伊藤沙恵先生の恋愛事情について
伊藤沙恵先生の生い立ち~女流棋士の戦績について
伊藤沙恵先生のエピソードについて
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伊藤沙恵先生と言えば、現在女流棋士界の2トップである
福間香奈先生、西山朋佳先生を追いかける女流棋士の第二集団に属しています。
一般の棋士よりも多くの紆余曲折があり現在の伊藤沙恵先生があります。
今回は、そんな伊藤沙恵先生について記事にてご紹介致します。
どうぞ最後までごゆっくりとお読みくださいませ。
伊藤沙恵 結婚は?佐々木勇気との関係
伊藤沙恵 結婚は?
伊藤沙恵先生は先述の通り、女流棋士界の2トップである福間、西山を追いかける存在として
各タイトル戦、順位戦にてご活躍されていらっしゃいます。
ご活躍に比例するように大変人気のある女流棋士でもあり、大盤解説会等で聞き手として登場する際には
多くのファンが待ってましたとばかりに歓迎するなどの人気を誇ります。
そんな伊藤沙恵先生の気になる恋愛事情・結婚事情についてですが
2024年現在、伊藤沙恵先生はご結婚されていらっしゃいません。
年齢も30代に差し掛かり、ご結婚適齢期と言うこともありますので
先日の福間香奈先生のように、アッと驚くサプライズで報告があるかもしれませんね。
佐々木勇気との関係
伊藤沙恵先生の名前で検索をすると出てくるのが佐々木勇気先生で、
お二人が結婚したようなサジェスチョンも出てきますが残念ながら
お二人は結婚されていません。
しかしお二人がまだアマチュアだった頃から交流があり、石田和雄先生が主宰される
将棋道場に通われていたり、小学生名人戦にも出場していたことなどから
お二人ともそれなりに交流があったようです。
他にも三枚堂達也先生や、高見泰地先生達とも当時から交流があったそうですので
特別に佐々木勇気先生とだけ深い交流があった、という訳ではなさそうです。
美男美女ですし、お付き合いされていたらそれはそれでめでたいことではありますけども。
ただし性別を問わず、プロになるまでに共に研究や対局で費やした時間や思いが立場は違えどわかるからこそ
プロ入りしても、棋士の先生方は同年代の方々と良好な関係を築いている人が多いように思います。
これからも解説・聞き手等で一緒にお仕事をされる際は、同年代とも和気あいあいと
楽しませてほしいものですね。
好みのタイプ
ちなみに伊藤沙恵先生の好みの異性のタイプですが
距離感がわかる人
空気が読める人
を過去に挙げられています。
どちらかと言うと人見知りタイプとのことで、
少し気になる方がいるとちょっと話しかけて様子をみる、ということだそうです。
将棋的にはソッと端歩を突くような感じなんでしょうか…受けてくるか、放置してくるかの応手で見極めるんでしょうか…
ちなみに恋愛を振る・振られる問題については
のだそうです。
伊藤沙恵先生のお優しい人柄が何となく伝わって来るエピソードですね。
伊藤沙恵 生い立ち 女流棋士としての実績
生い立ち~女流棋士になるまで
伊藤沙恵先生は1994年に、東京都武蔵野市にて誕生します。
将棋を覚えたのは5歳頃で、当時5つ年上であった兄の康了さん(元奨励会員)が
お父様から将棋を教わっている姿を見て将棋を学ばれます。
小学5年時には先述した小学生将棋名人戦に東京都多摩地区代表として出場、
女性棋士ながらベスト4の成績を収めます。(先述した優勝が佐々木勇気先生)
なんと途中で永瀬拓矢先生を破ってのベスト4!女性アマチュア棋士としての快挙でした。
そして2004年、わずか10歳にして屋敷伸之九段を師匠に奨励会に入会。
これは現在でも女性の奨励会入会最年少記録となっています。
奨励会には10年在籍し、最高で1級まで昇級しますが
なかなか初段の壁を突破することが出来ず、2014年を以て退会します。
しかし奨励会在籍時には白瀧あゆみ杯にて、奨励会員として初出場し優勝
更に女流王座戦ではベスト4に進む活躍を見せ、奨励会員でありながら
女流棋士界でも確かな爪痕を残したのでした。
