ストレングスファインダー 最上志向の特徴・適職

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ストレングスファインダー 最上志向の特徴・適職

ストレングスファインダーをやってみたら最上思考って結果が出たけどよくわからない

最上志向を持ってる人の適職は何?

最上志向を持ってる人は具体的にどんな人?

今この記事を読んで頂いている方は、

きっとストレングスファインダーを実施され、その結果の中に

最上志向と言う特性が入っていた方か

部下や上司の強みに最上思考が入っていて、

どう接していけば良いかわからない人

でしょう。

今回の記事を読んで頂くことにより

最上志向持ちの特性について理解が出来る

最上志向持ちの適職がわかる

最上志向持ちとの付き合い方がわかる

ようになります。

それではどうぞ最後までごゆっくりとお読みください。

目次

最上志向持ちの特徴

最上志向とは

最上志向とは、優れたものをさらに優れたものにすることに

喜びを感じる人のことを指します。

すでに優れたものや成功しているものを、

より優れたものにしていこうとする力を持っている人です。

最上志向の人は自分や他人が持っている強みや成功体験を活かし、

更なる成果やパフォーマンスを引き出すことに興味を持ちます。

最上志向をより強烈に煮詰めた概念が、トヨタの「カイゼン」でしょう。

今あるものを更に良くしていく精神。

日本人には馴染みのあるメンタリティですね。

実は日本人には多い!?最上志向

ストレングスファインダーを提供している

ギャラップ社の結果によると、

日本人の結果の中で一番多く見られたのがこの最上志向だそうです。

ストレングスファインダーの結果へ

(※DownloadボタンでPDFデータにて結果を入手出来ます)

これが実際の結果の一部なのですが、

母数709,906件に対し、最上志向(Maxmizer)は231,335件と約32,59%。

日本人の約3分の1が上位5つの強みの中のどこかに

最上志向を持ち合わせているということです。

今あるものをよりよくしようという考えは日本人の根底にあるメンタリティなのかもしれませんね。

最上志向持ちの特徴

最上志向を持っている人の言動として、以下のものが特徴として挙げられます。

質の高いものや優れたものにこだわる

他人や自分自身が持つ才能や強みを見つけ出し、最大限に活用する

他人にも質の高いものを求め、それを引き出すような指導や指示を行う

失敗や弱点にこだわらず、成功にフォーカスし、成功体験を次に活かすために努力する

つまり、

強みを更に伸ばしていこうということ

志高く、良いものをどこまでも追及していくこと

が根底にある考え方ということになります。

強みを活かし、高いレベルのものを目指していくメンタリティですから

減点方式や横並びの考えって、本来日本人には馴染にくいってことですよね。

バブルの頃に加点主義で、成果主義を導入している企業ばっかりだったら

もしかしたら全然違う日本が出来上がっていたのかもしれません。

最上志向の適職は?

