伊藤美誠選手のパリ五輪不選出について考える
伊藤美誠選手は引退してしまうのかについて考える
伊藤美誠選手の発言の真意について考える
パリ五輪団体戦のメンバー発表が2月5日に行われ
既に選考でポイントを稼ぎ、内定していた1位の早田ひな選手と2位の平野美宇選手に次いで
どの選手が出場するのか注目が集まっていました。
ポイント順で言えば3位につけていた伊藤美誠選手が有力候補の筆頭で
昨今目覚ましい実力をつけている若手の張本美和選手がそれを追いかける展開となっていましたが
結果は今後の伸びしろ、直近の国際大会の成績等を考慮し張本美和選手の選出となりました。
今回はこちらの件についてご紹介したいと思います。
ちなみにダンは中学~高校で6年間卓球をしており
市大会優勝(シングルス、ダブルス)
地区大会準優勝(学校対抗)
県大会ベスト8(学校対抗、シングルスベスト32、ダブルスベスト16)
東海大会出場(ダブルス)
の実績があります。(右シェーク裏裏の前陣攻守型でした)
それではどうぞ元アマチュア卓球選手の見解も踏まえながらごゆっくりとお読みください。
伊藤美誠 卓球を引退?発言とパリ五輪不選出について
伊藤美誠 パリ五輪団体不選出
伊藤美誠選手がパリ五輪の団体に不選出となったのは幾つか理由が考察されますが、
結論から言うと
所が要因として大きいのも挙げられます。
張本美和選手は、兄で全日本王者である張本智和選手からも
とことあるごとに言われており、実際に兄の言葉通り
2024年で16歳になる張本美和選手は、各カテゴリーの大会でも優勝を重ね
U-15、U-19の世界大会では優勝までしています。
東京五輪金メダリストと言う、日本卓球の歴史において前例のない実績を作った
伊藤美誠選手ですが、張本美和選手の実績もまた前例のないものとなっており
実績だけでは正直な所甲乙つけがたいところがありました。
張本美和選手が選出されることについては事前に協会から知らされていたようで、
(世界選手権の選手発表も兼ねており、五輪では落選となるが選出して良いか確認があったとのこと)
張本美和選手の選出については伊藤美誠選手も納得だったようです。
それだけ卓球経験者からしたら張本美和選手って強いんだよ。伊藤美誠選手に負けないくらい。
現在は引退しましたが、現在の卓球界の第一人者でもある水谷隼氏もXでこう語っています。
選考結果はもう覆らないと思いますし、個人競技の特性上チーム競技以上に選出には論争が巻き起こるもの。
パリ五輪では早田ひな選手、平野美宇選手、張本美和選手の3名で金メダルを目指し頑張って欲しいものです。
全日本敗退時に発言した引退の可能性
パリ五輪団体戦の3番手として選出はされませんでしたが、
その前の全日本選手権で敗れてしまい、ポイントで平野美宇選手を上回ることが出来ず
シングルスでの出場が敵わなかった際のインタビューにて
選出されても出るかは、はっきり決まっていない
これで終われない気持ちがあるけれど、終わりたい気持ちもある。
いいところでやめたいから、もうちょっと頑張ります
と、引退を示唆してもおかしくないような発言をされていました。
実際の所は敗戦のショックで心の整理がつかなったが故の発言だと思います。
2024年で24歳ですから、仮に引退となればプレイヤーとして終わるにはまだ早いなという気もしますが、
ご本人が卓球以外の道や、次の道で頑張りたいと思う気持ちがあれば応援したいところです。
恐らくこの1件だけで引退しちゃうようなメンタルではないと思うので、必ず復活されると思います!