この時は同じく奨励会員だった加藤桃子先生に敗れてるんだよ。また、2級の際には福間香奈先生が奨励会に編入される際の試験官を務めるなど注目は当時から集めていたよ。
2014年、年齢制限の為21歳の時に奨励会を1級で退会し、規定により女流棋士初段として
関東女流棋士に所属することになりました。
女流棋士としての実績
伊藤沙恵先生を語る上で絶対に外せないのが、女流棋士後の実績でしょう。
伊藤沙恵先生は女流名人のタイトルを1期獲得していますが、このタイトルを獲得するまでに
通算9度のタイトル挑戦をしており、うち8回がタイトル奪取に失敗していたのです。
そして9回目の挑戦となった2022年度の女流名人戦で、絶対王者である福間香奈先生(当時里見)
を破り女流名人のタイトルを獲得されました。
苦節9回目にして初めてのタイトルを獲得された際のインタビューは、涙なしでは語れません。
百折不撓の本家、木村一基先生も7回目の挑戦での戴冠でしたから…その上を行く9回目の挑戦ですから…メンタルが強いなんて一言では表現できないですよね。
残念ながら翌年タイトルを防衛出来ず、1期での失冠とはなってしまいましたが
これからも絶対王者の二人を脅かす存在で、沢山タイトル戦にチャレンジしてほしいものですね。
2024年現在のタイトル数を以下まとめました。
挑戦回数11回は、それだけ将棋に向き合った立派な結果でしかありません。
これからも挑戦回数、そしてタイトル期数共にどんどん増やして行くことを願ってやみません。
棋風
伊藤沙恵先生の棋風は居飛車党で、矢倉等の差し回しをすることもありますが
最大の特徴は女流棋士には珍しい「受け将棋」であることでしょう。
守りの要となる金や銀を相手の攻め駒にぶつけていき、相手の攻めを潰していく。
先述した木村一基先生同様、相手の攻めをしっかりと受け切った上で相手の玉に迫っていく指し方は
一手間違えただけで途端に形勢を大きく損ねてしまうことに繋がりかねません。
しかしそこでリスクを恐れず、果敢にチャレンジし続ける独特の棋風を貫いているからこそ
タイトル戦に11回も挑戦出来ているのだと思います。
AIを用いた研究もこれからますます盛んになっていくと思いますが
最終的には人間がそれらの知識を自分なりに咀嚼し、盤面に表現していきます。
と言う本質を忘れず、沢山の人から愛される差し回しをこれからも続けて欲しいですね。
伊藤沙恵 ディズニー カラオケ 井手隼平 エピソード
棋界髄一のディズニーフリーク
伊藤沙恵先生と言えば棋界唯一のディズニーフリークであることでしょう。
東京ディズニーランドには何度も足を運ばれているそうで、
SNS等でも楽しんでいらっしゃる様子をアップされているだけでなく
女流名人の副賞としてテーマパーク1泊二日の旅を所望されるほど。
鈴木環那先生と一緒にディズニーランドに行かれているだけでもう既に羨ましさ100%です。ちなみにディズニーアニメだとアラジン、ライオンキングがトップに入ってくるくらいお好きなようですね。
ディズニーのコラボ商品等があるとつい買ってしまうこともあるほどだそう…
ディズニーで定期的にリフレッシュして貰い、素晴らしい将棋を私達にも見せて欲しいものですね。
ちなみに女流棋士のハロウィンイベントでは素敵な?ルイージ姿を見せてくれています。
香川愛生先生との仲の良さも伺えますね。
一人カラオケが趣味
ディズニーが好きな伊藤沙恵先生ですが、その他の趣味の一つとしてカラオケがあるようです。
しかも友人や知人と行くよりも一人カラオケ(ひとカラ)が好きなのだとか。
つい気分が乗ってしまうと2時間ほど一人カラオケを楽しまれることもあるようで、
好きなアーティストであるいきものがかりを中心にエンジョイ勢として楽しまれているとのこと。
将棋をやっていると、良いことも悪いことも勝敗がある以上避けて通れない道ではありますが
良くない時こそ発散することを大切にされているよう。
気分転換やストレスの発散も大事なスキルですからね!これからもメリハリを大切に素晴らしい将棋を指して欲しいです。
天敵はイデオン!?
