囲気にすることが出来るのですが
一緒になって組織を大きく出来る人材が退職すると、先述した二通りの人材の比ではないレベルで
損失が膨らみます。
組織を大きく出来る人とは、具体的に
社内業務の標準化や仕組み化が出来、生産性を上げられる人
人材を適切に育成し、戦力化することに長けている人
マーケティング等に長け、シェア率や売上向上に向かうことが出来る人
が挙げられます。
ちなみに自分の仕事をブラックボックス化しがちな人は優秀な人ではないよね。組織を大きく出来る人は、自分の仕事をどうやったら誰でも標準的に出来るのか考え、仕組み化出来る人なんだ。
この人材が抜けると何故困るかというと
成果を出せる層、ムードメーカーは退職しても補充すればいいのですが
組織を作れる人材は簡単に補充できず、しかも
1対1ではなく、10対10、100対100の組織戦を束ねられる人材だからです。
優秀な営業マンでも100人の組織を束ねられる訳ではありませんよね。
極端な話、成果を出せる人材10人を辞めさせても
その人を残しておけば数年後にキャッチアップ出来る、または追い越すことが出来る…
そんな人材程、会社としてはどんなことがあっても退職させたくない人材です。
辞められたら困る人が辞めない為に
仕事で助かっている旨をきちんと伝える
会社として辞められたら困る人材に対してどうやって長く働いてもらうのか、という話ですが
様々な方法論はあれど、本質的な所では
ということを折に触れて伝えてあげることだと思います。
自分がやっている仕事が誰かのためになっているのか、という点は
マズローの欲求の観点から見ても非常に大切なポイントとなっています。
口を開いたらダメ出ししかしないような人ばっかりの環境で仕事したら、誰だってやる気なくなるよね?
褒めることばかりすることが100%正解とは思いませんが、ダメ出しをするのであれば
相応に褒めることもセットで接しないとマトモな人ほど嫌気が差してきます。
定期的に自分がこの会社で必要とされている存在である、ということを伝えていきましょう。
退職を迷うサインを見逃さない
そうは言ってもやはり人間ですから、誰しもが自分のキャリアで悩んだり
このまま仕事を続けていていいのだろうか?と考えることはあります。
特に優秀な方程自分のキャリアや将来について真剣に考えているので、迷いが出たり考える傾向はありますよね。
そうやって自分の仕事やキャリアについて悩んでいる際、必ずと言って良いほど人間はサインを出すので
そのサインをどう見分けるかが大事です。
こちらの記事で退職に迷った人が出すサインについて言及しているので是非合わせて読んでみて下さい。
ちなみに部下は退職理由を本音では話しません。どれだけ正確に想定し、事前に手を打てるかが全てですね。
ココの水際できちんと止められるか否かも会社の能力を測る指標の一つとなっています。
それでも退職の相談が来た場合は
それでも優秀で、様々な分野で成功が見込めるような方は
今の会社で働くよりも、より自分のキャリアにプラスになると思ったら
別の道を進んでいくことを決めてしまうこともあるでしょう。
こうなってしまった場合は、無理に引き留めようとすればするほど
彼らにとってはマイナスでしかなく、やればやっただけ心象が悪くなります。
そうなってしまった際にやることとしては
以外にありません。
心証が良い状態での退職となれば、退職後も何らかの形で会社の力になってくれることもあるでしょうし
少し外の空気を吸ってみたからこそ、自社の良さが骨身に沁みて
出戻りを考えてくれる人も出てくるかもしれません。
逆にそういう方が退職の道を選んだ時に、杜撰な対応をすると一気に悪評をばら撒かれてシャレにならないことにもなりかねません。
辞められたら困る人材が辞める、ということは多かれ少なかれ会社に動揺が走るもの。
そうなっても動揺が最小限で収まるようにアクションを取りたいものですね。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました。
辞められたら困る人材の優先順位をきちんとつけ、見極めをしよう
辞められたら困る人材が辞めるという判断をしないよう定期的に感謝の気持ちを伝えよう
それでも退職を選んだら快く送り出し、外部で力になって貰ったり出戻りの機会を待とう
人手不足と言われている昨今、今いる戦力を如何に底上げし、会社の生産性を上げて行くかが大切です。
これからも一緒に働く仲間の更なる成長を促すアナタ、そしてアナタの会社を応援します。
ダン