ちなみにこの発言が、他の出場を目指している選手に対して配慮のない発言ではないかと
軽くネット界隈で炎上しましたが、この発言だけ切り取っても正直な所ナンセンスとしか思えなくて
これまで伊藤美誠選手が築き上げたキャリアの長い歴史の中のほんの点だけを切り取っただけですから
この件に関しては冷静に捉えた方が良いと思います。
リザーブ辞退発言の真相
パリ五輪の出場メンバーは決まりましたが、4月~5月にかけて
リザーブメンバー(控え)の打診が協会からあるのが通例なようです。
この件に関して伊藤美誠選手は
東京五輪の時は早田選手が支えてくれて私自身も頑張れたが、私はリザーブには向かないかなって思ってます。なので、たぶん行くことはないとおもいます
と発言され、これも軽い炎上騒動となったのでした。
卓球のリザーブは、他のチーム競技のような控えとは存在や役割が違うことは
卓球を競技としてやった方はすぐにイメージがつくと思うのですが
なかなかわかりにくいと思うので気の毒だな…と思って見ていましたが
やはり兄貴分、水谷隼選手がフォローしてくれました。
これからパリ五輪に出場する選手が対戦し、勝って行かないといけない相手、特に中国選手は
伊藤美誠選手とは全く戦術・戦型の違うタイプで、
正直な所伊藤美誠選手がトレーニングパートナーとして最適かと言うと疑問が残るのが現状。
サッカーで言うとポゼッションサッカーをするチームと対戦が決まっているのに、トレーニングマッチで延々とロングボール主体のチームと試合しているようなイメージです。それ、戦術にフィットしてますか?ってなりますよね。
選手として強豪国の相手を倒すことと、リザーブメンバーとして他の選手の実力を底上げし、
更にその選手に強豪国の相手に勝って貰うことは役割が全く異なります。
加えて伊藤美誠選手も現役選手であり、約1か月と言う貴重な時間を削り
更に自分とは異なるプレースタイルでチームの勝利の為にすべてをかけて帯同、となると
選手としてもマイナスな部分が大きいでしょう。
それを過去2大会で経験した早田ひな選手、平野美宇選手だからこそパリ五輪の舞台に立てている、という考え方も出来ますが
それが伊藤美誠選手にも当てはまるかというと断言は出来ません。
実際、卓球の団体戦ってコートでは孤独だけど滅茶苦茶リザーブメンバーのパワーを感じるんだよね…プレイヤーとして強い弱いとは違う所が求められるので、それを「向いてない」と言えた伊藤美誠選手って凄い勇気だと思います。
2028年のロサンゼルス五輪の際はまだ伊藤美誠選手も28歳ですし、
まだまだプレイヤーとしても一線で戦える年齢です。
リザーブを経験しなくても再び日本のエースとして復活出来ると考えています。
これからの伊藤美誠選手の復活劇にも期待したいところですね。
中国でも驚きをもって報道
伊藤美誠選手の人気は日本だけにとどまらず、卓球王国として絶対的な地位を築いている
中国にも及んでおり、沢山の伊藤美誠ファンがいます。
今回のパリ五輪の落選は中国にとっても衝撃的だったようで、各メディアで一斉に報じられました。
伊藤美誠はパリ五輪から完全に遠ざかることになった
前回の混合ダブルス優勝者である伊藤美誠がリストから外れるという、予想外の結果となった
大胆な決断
など総じて驚きを持って報じられており、
中国選手を次々と破り、「大魔王」と恐れられた伊藤美誠選手の落選は
本場でもかなりの反響となったようです。
しかしその伊藤美誠選手を上回った3選手には、今回の決断が間違いではなかったと思わせるような
素晴らしい試合をパリ五輪で魅せて欲しい所です。
伊藤美誠 太ったのが不調の理由? コーチは?