伊藤沙恵先生が奨励会の頃、昇級を重ねていたものの
思うように昇級ペースが進まず、悩まれていた時期もあったようです。
奨励会にありがちなようですが、やはり奨励会の中でも棋力の高い会員は
どちらかというと棋力の低い会員と指したがらなかったり、一緒に勉強しようとしなかったりと
やや不遜な態度を取りがちな傾向があります。
そんな中で、伊藤沙恵先生に救いの手?を差し伸べたのがイデオンこと井出隼平先生。
ただし、勉強の相手にはなってくれたものの
忖度をせず、思ったことをバシバシ言う井手隼平先生に
そこまで言われないといけないの!?
と勉強に付き合ってくれたことに感謝しながらも、辛口表現にやや思う所はあったみたいです。
(3分~)
ただし伊藤沙恵先生とは幼少期から知った関係だからということも多分にしてあるでしょうし
小高佐季子先生のように、井出隼平先生を慕う女流棋士の先生もいらっしゃいますので
四間飛車、振り飛車党の女流棋士の先生にとっては井出隼平先生は頼りになるお兄さんキャラなのかもしれません。
伊藤沙恵先生も四間飛車を指していたことがあったので、奨励会で伸び悩んでいた際は同じ棋風の井出隼平先生に相談されていたのかもしれませんね。
そんなイデオンにさえ感謝出来る伊藤沙恵先生の人間としての器が大きすぎて…
ロゴ・ダウの巨人 井出隼平先生に臆することなく意見出来るのはやはり受け将棋で培った度胸なんでしょうか。
井出隼平先生だけでなく、同年代の棋士の先生達の活躍も刺激として受け取りながら
更なるご活躍を期待したいですね。
亜細亜大学で会計を学ぶ
伊藤沙恵先生は奨励会時代に亜細亜大学の経営学部に進学され
そちらで経営・会計について学ばれていました。
奨励会と大学の両立は決して簡単ではなかったと思いますが、見事に卒業までされている為
学歴としても大卒を名乗ることが出来ます。
タイトル獲得経験のある現在の女流棋士で、大卒と言えば香川愛生先生が浮かびますが
現在タイトル経験のない女流棋士の先生方にも、大卒の先生は少しずつ増えている為
伊藤沙恵先生の世代がその流れを作って来た所もあります。
ちなみにどんな奇遇なのかはわかりませんが、木村一基先生も亜細亜大学の経営学部に一芸入試で入学しており、大先輩です。
亜細亜大学の経営学部に入学すると受けが強くなるんでしょうか!?
大学時代のご学友は、伊藤沙恵先生のことを棋士としてではなく普通の友人として接してくれたことが大きかったようで、
木村一基先生も仰せだった
がとても大きかったようです。
経営を学ばれていくうちに芽生えたのか、お店の経営にもご興味があると武蔵野市のインタビューで語られていましたので
将棋と並行しながらカフェや飲食店を開く、なんてことがあるかもしれませんね。
まとめ
最後まで御覧頂きありがとうございました。
9度挑戦し、ようやく掴んだタイトルの価値を教えてくれた伊藤沙恵先生
諦めずに挑戦し続けることの大切さを教えてくれた伊藤沙恵先生
受け将棋のように人間としても器の大きい伊藤沙恵先生
福間・西山の女流棋士界2トップの牙城を崩す最有力候補として期待の伊藤沙恵先生。
これからも伊藤沙恵先生のご活躍を心より願っています。
ダン
コメント
コメント一覧 (3件)
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