社会人になり、親元を離れて一人暮らしをするようになると

男女問わず問題となってくるのが、家事の問題ですよね。

その中でも生活の中でより密接になる家事と言えば食事の準備でしょう。

三食バランス良く、とはよく言われますが

毎日仕事に追われ、帰って来て何もしたくない日だってあるはず。

そんな日にはつい帰り道コンビニやファストフードを買ってそれを夕食に…

たまにはそれでよいのかもしれませんが、積み重なると体にとっては

決して良いものではありませんよね。

今回はそんな一人暮らしで食事に苦戦しているアナタ向けに少しでも食事が改善出来るような方法を、

仕事で超ハードな激務をこなしながら一人暮らし歴約１５年のダンがお伝えします。

どうぞ最後までごゆっくりとお読みくださいませ。

野菜が不足するとどうなる？

様々な疾患の引き金となる

脅すつもりは全くありませんが、何故健康志向の強い人やお医者様が何故口酸っぱく

野菜を摂取しなさい

　

と言うかというと、一番の理由は健康を害する可能性があるからなのは皆さんもご存じですよね。

有名な所でいうと便秘や肩こり、肌荒れ、イライラがあり、これらは仕事のパフォーマンスにも影響しますが

それより更に酷い状況になると、

　

等の生活習慣病を誘発するような状況になりかねません。

好きなものを好きなだけ食べると短期的には自分の欲望が満たされ、楽しくなりますが

中長期で見た場合自分の健康寿命を縮めることに繋がりかねない為、

ビタミンやミネラル等が豊富に含まれ、からだの調子を整える野菜を摂取することが必要な訳ですね。

意識して食べないと野菜は摂れない

先述の通り野菜の重要性についてはご存じだと思いますが、

普段の生活で何も意識せずに食事すると野菜ってほぼ間違いなく不足しますよね。

お昼にコンビニでおにぎりやサンドイッチ、カップラーメンを買ったり

定食屋さん、ラーメン屋さんに行くことはサラリーマンの方であればあるあるだと思いますが

その食事は殆ど炭水化物＋タンパク質＋脂質が中心である為

どうしても野菜が不足するようになってしまいます。

　

コンビニで買うサラダの値段もバカにならない

と言う気持ちに誰しも一度は考えたことがあると思います（笑）

恥ずかしながらダンもそうで、結局長続きせず挫折しました。

手間がかかる、というのもあるのですがシンプルに若い２０代の頃に頂く給料だと

理想とする野菜を購入しようとするとエンゲル係数爆上がりするんすよね…

野菜って高いんですよね…

コンビニでちゃんとしたサラダを買おうとすると、１個で３００円～４００円します。

１日１食サラダを追加するだけでも、１か月で約１万円食費の追加に。

　

勿論おにぎりやサンドイッチを削ってサラダ＋サラダチキンなんて超絶ストイックなメニューも出来るんですが

そもそも我々人間ってそんなに意志の強い人間ばっかりですっけ？（笑）

仕事が忙しかったり、パパッと食べたいときなんかは

どうしてもサラダよりももっと手軽に食べられるものを選んでしまいますよね…

そうやって意志弱い族である私達でもほんの少しの工夫で野菜を摂れる方法がありまして

それをここから紹介したいと思います。

一人暮らしでも野菜を摂取出来る小さな工夫

盲点　炊き込みご飯と味噌汁

野菜を積極的に摂取していきたい…となるとどうしてもサラダや煮物等が頭に浮かびがちですが

そんなものを一から作っている程のヒマは、一人暮らしを楽しむ独身貴族にはありませんよね。

と言う訳で、出来るだけ手間暇をかけずに野菜を摂取する方法の一つ目が

炊き込みご飯と味噌汁です。

　

と思ったアナタ、もうちょっとだけ話を聞いて下さい。

炊き込みご飯も味噌汁も、１から作ろうとすると確かに大変ですが

こちらってインスタントのものが普通に世に出回っているんですよね。

作り方は滅茶苦茶簡単で、お米に入れて炊くだけ。

　

そうですよね。お米を研ぐの大変ですもんね…

と言う訳で、世の中には無洗米と言って、お米を研がなくてもお米を炊ける

ナマケモノが泣いて喜ぶような逸品があります。

しかも普通のお米とそんなに味も変わらない為、美味しく召し上がることが出来ます。

正直５０００円は少し高いですけど、お米10キロあれば一人暮らしであれば2か月は楽勝で持ちます。

日割りすれば１日１００円以下。１食にすると約３０円でお腹いっぱい食べられます。

そして、インスタント味噌汁についてはお湯を注ぐだけというカップラーメンと同じお手軽さ。

　

炊き込みご飯でゴボウやレンコン、山菜やシイタケ等の野菜を摂取しつつ

お味噌汁に入ったワカメ等で海藻まで摂取出来る。

しかも３合炊いてもその日のうちに全部食べる訳ではありませんから、

小分けにして冷蔵・冷凍保存しておけば一度炊くだけで３～４回は野菜の入ったご飯が食べられます。

かしわ飯や山菜ごはんなど、レパートリーは滅茶苦茶多いし、レトルト１個で２００円いかない値段ですので

１食の食費も滅茶苦茶抑えられて、野菜まで摂取出来るというとんでもない優れものです。

野菜たっぷりのレトルトカレー

炊き込みご飯には野菜が沢山入っていて、味噌汁と組み合わせれば健康的なのはご理解頂けたと思います。

とはいえ、やっぱりたまには美味しいものも食べたいですよね。

と言う訳で、そんなときは思いっきりカレーを食べちゃいましょう。

　

