ABEMA地域対抗戦 関東A VS 中国四国 結果 

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対決のイラスト

3/2のABEMAトーナメント 地域対抗戦Aリーグの1位決定戦にて

関東Aチームと中国四国チームが対戦し、中国四国チームが5勝4敗にて勝利しました。

前回関東Aチームは関西Aチームに勝利し、中国四国チームは北海道東北チームに勝利していました。

勝利した中国四国チームはAリーグを1位で突破し、

関東Aチームは2位通過を懸けて北海道東北チームと次戦を戦います。

フルセットに渡る対決はどのような結果だったのでしょうか。

詳細を解説していきます。

目次

ABEMA地域対抗戦のルールおさらい

スタートライン

地域を八つのチームに分け、選抜された棋士が出場

まず最初にABEMA地域対抗戦のルールについてですが

地域ごとに8つのチームに分け、予選Aリーグ、予選Bリーグに各4チームずつ振り分けられます。

各リーグ2位までが決勝トーナメントに出場出来ることになっており、

1敗しても2位決定戦が行われる為厳密にはリーグ戦に近い様相となっています。

各チームへはエントリー制となっており

自身の出身地や幼少期を過ごした地域

奨励会時代に過ごした地域

個人的に普及活動等で訪れた思い入れのある地域

 

等を軸に8つのチームを選んで棋士がエントリーという形になっています。

1/6放送のドラフト会議にて、出場する選手については決定しておりますので

詳しくはこちらの記事を参照ください。

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采配含めた戦略が必要となりそう

今回のルールは先に5勝したチームの勝利となっており

先発棋士3人で対局→3敗、4敗時に控えメンバーの入れ替え可能

と言うルールになっています。

これまでのABEMAルールとは異なるレギュレーションとなっている為

3敗以降どの棋士を出場させるのかは各チームの監督の采配が重要になってきそうです。

ABEMA地域対抗戦 関東A VS 中国四国

トーナメントのイラスト

5勝4敗で中国四国チームの勝利

3/2に放映された、ABEMA地域対抗戦 予選Aリーグ1位決定戦

関東Aチームと中国四国チームの対局5勝4敗で中国四国チームの勝利となりました。

星取表は以下となります。

先発メンバー

それぞれのチームの先発メンバーは以下となりました。

関東A…木村一基先生、近藤誠也先生、石井健太郎先生

中国四国…黒田尭之先生菅井竜也先生藤本渚先生

フルセットまで持ち込む大乱戦 星取りのバランスが良かった

ABEMA地域対抗戦の特徴として、各チームのエース棋士が勝つと

そのまま勢いに乗って勝ち星を重ね、一気に流れを持っていく…と言う流れになりがちだったのですが

今回の関東Aと中国四国チームの対局は星取りが上手くバラけました。

チームワークの写真

 

関東Aチームは4人で1勝ずつの計4勝。

中国四国チームはエース菅井竜也先生が3勝を挙げたものの、残りの2勝を

藤本渚先生、そして山崎隆之先生が1勝ずつ稼ぎました。

しかも両監督もそれぞれ1勝ずつ挙げるという

今までの地域対抗戦の中で一番勝ち星のバランスが取れた対局となりました。

ダン

これぞチーム戦!って感じの対局でしたね。

先日の世界卓球団体戦2024もそうでしたが、

やはりみんなで力を合わせて白星を積み重ねていく、というコンセプトの方が

競技関係なく団体戦として盛り上がるのは間違いなさそうですね。

未出場棋士がゼロ

第二局目と言うこともあり、第一局で出番のなかった

関東Aチームの木村一基先生、近藤誠也先生、石井健太郎先生が先発メンバーとなり出場

中国四国チームの黒田尭之先生も先発メンバーとなり、しかも監督の山崎隆之先生も出場と

未出場の棋士がゼロという結果になりました。

どの棋士にも必ずファンの先生がいらっしゃるので、勝利を目指すのは勿論ですが

しっかり出場の機会を作ってくれた羽生善治監督と、山崎隆之監督には感謝です。

土壇場で出た「代打オレ」

関東Aチームが3勝4敗となり、いよいよ後がなくなったタイミングで

関西Aチームとの対局で怒涛の4連勝を飾った羽生善治監督が

「代打オレ」と言わんばかりにシンガリとして出場され

中国四国チームの監督である山崎隆之先生との監督対決にも勝利。

フルセットまで持ち込むことに成功しました。

代打のフリー写真

 