不調の理由
伊藤美誠選手が選考期間中に思うようにポイントが挙げられなかった理由がいくつか考えられ
インタビュー等の話を聞く限り
モチベーションの維持
体調の問題
新しい戦術等の引き出し
が大きな理由ではないかと考えられます。
特に東京五輪で金、銀、銅全てのメダルを獲得し選手としても絶頂期にあった伊藤美誠選手は
そのまま休息や心の整理が出来ないまま次のステージに進んでしまい、周囲から
「次はパリで優勝してね」と否応なく声をかけられたことで
自分自身の心と周囲の期待に乖離があったことを明かしています。
卓球と言う競技は基本的にオールシーズン試合のあるスポーツであり
なかなかまとまった休みがとりにくい競技でもある為
心がパリモードに向かっていない状態にも関わらず、外的な要因で
パリを目指さざるを得なくなった、と言うところも不調の要因として考えられるでしょう。
そこからパリ五輪出場に向けポイント獲得の為にTリーグに参戦したりと
(東京五輪までは参戦していなかった)
不本意なスケジュールや活動を強いられたことが、ストレスに繋がった可能性を否定出来ません。
実際に選考方法については疑義を持たれていたようで、方法について提言されています。
体型の変化が故障に繋がった?
インターネット等を見ていると、伊藤美誠選手が東京五輪時と比べると
最近少しふっくらされたという記事が出てきました。
これが意図的なものなのか、心身の不調によるものなのかはわかりませんが
東京五輪以降は腰痛や肋骨の痛み、風邪等慢性的な身体の不調に苦しんでいたのは事実です。
経験者からすると、ふっくらしたからケガに繋がったと考えるのはやや疑問が残ることで
よりパワーをつける為に、意図的に増量することは決して珍しいことではありません。
特に伊藤美誠選手のプレースタイル的には、前陣で威力あるボールを打つ為に増量することも選択肢としては十分考えられます。
しかし心身の不調から来るものであったとしたら
それによって調子が落ちてしまった、というのも原因としては考えられるかもしれません。
と言うのも卓球という競技で多い故障部位が
腰痛
足首や膝
肩や肘
となっており、増量することで負担が大きくなるのが腰と足首、膝の部位となります。
この辺りはトレーナー等と計画的にやっていたのであれば、大きな故障にはならなかったのではないかと思います。
専任トレーナーが不在
卓球経験者として一番の原因ではないかと考えるのが、専任トレーナーとの決別です。
東京五輪時まで、伊藤美誠選手は専任コーチとして松崎太佑さんと二人三脚で実力UPに励んでいました。
しかし2023年のはじめくらいから、試合でベンチコーチとして松崎太佑さんが座ることがなくなり
ベンチコーチ無しで試合をすることになりました。
これまで松崎太佑さんとは絶対的な関係で、お母様が経営する伊藤美誠選手のマネジメント事務所に
取締役として名前を連ねるほどの結束力でしたが、
2023年の11月30日に取締役から名前が消えています。
これまでのような絶対的な関係ではなくなり、ベンチコーチを置かなくなった理由も
自立したかった
アドバイスに頼らず野生のカンや閃きで勝負したかった
と説明されていますが、経験者からするとこれは悪手ではないかと考えます。
ベンチコーチ無しで良い結果を残した前例が皆無
と言うのも試合の際にベンチコーチを置かない例は過去にもあり
有名な所で言うと過去全日本を6連覇した小山ちれさんがそうでした。
シドニー五輪の際に、小山ちれさんはベンチコーチ無しで戦いましたが
ベスト8入賞は果たしたものの、目標としたメダルには届きませんでした。
この時にベンチに入ってくれなかったことに対し小山ちれさんは不満を漏らしていましたが
やはりベンチに誰かが入ってアドバイスをくれる、ということは試合に於いて大きな意味を持ちます。
特に松崎太佑コーチは何度も対戦相手の試合をビデオで見て、細かい戦術などを立てるタイプの方であった為
伊藤美誠選手にとっては名参謀であったと言えるでしょう。
その方がベンチに入らず、かつ代理も立てない状態で全て自分で考えて