先ほどの無洗米ご飯を炊いて、レトルトカレーを温めてご飯にかけるだけ。

包丁一本使わずして安くて美味しい、野菜たっぷりカレーがお腹いっぱい食べられます。

カット野菜を上手に使おう

野菜たっぷりカレーを食べることで、野菜は摂取出来るのですが

気を付けないといけないのはご飯の量。

いくら野菜たっぷりとは言え、カレー皿にガツンと大盛りご飯で食べてしまうと

それはそれでせっかくの野菜が台無しです。

そこでダンがよくやっているのは、コンビニやスーパーで売っている千切りキャベツを買ってきて

その上にカレーをかけて食べるというヘルシーな食べ方。

コンビニやスーパーにもよりますが、カットサラダは安いものだと１００円前後で買えることが出来ます。

レトルトカレーも実はカロリーが低くて、単体だと約２００キロカロリー。

温めたレトルトカレーを、たっぷりの千切りキャベツの上にかけて食べれば

シャキシャキで満足感もあって、しかもカレーなのに低カロリーという

とんでもなく罪悪感クラッシャーな逸品が出来上がります。

勿論それだけでなくドレッシングをかけて食べたりも出来ますし

千切りキャベツ以外にも、玉ねぎスライスは

カレーに入れてもよし、インスタント味噌汁に入れてもよしの万能選手です。

血をサラサラにしてくれますし、週に１度は食べたいですね。

野菜ジュースも飲まないよりは全然マシ

炊き込みご飯、味噌汁、野菜たっぷりカレーにカット野菜…

これを上手く使うだけでも十分野菜の摂取量は増えるかと思いますが

それでもちょっと足りないな…と思う場合は野菜ジュースを飲むようにしましょう。

　

野菜ジュースの栄養なんて知れている！と思われるかもしれないですし実際はそうなのかもしれませんが

家でコーラやジュースをガブガブ飲むことを思えば

野菜ジュースをコップ１杯毎日飲んだ方がうんと健康的ですよね？

１Lのものが約２００～２５０円で買えて、毎日コップ１杯飲んでいます。

気休めだから飲んだって無駄！という考え方もあるかもしれませんが

たとえ気休めであったとしても、野菜を全く食べないのと気休めでも続けるのでは

雲泥の差だと思っています。

毎日約５０円で取れるビタミンやミネラル。飲むしかないでしょう。

サプリメントを上手に使おう

それでも栄養素が偏ってしまい不安…という方はサプリメントに頼るというやり方も一つだと思います。

　

サプリメントも野菜生活同様、気休めと言えば気休めかもしれませんが

発想を逆にしてみましょう。

野菜には沢山のビタミンやミネラルが含まれている為

その必要となるビタミンやミネラルがギュッと詰まったサプリメントを摂取すれば

無理に野菜を食べる必要性が理論上はなくなります。

　

一日分のビタミン、ミネラルが含まれているサプリメントを継続的に飲み、

かつ定期的に野菜も摂取していけば、危機的な野菜不足や栄養不足になるリスクは低くなると考えられるでしょう。

一人暮らしの人は簡単に野菜が食べられる方法を考えよう

完璧を求めなくてよい、継続出来る方法を

今回紹介した方法は、あくまで普段の生活で無理なく野菜を摂取する方法を増やすものです。

毎日ランチに加えて野菜を買えるだけの経済力や、家で野菜たっぷりの料理を日常的に作れる人であれば

今回の話を聞いたら鼻で笑いたくもなるでしょう。

しかし野菜を買いたくても現在の生活ではなかなか取り入れることが難しかったり

仕事が多忙でどうしても偏った食生活になってしまう人にとっては

それらが難しい為、少しでもストレスなく普段の生活で野菜を食べられる方法として

取り上げさせて頂きました。

勿論私の方法が１００％正解ではなく、理想ではないこともわかっています。

しかし何かと忙しい一人暮らしの社会人の方に少しでも手軽に、そして日常的に野菜を摂取することが出来

かつそれが継続出来る方法として紹介させて頂きました。

大事なことはチリツモ（ちりも積もれば山となる）思考を大切にすることだと思います。

実行出来ない理想的な食生活よりも、

今の生活のまま５０ｇでも１００ｇでも日常的に野菜を口にする方法を考え、継続する。

そちらの方が大切だと思っています。

野菜以外で栄養素が取れるものがあればそれでもOK

今回は野菜を摂取することにフォーカスしていますが、

野菜以外でも栄養が摂取出来る食品はサプリメント以外にもあります。

代表的な所で言えば、卵と納豆でしょう。

　

卵は完全食品と言われていることもあり、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も

毎日何個も召し上がられているそうです。

野菜を摂取するのが難しければ、せめて身近にある栄養価の高い食品を優先して食べるようにする。

これだけでも栄養バランスってかなり整うと思います。

たまには息抜きも必要

出来る限りストレスを感じにくいように野菜を摂取出来るのが健康の観点からはベストですが

それでもストレスを感じてしまうようなことが予想されます。

そのような場合は、週に１回、月に１回程度とルールを決めて

その時くらいは栄養バランスを気にせず好きなものを食べましょう。

低糖質ダイエットなど体に負担がかかる食生活ではなく、基本的にはバランスを考えて

自分なりに楽しく続けられる方法で野菜や豊富な栄養を摂取出来るよう考えて、実行していきましょう。

健全な精神は健全な肉体に宿ります。

カラダが資本ですから、カラダの調子が悪いと仕事に対するモチベーションもわきにくくなってしまいます。

いつまでも健康なカラダを維持し、仕事で１００％のパフォーマンスが発揮出来るよう

楽しく健康的な食生活を、特に一人暮らしの人は考えて実行していきましょう！