残念ながらビクトリーマッチとなった第九局目は、中国四国チームのエースである

菅井竜也先生に敗れてしまったものの、チームの危機に自ら出陣し

しっかり勝利を挙げ、最終局まで望みを繋ぐことが出来る監督は羽生善治先生くらいのものでしょう。

ダン

羽生善治が羽生善治たる所以です。他の先生方も素晴らしいんですが、ちょっと羽生善治先生は役者が違いすぎて…

残念ながら関東Aチームは敗れてしまいましたが、まだAリーグ2位通過の可能性を残しています。

次の北海道東北チームとの対決で是非とも勝利し、決勝リーグへの進出を目指して欲しいですね!

ABEMA地域対抗戦 関東A 中国四国 PVと控室の様子

PVの画像

関東Aは解説のプロが参戦

関東AのPV会場は前回同様阿久津主税先生、そして本田小百合先生に塚田泰明先生と

万全の布陣でPV会場を盛り上げました。

更に佐々木勇気先生の師匠であり名伯楽の石田和雄先生も参戦し、盤石の布陣で関東Aチームを盛り立てます。

 

更に藤本渚先生が佐々木勇気先生との対局で、塚田泰明先生の編み出した定跡

塚田スペシャルを披露したことで大盛り上がりに。

※ちなみに調べた所塚田スペシャルは1986年に誕生している為、約38年前の戦法でした。

藤本渚先生はまだお生まれになられていない時の定跡を採用、ロマンがありますねぇ。

そして自らの定跡を自らで解説すると言う、滅茶苦茶斬新なPV会場となりました。

中国四国はしゃもじと歌で対抗

中国四国チームは糸谷哲郎先生のお父様がご用意された必勝しゃもじと

菅井竜也先生の兄貴分である今泉健司先生が歌で会場を盛り上げます。

今泉健司先生に徳田拳士先生、そして島井咲緒里先生とこちらも関東Aチームに負けじと豪華な布陣となりました。

ダン

ちなみにしゃもじは中国四国チームの対局室にもおいてあったよ!広島と必勝しゃもじは、勝負事では欠かせませんね。

更に、今回は出番がありませんでしたが糸谷哲郎先生もXにて裏話をしてくださいました。

お菓子はやはり棋士の先生方も召し上がられているようですね…

ただし、コメントにもありましたがお菓子が何か映像的な所でわかりにくいようでしたので

見せ方を工夫する余地があれば、各地方のお菓子メーカーさんも

宣伝効果を考え積極的に提供して下さるのではないかと思いました。

確実に場慣れしてきている

棋士の先生、PVの先生両方に言えることですが

地域対抗戦もそれぞれ2対局目と言うこともあり、棋士の先生方も

場慣れしてきている様子が手に取るように伝わってきましたね。

積み上げるイラスト

 

それは控室の楽しそうな雰囲気であったり、コメントであったり、PV会場の盛り上げ方であったり…

普段は一人盤面で向き合うことが多い棋士の先生も

団体戦と言うこれまであまり経験のない体験をしていくことで

将棋の面白さや魅力を発信して下さるだけでなく、実は先生方も新しい楽しみ方を学んでいるのではないか

そんなことを地域対抗戦を見るたびに感じます。

ダン

楽しそうに控室で話してたり、難解な局面を一緒に頭抱えて考えたりとなかなか味わえない経験と言うか、将棋の1局にこんなに沢山の人が参加して没入するって凄く新鮮で良いことだと思うんですよね。

地域対抗戦はこれからも新しいコンテンツとして是非継続して欲しいなぁと思っています。

まとめ

最後までお読み下さりありがとうございました。

勝った中国四国チームはAリーグを1位で突破し、Bリーグの2位と対局を

敗れた関東Aチームも、Aリーグ2位通過を懸けて北海道東北チームと対局します。

今回は中国四国チームの勝利となりましたが、まだ双方のチーム対局は続きますし

関東Aチームも再び勝ち上がり、決勝リーグでも勝ち進んで是非とも中国四国チームへのリベンジを

そして中国四国チームはAリーグ首位として、優勝を目指し

更なる活躍に期待したいですね。

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