良いパフォーマンスを出す、と言うのはどう考えても無謀なチャレンジであり、
少なくとも五輪でメダルを目指しているのであれば絶対に選んではいけない選択肢だったと思います。
ベンチコーチの難しい問題
ただしベンチコーチをつけるタイミング、というのは一長一短あり
特にホカバ(ホープス、カブ、バンビ ※小学生の部)やカデット(中学生)、ジュニア(高校生)
の世代では個人的にベンチコーチをつけるのは疑義を感じています。
と言うのも、卓球の醍醐味は技術だけでなく戦術やメンタルをも併せて戦う
ネットを挟んだ格闘技のようなものだと思っており
自分自身で試合をしながら相手の弱点を探したり、戦術を替えることも非常に大事だと思うからです。
その幼少期に自分で考えることをせず、ベンチコーチのアドバイスや戦術に従って卓球をやっていたら
短期的に実力が上の相手に戦術で勝ったり、負け試合をひっくり返す等成果は出るかもしれません。
しかし年齢が上がっていくにつれ、自分で考えて試合をしていた選手と
ベンチコーチの方の指示通りにやっていた選手では試合中の思考力にどんどん差が出てきます。
端的に言うと、幼少期から優れたベンチコーチを置くことで伸び悩みが出てきてしまう
問題は根強いと思っています。
それを端的に感じたのは福原愛さんと石川佳純さんでした。
幼少期から天才卓球少女と言われ、有名なコーチの下指導を受けていた福原愛さんは
全国大会等でもベンチコーチのアドバイスを受け、戦術を授かっていたからか
戦術勝ち、逆転勝ちをすることがありましたが
世界選手権や五輪等の舞台で、相手が戦術を変えてきたり
自分の型にハマらない展開になってしまうと、
そこから立て直すのにかなり時間がかかってしまうような印象を受けました。
アマチュアの私が見ていても感じる程、相手が試合中に戦術を変化させて来てもうまく対応出来てないシーンが多かったんですよね。
このことから福原愛選手は戦術的にハマると滅法強い反面、戦術がハマらなかった時の修正に時間がかかり
格上選手を倒すジャイアントキリングを発生させることも多い反面、ランキングが大きく下回っている選手にも取りこぼしたり、逆転負けがありました。
一方の石川佳純選手は、試合中の相手の戦術変化や突発的な作戦変更にも
柔軟に対応している印象で、圧倒的に押し切るような試合展開は少ないものの
着実に自力通りの力を発揮し、安定したプレースタイルで取りこぼしも少ないプレーが特徴でした。
伊藤美誠は福原愛タイプ
プレースタイルや用具の関係からすると
早田ひな選手、平野美宇選手、張本美和選手は石川佳純選手タイプ
伊藤美誠選手は福原愛選手タイプに分類されます。
伊藤美誠選手は爆発力もある反面、取りこぼしも多い。
爆発力がある際は中国選手を次々と破ることも出来ますが
反面ランキングが下の選手に負けてしまうこともあります。
これは伊藤美誠選手が戦術を考えられないから、ではなくてプレースタイルとも関係しています。
伊藤美誠選手や福原愛選手のようなプレースタイルは、
ラリーを出来る限り省略し、速いタイミングで勝負を仕掛ける速攻型に分類されます。
速攻を仕掛ける為にバック面に表ソフトと言うラバーを使用しており
この表ソフトは普通のラバーよりも球離れが早いのが特徴です。
この表ソフトを使って速いピッチで相手を崩してチャンスメイクし、
フォアハンドで強烈な一撃で仕留めるのがセオリーなのですが
デメリットとして相手が球質、タイミングに慣れてしまうと苦戦することが挙げられます。
簡単に言うと調子に大きく左右される上に、ラバーの特性上戦術の幅が狭くなりやすい、というのがポイント。
メリットとしては初見だとどれだけ実力のある相手でも慣れないボールと対峙しないといけない為
ランキングが上の相手でも自分のペースで試合がしにくく、結果波乱が起きやすくなることが挙げられます。
裏を返すと、対戦回数に比例してどんどん勝利の期待値が下がっていくプレイスタイルである
ということ。
福原愛選手や伊藤美誠選手より前の系譜で言うと、岡崎恵子選手や北京五輪に出場した福岡春菜選手が挙げられます。