最上志向持ちの適職

最上志向という考え方を持っている人が向いている職業ですが

人の強みを見つけ伸ばしていくトレーナー・指導者

マネジメントを伴う仕事

品質管理や課題改善に関する仕事

あたりがすぐに思い浮かぶ仕事として挙げられます。

人の強みを見つけ、それを伸ばしていく仕事で代表的なのが

先日WBCで日本代表を優勝に導いた栗山英樹監督でしょう。

昔のように根性論や欠点指摘主義のようなスパルタ教育で

選手を鍛え上げるようなことはせずに

相手の能力を信頼し、任せて、能力を引き出していくようなタイプ。

これは最上志向を持っている人の根底にある考え方と通ずる部分があります。

今や世界一のプロ野球選手と言っても過言ではない大谷翔平選手も

日本のドラフトから北海道日本ハムファイターズに入団した時の監督は栗山英樹さんでした。

そして、入団交渉にあたり日本ハムファイターズが使用した資料を見ても

最上志向のエッセンスがふんだんに使われていることがわかります。

当時の資料はこちらから

また、冒頭でも紹介したトヨタのカイゼン文化のような

直面した課題を解決していくような仕事や

品質向上の為に努力が必要な仕事等も最上思考の強みを大いに発揮出来ると言えそうです。

具体的には

ビジネスコンサルタントやアドバイザー(特に伴走型)、品質管理・開発、エンジニア

等が挙げられると言えそうです。

盲点!?こんな仕事も向いていると考える

最上志向は高い志を持ち、それを達成する為に努力するのが得意ですから

目標を達成する為に努力する営業職

販売戦略を考えるマーケター

あたりともかなり相性が良いのではないかと考えます。

そして、他のどのサイトでもうたっていなかったのですが

最上志向持ちの人に自信を持ってオススメ出来る仕事があります。

それは

経営者・起業家

です。

理由はめちゃくちゃ簡単で、

経営者や起業家として成功する為には高い志が必要であるということ

そして、ビジネスを成長させる為には強みを徹底的に磨き

その掛け合わせで規模を大きくしていくという考えが根底にあることが不可欠

と言う観点からです。

最上志向持ちの人は間違いなくこの素養を持ち合わせていますから、

選択肢として経営者・起業家というのも是非選択肢に入れて欲しいなぁと思っています。

失敗や弱点よりも強みや成功が評価される世界へ

最上志向持ちの人とカルチャーがフィットするのは

減点式ではなく加点式

評論ではなく実業

結果よりもプロセス

という価値観で動いている会社でしょう。

成功することよりも失敗しないことを重視するような文化

本業よりも社内政治に忙しい会社

アラを探すような文化が根強い会社

だと最上志向の強みを100%発揮することは難しいでしょう。

最上志向持ちが気を付けること

小言が言える人を少人数周辺に配置しよう

最上志向の良さは志高く強みを伸ばして良いものを創造する、という点にありますが

裏を返すと、意識して弱みに向き合う習慣がないと弱みが克服されない

失敗ありきで力任せにやってしまい、リスク管理がおろそかになる

等が出てしまうことがあります。

そんなところをきちんとカバーしてくれる人(≒最上志向が強みでない人)を、

少人数で良いので周辺に配置しましょう。

その人達は、最上志向を持っている人とは違う視点を持って物事を見てくれます。

わかりやすく言うと、口うるさいおかんポジションですね。

ノリと勢いで遊びに行こうとしたときに

アンタ、宿題はちゃんとやったのっ!?って

言ってくれる人。

うるせーなぁ帰ってきてからやるよ、と心の中で思いながら

現実をちゃんと突き付けられているわけですよね。

ここのキモは「少人数」であること。

美味しいアンコを作る為には、甘みを引き締める為に少量の塩が必要です。

原理原則はそれと同じ。

塩がアンコを差し置いて出しゃばってくるような環境でも、最上志向の良さは発揮しにくくなります。

最上志向の良さを100%出す為に、小言を言って至らない点や現実を直視させてくれる存在は

最上志向を持っている人にとっては長所を伸ばすことと同じくらい大切なことです。

弱みにきちんと向き合うこと

高い志を持って目標に向かい、強みを伸ばしていくことはとても大事で

ほかっておいてもズンズン進んでいくのが最上志向持ちの強みでしょう。

それはそれで是非継続していって欲しいのですが、同様に

自分の弱みに、自分から積極的に向き合うことを大切にしてください。

疑問の人

えーそんなこと言われなくても、ちゃんと向き合ってるよ

と思った最上志向持ちのアナタ、甘いです。

最上志向を持ってない人からしたら、全く向き合ってないレベルです。

ちゃんと向き合ってるよの10倍くらい、弱みに向き合ってちょうどいいくらいです。

苦痛に感じられるかもしれませんが、これも美味しいアンコを作る為の塩と理屈は一緒。

得意なことを伸ばすことは確かに大切ですが、ほんの少しずつでも良いので

弱みも克服していく努力をしていかないと

強みが頭打ちになった際、弱みの克服に膨大な時間がかかってしまい

結果成長が鈍化してしまう、停滞してしまうことになりかねません。

強みが強みでなくなってしまうことは、最上志向持ちにとっては死活問題です。

いつまでも強みを強みとして持ち続ける為に

ボトルネックになりうる弱みについてもしっかり向き合い、克服しようとする

姿勢は必ず持ち続けましょう。

新しいものにチャレンジしよう

強みがハッキリしていたり、目標が明確になっていると

達成の為に努力したり、改善するパワーは凄まじいものがありますが

それ以外にもアナタの強みは眠っているかもしれないよ、という点は

心のどこかに留めておきたいものです。

先ほどの弱点克服と通ずる部分もあるのですが

自分が得意、強みだと思っていない分野でも

やってみたら実は強みになりうる分野、ということはよくあります。

そんなお宝が眠っている可能性があるにも関わらず

自分の強みはそこではない、と突っぱねてしまったら

機会損失になりかねませんよね。

何か新しいことに取り組むことは、非効率ではなくて

更に新しい強みを見つける為の「種まき」活動と一緒です。

手を動かし、頭を動かしてみて、一定期間の成果が芳しくなかったら

スパッと辞めればよいだけ。

やってもいないのにアタマだけで判断し、自分の可能性に自分でフタをしないように気をつけましょう。

まとめ

ストレングスファインダーの最上志向に関する記事、いかがだったでしょうか。

ご自身が最上志向をお持ちの場合は、記事の内容をしっかり理解してアウトプットすること

そして同僚や社内の人が最上思考をお持ちの場合は、どのように支援すればよいのか

ご理解頂けたことと思います。

特に最上志向を支援される場合は、口うるさいオカン役がどうしても必要です。

いわゆる煙たがられ役になるので、

支援する側は損する立ち回りになってしまうかもしれませんが

最上志向を強みに持つ人は、それを補って余りあるくらいパワフルで志が高く

支援される場合は最上志向の良さも是非学んで貰えるとWin-Winではないでしょうか。

また、内省を合わせて強みに持っている方は

是非内省に関する記事も合わせてお読みください。

→内省の適職と仕事に活かす方法を考える

これからも最上志向を活かしてビジネスに取り組まれるアナタを

全力で応援します。

ダン

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