ABEMA地域対抗戦 伊藤匠5勝 古森悠太4勝 若手が躍動 関東BVS関西B 

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対決のイラスト

2/24のABEMAトーナメント 地域対抗戦にて

関東Bチームと関西Bチームた対戦し、関東Bチームが5勝4敗にて勝利しました。

優勝候補筆頭の呼び声高かった関東Bチームですが、予選第一局で

勢いに乗る九州チームに敗れ、波乱のスタートとなりました。

一方の関西Bチームは、絶対王者率いる藤井聡太先生率いる中部チームと対戦。

幸先よく1勝を挙げたものの、そこからは絶対王者が立ちふさがり、5連敗にて

押し切られてしまいました。

関東Bチームの勝利となったこの対局、一体どのようなドラマがあったのでしょうか。

詳しく解説していきたいと思います。

目次

ABEMA地域対抗戦のルールおさらい

スタートライン

地域を八つのチームに分け、選抜された棋士が出場

まず最初にABEMA地域対抗戦のルールについてですが

地域ごとに8つのチームに分け、予選Aリーグ、予選Bリーグに各4チームずつ振り分けられます。

各リーグ2位までが決勝トーナメントに出場出来ることになっており、

1敗しても2位決定戦が行われる為厳密にはリーグ戦に近い様相となっています。

各チームへはエントリー制となっており

自身の出身地や幼少期を過ごした地域

奨励会時代に過ごした地域

個人的に普及活動等で訪れた思い入れのある地域

 

等を軸に8つのチームを選んで棋士がエントリーという形になっています。

1/6放送のドラフト会議にて、出場する選手については決定しておりますので

詳しくはこちらの記事を参照ください。

采配含めた戦略が必要となりそう

今回のルールは先に5勝したチームの勝利となっており

先発棋士3人で対局→3敗、4敗時に控えメンバーの入れ替え可能

と言うルールになっています。

これまでのABEMAルールとは異なるレギュレーションとなっている為

3敗以降どの棋士を出場させるのかは各チームの監督の采配が重要になってきそうです。

ABEMA地域対抗戦 関東B VS 関西Bの結果

トーナメントのイラスト

5勝4敗で関東Bチームの勝利

2/24のABEMAにて、関東Bチームと関西Bチームの対局がありました。

5勝4敗で関東Bチームの勝利となり、関東Bチームは

3/2に対局する中部チームと九州チームの敗者と、Bグループ2位の椅子を懸けて対局することになります。

星取表はこんな感じになります。

 

先発隊は

関東B 増田康宏先生伊藤匠先生永瀬拓矢先生

関西B 古森悠太先生、大橋貴洸先生、大橋直嗣先生

双方若きエースが躍動

関東Bチームと関西Bチームの戦いは5対4のフルセットにもつれ込む接戦でしたが

関東Bチームの5勝を伊藤匠先生、

関西Bチームの4勝を小森悠太先生が挙げるという展開となりました。

ダン

前回の関東Aと北海道東北チームの対局のような展開に…

 

現在の対局レギュレーションによる対局の傾向を見てみると

特定の棋士が3勝以上するケースが全ての対局で起こっており

如何に勢いに乗った棋士が星をゴッソリ持っていくか、というゲームになっています。

強豪棋士が苦戦した対局

今回の対局では伊藤匠先生、小森悠太先生が大活躍され

全ての勝ち星を二人で挙げられたという健闘ぶりでしたが

実力者揃いの関東Bチームは永瀬拓矢先生、増田康宏先生

そして関西Bチームの斎藤慎太郎先生が1勝も挙げることが出来ないという

結果に終わりました。

A級レベルの実力がある棋士の方でも、フィッシャールールという普段とは違うルール

そして勝ち星を重ね、勢いに乗る棋士から勝利することは

決して簡単ではないことを改めて感じさせる結果となりました。

エースとの直接対決の差がそのまま勝ち負けに

そして伊藤匠先生と古森悠太先生のポイントゲッター同士の対局が

9局中3局あり、ここで伊藤匠先生から見て2勝1敗と勝ち越した分が

そのままチームの勝利に繋がることになりました。

ダン

ただ古森悠太先生も4勝してるから流石に攻められないよね…

ABEMA地域対抗戦 関東B 関西B PVと控室の様子

PVの画像

関東BのPVは聞き手・解説のエースが登場

毎回恒例となっているPVですが、今回関東BチームのPV会場は咸宜苑さんで行われており

関東Bチームの対局がない際も、セルフPVという形で対局を放映しており

元奨励会員の古田龍生さんが解説を行う等

チーム関係なく今回の地域対抗戦を盛り上げて下さる場所となっています。

今回のPVは聞き手のスーパーエースにして渡辺明監督天敵 旧知の仲である竹部さゆり先生

そして麻雀との二刀流で活躍される鈴木大介先生、渡辺和史先生が務められました。

そしてなんとサプライズで監督の渡辺明監督も参戦されたようで、更に盛り上がりを見せたようですね。

恐らく今回のPVで一番盛り上がった回ではないかと思う程の熱気が画面越しでも伝わってきました。

大盤解説という文化がこれまでありましたが、少しずつPVと言う文化も将棋界は取り入れて

また新たな楽しみ方として定着していきそうですね。

関西Bも負けずと応援団長と看板娘で対抗

一方の関西Bチームも、魔術師福崎文吾先生に阪口悟先生、

そして看板娘の佐々木海法先生の豪華メンバーで対抗、関東Bに負けないくらい会場を盛り上げていました。

棋士の先生のキャラクターによって、大盤解説・中継・PVと

強みを活かした解説の場が出てきても面白そうだなと感じた今回のPVでした。

ダン

お酒がある程度飲めて、ガヤれる先生はPV用の聞き手・解説として今後結構重宝されるかも…

 

更に関東Bチームに負けじと、対局で大活躍した古森悠太先生もPV会場に駆け付けたようで

高槻のプリンスが、放送もPVも大いに盛り上げて下さる形となりました。

今回も控室は名産品がズラリ

今回もやはり他の対局同様各チームの控室には

各地方の名産品がズラリと並べられており、そしてゆるキャラの人形も飾られていました。

名物のイラスト

それらに囲まれながら、名産品・名菓を口にしつつ、監督の下対局をジッと見つめる、というのは

ABEMA地域対抗戦のテンプレートになってきているような気がします。

ダン

地域の名産品をPR出来て、地域にゆかりのある棋士の先生に召し上がって頂く、というのはそれだけでPR効果凄そうです。

 

タイトル戦での将棋めしやおやつがクローズアップされがちですが、

このような地域対抗戦でも用いられた特産品や名菓などの知名度が上がり

将棋ファンに購入されるようになれば地域創生×将棋という

新しい効果を生み出すことも出来そうですね。

まとめ

今回勝利した関東Bチームは、3/2放送の中部チームVS九州チームの敗者と2位通過を懸けて対局となります。

敗れてしまった関西Bチームは残念ながらここで敗退となってしまいましたが

優勝候補相手にフルセットと大健闘され、しかも若手棋士の古森悠太先生がエースとして

大車輪の活躍で沢山の見せ場を作ってくれました。

引き続きABEMA地域対抗戦を全力で観戦しましょう!

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