初見では見たことないようなサーブ、プレースタイルの為、国際大会では強豪選手相手でも
面白いようにサーブが決まったり、勝利することもありましたが
全日本選手権に目を向けると、同様のプレースタイルの選手が複数いたり
国内の大会で何度も対峙していて研究されていることもあってか
この手のタイプはなかなか全日本選手権で安定して勝ち上がったり、良い成績を収めることが難しい傾向にあります。
このタイプは相手が球質やタイミングにピタリと合ってしまうと、戦術の幅がオーソドックスなタイプよりも少ないから展開が読みやすくなってしまうんだよ。
だからこそ、本来であれば幼少期の際はベンチコーチに頼らず自分で相手を分析したり、
戦術を変えてチャレンジする等の癖付けをして
大人になってからベンチに入るコーチと二人三脚で考えながら戦術を修正したりして、
安定して勝てるようなプランで進んでいくべきであったと思います。
伊藤美誠選手のような異質型は特にそうですね。
国内順位=国際順位ではない
伊藤美誠選手が不満を漏らしていた内容の一つに
国内順位=国際順位ではないという趣旨の発言がありました。
ダンが現役をしていた頃の約20年前と比較すると、
現在は相当シェーク裏裏の割合が増えたように思いますが
それでもなお女子選手の中には、
伊藤美誠選手のような異質ラバーを使ったプレースタイルの選手が一定数います。
この異質ラバーを用いた速攻タイプの実力が国内と国外では大きく異なる、と言うことが
伊藤美誠選手の言い分ではないかと勝手に推測しています。
先述したように、異質ラバーを使用したタイプは国内ではあまり成績を残せなくても
海外に出ると珍しい戦型の為、シェーク裏裏の選手が海外に行った場合と比較しても
瞬間風速で勝ちやすくなる傾向はあるように思います。
ただし対策されたり、対戦回数に比例して勝利の期待値は下がっていく戦型の為
安定して勝ち続ける、と言うのはシェーク裏裏タイプと比較しても難しいように思います。
そこを切り取って、国内で結果を出したから国外で結果が出せるとは限らない、という言い分は
やや飛躍しているように個人的には思います。
日本の女子卓球選手の層の厚さは、今や世界最強の中国に並ぼうとするくらい厚く
早田ひな選手や平野美宇選手も毎年安定して全日本で結果を残しているとは言い難いですし
木原美悠選手や長崎美柚選手、今回選ばれた張本美和選手のような
次の世代の若手もどんどん台頭してきています。
つまり滅茶苦茶レベルが高い日本女子の中で、誰をトップ3として代表に選ぶのか?
と言う点で考えると、
そんな群雄割拠の国内で一番安定して成績を出せた人
かつ国外でも安定して勝利が計算出来る人
中国選手を相手に勝利が期待出来る人
となるのはごく自然の流れではないかと考えます。
国内では勝てなかったけど、国外では勝てるから選べ!
という理屈は根拠に乏しい上にリスクが高く、選ぶのに慎重になるのは協会としては当然でしょう。
これらを加味した上での今回の選考と考えると、伊藤美誠選手がポイントでは3位であったものの
張本美和選手が選ばれた理由も十分理解出来る内容です。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
伊藤美誠選手が不選出となってしまったことは残念ではありますが、
プレースタイルや故障等、一つ一つ突き詰めていくと理解出来る内容ではないかと考えます。
パリ五輪では最高の景色を見ることが難しくなってしまいましたが、
次のロサンゼルス五輪は28歳と、選手としてもピークに近い状態でチャンスが残っています。
まずは心身の不調を万全にし、世界卓球選手権での活躍、そしてそれ以後の大会で
再び大魔王として暴れ回る伊藤美誠選手を応援しましょう!
コメント
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[…] と言うのも、以前伊藤美誠選手の記事でも紹介したように卓球には様々な戦型が存在し、 […]